昨日下の記事で紹介したZwiftのステアリング機能について詳細情報が入ってきました。結論から言うと専用のデバイスは必要なく、誰でも今月中に使えるようになる模様です!
詳細はBIKERUMORやBicycle Retailerが報じています。
参考 Zwift goes off-road, uses your smartphone to add in-game steering trial
参考 At Eurobike, Wahoo, Stages and others show smart stationary bikes as indoor craze accelerates (virtually)
ステアリングの検知にはスマホの加速度センサーを利用
ステアリングの検知にはスマートフォンの加速度センサーが利用されます。よってZwiftのスマートフォン用アプリ”Zwift Companion”の使用が必須となります。
昨日の記事を書いていた時点ではホイール下に置いたデバイスが回転することで検知するのかなと想像していたのですが、専用器具は不要であることが判明。これは朗報ですね。
今月末までにZwiftの”Watopia”内の”Titan’s Grove“から分岐する新たなオフロード区間が設けられ、その場所にやってくると画面上にハンドルのキャリブレーションを求めるダイアローグが出るようです。ここでハンドルバーをセンタリングしてから走行。
シングルトラックの区間は2マイル(約3.6km)と長くはないですが、試験運用的な面があるらしく、ここを走り終えるとステアリング操作がうまく行ったかどうか、Zwift内でのステアリング操作に興味があるか等を尋ねる画面が出るそうです。これらのフィードバックが今後の開発の参考にされます。
セクションを好成績でクリアするとMTBとMTBホイールが手に入る
この新しいコースのモデルとなっているのはイギリスの次のUCIロード世界選手権コースらしいのですが、シングルトラック区間を12:30以内にスコア100%の好成績で完走すると、Zwift内で使えるMTBとMTBホイールがアンロックされて使えるようになります。ついにZwift内にMTBワールドの登場です。これはますますエンターテイメント性が高まりますね。楽しくトレーニングできます。
Wahoo KICKR CLIMBとの併用は?
というわけでハンドルを左右に動かせるのであれば誰でもZwiftでハンドル操作が可能に! ただ、Wahooの斜度再現装置・KICKR CLIMBを使用している方はこの機能、使えるのかな?
と心配していたところ、実際にKICKR CLIMBを愛用されているなどかずさんに情報をいただきました。
KICKER CLIMBの設置面は緩くカーブしているので、ステアリングを左右に動かすことは可能です。ただ、体重をかけつつクイックに、という動作は苦手かも。ターンテーブル的なオプションが欲しいところです。
— などかず (@nadokazu) September 6, 2019
KICKER CLIMBの設置面は緩くカーブしているので、ステアリングを左右に動かすことは可能です。ただ、体重をかけつつクイックに、という動作は苦手かも。ターンテーブル的なオプションが欲しいところです。
ということは、とりあえず使えることは使えるようです!
Wahoo KICKR BIKEのようなスマートバイクにも対応予定
そしてこのステアリング機能ですが、下の記事で紹介したWahoo KICKR BIKEでも使えるようになるそうです。KICKR BIKEの商品説明にはステアリングに関する記述がなかったので一体どうなるのか気になっていたのですが、これで疑問解消です。
KICKR BIKEのようなスマートバイクは今回のEUROBIKE 2019で4iiiiも”StagesBike”という製品を発表しており、そちらにも対応するそうです。