Cannondale CAAD13と思われる車体の新たな写真が流出していました。3月に下の記事でスルーアクスル・ディスクブレーキバージョンのフレーム写真を紹介しましたが、今回はリムブレーキ版の完成車写真です(※これが本当にCAAD13かどうか真偽は不明です。写真の流出元も不明)。
Cannondale CAAD13 Discの画像が流出。これは本物か? との声
台湾の台北で現在サイクルショーが開催されていますが、そこで撮影されたCannondale CAAD13 Discとされるフレームの写真が話題を呼んでいます。
Cannondale CAAD13 リムブレーキバージョンの新たな写真
以下、Redditのコメントから主だったところを抜粋します。
- ありがとう。嫌いだよ
- これがただの悪いフェイクだと良いんだが… 黒いラインが揃ってさえいないじゃないか
- 説得力がない。本物だとは思えないな
- これが本物ならローエンドモデルだと思う
- これは本当に好きじゃないな。むかしのCAADモデルのクラシックなラインが好きなんだけどこれは少しジェネリックな感じに見える
- ドロップシートステイとスローピングトップチューブが主流になりすぎていると思う。思いつくだけでもBMC, Canyon, Pinarelloがこうだし、大部分のエアロバイクがこういう形状だ。CAADは伝統的な見た目のフレームとして希少なもののひとつだったと思う
- CAAD12やCAAD10に比べるとこれはひどく醜い。リアブレーキのプル・アングルを見ると扱いにものすごく苦労しそうだ。どんな乗り味になるのかは気になるけれどね、CAAD10とCAAD12のあいだの快適さの違いはものすごいから
- フロントアウターの取り回しも大変そうだ、フレームのペイントがガッツリ落ちてしまう
- ダウンチューブのシフトケーブル・ルーティングの上はなぜああするんだろう? あそこは負担のかからないところだからという理由で穴をあけたほうが軽いのかな?
- これがSpecialized Allez Sprint(たぶんいま売っている最高のアルミレースバイク)よりもどう優れているのか想像できない。Allezに似ているけれどエアロ性能はより少なそうだ
- Allez Sprintではなくこれを買う人なんているのかい。少なくともCAAD12にはオリジナリティがあった
- 13のロゴは上下逆になるのかな?
- キャノンデールはなぜCAADシリーズが支持されてきたのかを全く理解していない
- ウォルマートで売っている自転車みたいだ。あの強者CAADもずいぶん落ちぶれたものだ
- なぜみんなひどいことを言うのかわからないよ、カッコいいバイクだと思うよ
外観についてはネガティブな意見が目立ちます。これまでのCAADシリーズとは全く異なるコンセプトに見えるデザインで、しかもコメントにあるようにドロップシートステイが最近のトレンドを追っていてCAADらしくない感じはします。相当高剛性に振ったモデルのように見えます。
またシフトケーブルとリアブレーキ・アウターの取り回しが疑問視されています。そういえばCAAD10の後期型もアウターケーブルについては苦労する、とPHILLYさんが記事で書かれていたばかり。
Cannondale CAAD10 キャノンデールが放つ問題児
過去に何度かレビューに登場させましたが、かつてトレックのマドンに乗っていた時期がありました。 性能面では特に不満も無く良いバイクだったのですが、何というか「これじゃない感」があったのです。主に見た目。 僕は元々ホリゾンタルフレームが好きで、...
この写真自体本物かどうかはまだわかりませんが、完全なフェイクではないような気もします。個人的にはCAADではない新製品ではないか、という気もしますがどうでしょう。
キャノンデールのニュータイプのロゴ
これはCAAD13ではないですが、インスタグラムのridecannondaleが新しいキャノンデールロゴの車体を紹介しています。数ヶ月前から登場していたと思いますが、EFエデュケーションファースト・プロサイクリング使用バイクでしょうか。
ヘルヴェティカ(Helvetica)っぽいロゴタイプでクラシックな雰囲気があり、インスタのコメント欄を見るとこちらは結構人気です。