スマートトレーナーでZwiftをやるようになってから2ヶ月弱になりますが、これははじめてみて良かったなぁと思ってます。Wahoo Kickrや防振グッズなどで初期投資に20万円ほどかかり、決して安い買い物ではなかったのですが、過去に使ってきたどのローラー台よりも使用頻度が増えそうです。
梅雨に活躍。猛暑で活躍。ライド量は倍以上に
ちょうど梅雨の終わりの頃にはじめたZwiftですが、梅雨明けには乗らなくなるんだろうなと思っていたところこの猛暑です。週末は外で乗りますが、平日は夜に30分〜90分、だいたい毎日Zwiftをやるようになりました。30分でも高いワット数で走れば汗びっしょりでかなり疲れます。テンポの強度で60〜90分乗るのも楽しい。
ただ毎日1時間も乗ると翌日眠くなったりするのでやりすぎには注意が必要ですね。ブログ記事を書く時間もなくなってしまいます。90分乗った時は、翌日はお休みです。
週末のライド時間をあわせると、毎月のライド時間・走行距離は倍以上になっています。おかげで体調も良く、体重もどんどん減っていきます(そして腹が減る…)。
お気に入りはWatopiaの”Sand and Sequoias”
好きでよく走るワールドは”Watopia”が多くなりました。ZwiftにどんなコースがあるかはZwift超入門Q&A!初心者の疑問を経験者にぶつけてみたという記事が詳しいので、そちらをお読みいただくとして、この”Watopia”というのは完全に架空の、フィクション性が最も高いワールドです。
すべてのワールドの様々なコースを走っていますが、私は”Watopia”がいまいちばん好きかもしれません。特に最近は前半が”Fuego Flats”を含む砂漠のコース、後半が”Titans Grove”という森の中を走るコースが含まれる”Sand and Sequoias”というルートです(Sequoia=セコイア属の常緑針葉樹のこと)。
Titans Grove
この中には最近新たに登場した”Titans Grove”というコースが含まれています。これがいい感じのゆるやかなアップダウンとカーブがある、走っていて楽しい道なんですよ。スクリーンショットを撮った時は夜でしたが、最初は霧の多い幽玄とした雰囲気です。
この道、しばらく走っていると恐竜が出てくるんですよ。大きいのから小さいのまで、何種類かの恐竜が登場します。空を飛ぶやつもいます。見ていてなかなか飽きません。
とにかく細かいアップダウンとターンが気持ち良い道で、何度も走っていると「ここは急坂だけどすぐ終わるからハイギアのまま突っ込もう」などと効率的に走る方法がわかってきます。私はレースをやりませんが、タイム短縮にはやはりコースを熟知するのが大切だなとひしひしと感じます。
タイタンズ・グラブを過ぎると、まるで東京の奥多摩から武蔵五日市方面に下っているような杉林のような下り坂があらわれ、その先に海が見えたりします。とても気持ち良いです。
Zwiftの通信エラーがなくなった
Zwiftのライド中にトレーナーからデータが送信されなくなる問題の解決法という記事で詳しく書いたのですが、「ライド中にスピードとワットがゼロになってアバターが動かなくなる」という症状を経験しました。
しかしその記事で書いたように、iOS版のZwift CompanionアプリですべてのセンサーからBluetoothで信号を受け取り、アプリからMacに信号を送る、という方法に変えたところ、そのエラーはまったく出なくなりました。おかげでライドを中断されることなく楽しめています。
Zwiftの中の人も気付いていないような様々な通信エラーがたぶん存在するのだと思いますが、スマートトレーナーも機種がたくさんあるし、ユーザーごとの通信環境も様々なのでテクニカルサポートはかなり大変だろうなと思います。
いまのところZwiftは月額1500円。個人的には十分安いサービスであると感じています。安いにこしたことはないですが、2000円になっても不満はないです。
バーチャルサイクリングやZwiftに興味があるんだけど、スマートトレーナーは高いしなぁ、と思っている方も多いと思います。私が使っているのはWahoo KICKRというモデルですが(紹介記事)、KICKRやTacx Neoのようなフラッグシップモデルでなくとも、Zwiftに連動して負荷が変わってくれるダイレクトドライブのモデルならもっと安いモデルでも楽しめると思います。
現状私はWahoo KICKRに満足していますが、走行性能だけを考えればKICKR COREでも良かったのかもしれない、とも思います。
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