CXWXCのメンテナンススタンド各種がAmazonブラックフライデーセールでお買い得になっています。この記事ではどれがどんな用途に向いているのかも考えながら、見ていきましょう。下は左からCX-C10, RS-100, TQXL-21-Aというモデルで、右に行くほど値段は高くなります。
CX-C10
まずCX-C10というエントリーモデルが通常¥7,980のところブラックフライデー特価¥6,384になっています。やや壁に近いところでも立てやすい脚の形状になっています。例えばシングルスピードバイクや10kg以下のロードバイクなど、車体が軽量なバイクなら必要十分なスタンドだと思います。
公称耐荷重は30kgですが、推奨は最大25kgとされています。高さは1500mmまで。本体重量は工具トレー込みで6.7kg。
チェーンやスプロケット掃除用のブラシ各種が付属するお買い得パックも通常¥8,980のところブラックフライデー特価¥7,184になっています。
RS-100
こちらはミドルグレードと呼べそうなRS-100というモデルで、通常¥12,980のところブラックフライデー特価¥10,384。約2600円OFFは嬉しいですね。上のRS-100との違いは、高さが1775mmまで出せる(公称値)ところ。また本体重量の記載はないのですが、こちらのほうが間違いなく丈夫で重い造りになっていると思います。重さがあると安定感が出ます。
10kg以上のグラベル・ツーリングバイクなどならこちらのほうが向いているかもしれませんね。メンテナンススタンドについては値段が高い=高級品、というよりも、値段が高い=剛性が高く、重さもあって安定感があるもの、と考えたほうが良いと思います。
RS-100にもクリーナーセットが用意されており、通常¥13,980のところブラックフライデー特価¥11,184となっています。
TQXL-21-A
こちらはTQXL-21-Aというモデルで、脚が3本のタイプです。通常¥12,980のところブラックフライデー特価¥10,384。壁にあまり寄せられないので狭いスペースでは使いにくく感じるかもしれませんが、安定感は抜群になります。私がメインで使っているスタンドも、別メーカーですが同じタイプの製品です。これも上のRS-100同様、高さは1775mmまで対応。
本体重量は不明ですが、上の2つよりも間違いなく重いでしょう。公称耐荷重は30kg。例えば29er MTBなどならこのタイプのほうが作業しやすいと思います。
このTQXL-21-Aにもクリーナーセットがあり、通常¥13,980のところブラックフライデー特価¥11,184となっています。
例えばDahon Doveのような小さいミニベロの整備なら、TQXL-21-Aのような大きさのメンテスタンドは不要と言えます。しかしロードバイクもMTBもミニベロも持っている…という場合は、TQXL-21-Aが1台あればすべてに対応できるとも言えます。
またTQXL-21-Aのような3本脚タイプは作業時に必要なスペースこそ増えますが、収納時はCX-C10/RS-100のような2本脚タイプとほとんど変わりません。しかし2本脚タイプは比較的軽量で取り回しも楽なので、まめに展開して作業しようという気持ちになる、というメリットもあります。
メンテスタンドを常設しておけるガレージなどがあれば別ですが、そうでない場合は重すぎるスタンドだと出すのが億劫になることもあるでしょう。
いちばん作業がしやすいのは本体がグラグラしにくいTQXL-21-Aなのは間違いないと思いますが、ちょっとした作業にはオーバースペックになることもあるでしょうし、作業慣れしている方ならCX-C10のような軽量なワークスタンドでも良い作業ができるかもしれません。
HS-014F
リアホイールだけ持ち上げて変速の微調整をしたい、ドライブトレインを軽く掃除したい、という場合はHS-014Fという下の製品も良いと思います。通常¥2,980のところブラックフライデー特価¥2,384。デメリットとしては、どうしても中腰での作業になってしまうところ。短時間の簡易なメンテナンスなら、これでいい、というか、これがいい、ということも多いと思います。
HS-014Fにもクリーナーセットがあり、通常¥3,980のところ¥3,184となっています。
あわせて用意したい自転車メンテグッズ
メンテナンス時に活躍するグッズもあわせていくつかご紹介します。Muc-OffのナノテックバイククリーナーはCBN Blog読者に人気があるようです。通常¥1,991のところ300円OFFの¥1,691。
ワイプオールやキムワイプはフレーム拭き・タイヤ拭き・ドライブトレインの掃除とマルチに活躍します。
手がグリスやオイルで汚れた時、いちばん簡単かつ強力に落としてくれると私が感じているのはTIPTOP。汚れ落とし性能という意味ではチャンピオン。ただし手自体の油も落としてしまうので、そこは注意が必要です(手のメンテナンスも必要になります)。
そもそも手が汚れないようにニトリルグローブをはめて作業するのもありです(そうは言ってもどうしても素手でやったほうが良い作業もあったりしますけれども)。