久々に雨の中をブロンプトンで走った(走るはめになった)のですが、Sバッグのレインカバーを久しぶりに使いました。純正のマッドガードも活躍です。雨の多いロンドンの生まれの自転車だけあって、このあたりは充実しているな、とあらためて感心。
普段は存在を忘れているレインカバー
特に目新しいものではないですが、突然雨が降りだしてしまい、あっカメラとパソコンどうしよ!! と0.1秒くらい焦るのですが、すぐバッグのサイドポケットにこの黄色いやつがあったと思い出します。おお〜、さすがだよブロンプトン(のバッグ)。とにかく実用車なのであります。
このレインカバーをひっぱり出すのは、年に1回か2回といったところ。そのため普段はその存在を忘れきっています。
雨の日は基本的に自転車に乗らないのですが、旅行はいつも好天に恵まれるとは限りません。どうしても雨の中を長く走らないといけないことがあります。荷物がなければ別に濡れても構わないのですが、電子機器が入っているとそうも行きません。
さらに反射素材になっているので対向車からの視認性も良いです。バイクの真正面にドカンとこれがあるわけですから、なおさらです。
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マッドガードのこと
今回の雨では前後のマッドガード(フェンダー)も活躍しました。最初に買ったブロンプトンは、一時マッドガードを外して運用していたことがあります。しかし現在愛用しているS6Lは、取り付けたままです。やはり急な雨の時には、これはあったほうが良いなと感じます。
ブロンプトンはマッドガードを外すと走りがとても軽くなります。単純に軽量化されるのはもちろんですが、わずかであっても空気抵抗が減るからでしょうか。あの軽快な走行感は魅力的です。もともとマッドガードのないS6E-XベースのCHPT3 V2などは気持ち良いはず。
しかしブロンプトンのマッドガードを外すのは一苦労です。フロントはまだしもリアはブレーキキャリパーと共締めになっているので、その日の気分に合わせて気軽に脱着、というわけにはいきません。
このあいだタイヤをシュワルベ・コジャックからマラソンに換えた時、タイヤに高さがあるのでマッドガードとステーの固定ボルトに少し干渉してしまいました。手でステーを外側からグッと押しこんだらクリアランスは確保できましたが、お座り(駐車ポジション)を何度も繰り返しているとまだ少し戻ってきます。※写真下はステーを押し込んだ時の様子。
面倒なので旅行に行く前に外してしまおうかと思ったのですが、しかし、そうせずに正解でした。ほれ見たことか、とブロンプトンに言われたような感じです。こんな日のために俺はここにいたんだぜ。重いとか邪魔だとか言いやがって…
MARATHON 16×1.35はあまりグリップしないらしい
ブロンプトンでちょっと荒れた道も走りたい、と思い、タイヤを丈夫なシュワルベ・マラソンに交換したことはこの記事でも書きましたが、一点不安がありました。amazonのレビューでも、CBNのレビューでも「グリップはあまり良くない」と言われていたからです。
耐摩耗性、耐久性を重視した作りになっている事の代償か、グリップは低めです。純正ケブラーと比べるとグリップは数段劣ります。特に雨天走行時には慎重な操作が求められます。
SCHWALBE MARATHON 16×1.35 (35-349)レビューより(rinreyさんご投稿)
ぱっと見た感じはブロックパターンのせいかコジャックよりもグリップするのではないかと思っていたのですが、どうもそうではないという意見のほうが多そうです。
今回は幸い滑って転んだりはしませんでしたが、マラソンに換えたばかりの方は雨天走行時にいつもより気をつけたほうが良さそうです。
とはいえ、雨天で路上に異物が多くてもマラソンならパンクの面ではコジャックよりも安心そうです。あとrinreyさんのレビューにあるように、確かに重量のわりに転がりは軽い印象です。初期不良さえなければ総じて良いタイヤではないかと感じています。