タイヤ・チューブ

Panaracer GravelKing 2022年モデルで複数の新サイズを追加

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Eurobike 2022でPanaracerがGravelKing 2022年モデルを展示していたようです。複数の新サイズが追加されています。

GravelKing SS TLC 700x43

これは筆者のGravelKing SS TLC 700×43

出典 Roundup: New road, gravel & MTB tires by Panaracer, Schwalbe, Vee, Mitas & Michelin

以下、Bikerumorによる記事から。

  • Panaracer GravelKing SS(セミスリック)は650bに既存の48mmの他、よりスリムで高速な38mm (380g)と43mm (450g) を追加した。それぞれ1.5″・1.75″・2.0″インチだ。700cでは28, 32, 35, 38, 43mmが用意される
  • GravelKing SK(スモールノブ・セミノブ)には29×2.1 (700 x 54mm)が用意される。重量は680g。これらはいずれもブラウンとブラックのサイドウォールが全サイズで用意される

GravelKing SS 650bでより細身のサイズというのはコントロール性が高くなりそうで面白いですね。これは発売されたら試してみたいです。700cでも新たに28mmが追加されているので、無印GravelKingよりもう少しだけグリップが欲しい方には歓迎されそうですね。

2つ目のGravelKing SK 29×2.1 (700 x 54mm)は対応クリアランスがあるバイクをお持ちの方は試してみると面白いのではないでしょうか。私のグラベルバイクは45mmくらいが限界なので試せません!

▼ Panaracer GravelKingのラインナップはこちらの記事で紹介しています

Panaracer GravelKingのラインナップがわかりにくいので自分用に整理してみた
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ところで筆者は最近、GravelKing SS TLCの38mmをチューブドで、43mmをチューブレスで試しています。使い始めてからまだ数週間なので使用感の記事は後日になりますが、チューブレスで使っている43mmのほうはビード上げにやや苦戦しました(下の記事で少し触れています)。内径がゆったり目に作られているように思います(その分着脱は余裕でした)。

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チューブレスタイヤのビードが上がらなくて困ったことのある方は多いと思います。一般的なフロアポンプでビードが上がればラッキーですが、普通はチューブレス対応のポンプ(エアを一度本体に充填してから一気に放出させるタイプの製品)を使います。しかし、...

しかし以前に使っていたWTBやシュワルベに比べてシーラント注入後のエア漏れはかなり少ないですね。3日で1barも減りません。ただ他のユーザーの方でサイドウォールからカニ泡が吹いたりシーラント漏れするといった声も聞こえるので、これも長期使用しないと何とも言えません。シーラント漏れは個体差や環境要因が大きいと思います。

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肝心のライドフィールですが、これは今のところかなり気に入っています!似たようなトレッドパターンのWTB ByWayと比べるとケーシングがしなやかな印象で「気持ち良くて軽い」転がりを楽しめています。チューブドで使っている38mmも特に鈍重という感じはなく、人気のタイヤだけあるなぁと感じます。今年の秋冬はGravelKingでガッツリ楽しみます!

著者
マスター

2007年開設の自転車レビューサイトCBNのウェブマスターとして累計22,000件のユーザー投稿に目を通す。CBN Blogの企画立案・編集・校正を担当するかたわら日々のニュース・製品レビュー・エディトリアル記事を執筆。シングルスピード・グラベルロード・ブロンプトン・エアロロード・クロモリロードに乗る雑食系自転車乗り。

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