クリス・フルームが今日(3月21日)YouTubeにわずか23秒の短い動画を公開していました。内容は中国のGPSサイコンメーカーiGPSPORTとのタイアップで、非常に驚きました。
皆さんこんにちは、クリス・フルームです。iGPSPORTのグローバル・ブランドアンバサダーに就任し、大変嬉しく思っています。私達は共にスポーツにイノベーティブなテクノロジーと喜びを提供していきます。iGPSPORTはサイクリングGPSコンピューター分野で卓越しており、ユーザーにインテリジェントな体験を提供します。私と一緒にもっとサイクリングを楽しみましょう、そして秋に中国で皆さんとお会いできるのを楽しみにしています。
出典 Meet iGPSPORT (YouTube)
参考 chrisfroome Instagram
この動画はコメントが少ないのですが、いくつかピックアップしてみました。
- Hammerheadはどうしたのですか?
- (フルーム氏)しばらく前に袂を分かちました。彼等は現在SRAMの傘下です
- iGS630を使っていてグレートだとは思うのですが、サードパーティーとのデータのインポート・エクスポートが大変です。Stravaとのルートのシンクロやアクティビティのアップロードがかなり面倒です
- iGPS630を使っています、素晴らしいです
- (フルーム氏)私は新しいタッチスクリーンのiGS800を使っています!気に入っています
YouTube動画でもInstagramでもコメントは少なく、海外掲示板でもまだ話題になってはいないようです。
GPSサイコンの世界もGARMINの寡占市場になってしまうとそれはそれで将来的に怖いので、どこか競合がいてくれるのは安心できるのですが、まさかiGPSPORTが名乗りを上げてクリス・フルームを起用してきたのは驚きです。どこまで本気で知名度を上げようとしているのか不明ですが、中国ユーザー向けの発信だったりするのでしょうか。
あとフルーム氏は珍しく原稿を棒読みするような喋り方で、もしかしてこれはAIフルームだろうか、一瞬思いました(ジャンプカットが多く、本当に何か読んでいるだけという不思議な印象の動画でした)。
イスラエル・プレミアテックは現在Garminのユニットを使っていると思いますが、iGPSPORTを使うのはフルームだけなのか、チーム全体で採用するのかも気になるところですね。