GPS・サイコン

Hammerhead Karoo 2 ランス・アームストロングが出資するGPSサイコンの新型が予約開始(瞬殺で売り切れ)

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ランス・アームストロングが出資しているGPSサイクルコンピューターのスタートアップ、Hammerhead。Karoo後継のKaroo 2の予約販売が昨日開始されたばかりですが、既にファーストバッチは完売、これからの予約分は12月初旬の発送と大変な人気ぶりです。

Hammerhead Karoo 2

Hammerhead Karoo 2

初代Karoo比で33%の軽量化、40%の小型化が図られ、機能も充実しています。

公式 Hammerhead Karoo 2 – Building the World’s Best Cycling Computer

ハードウェアスペック

公式紹介動画です。

ハードウェア面でのスペックは以下の通り。

  • フルカラーのグローバルマップ
  • 3.2インチ292 PPI, 解像度480×800
  • 美しく耐久性が高いDragontrail™ Glassを採用
  • 雨滴や泥が表面に落ちても誤作動しないスマートフォンクオリティの液晶画面
  • Android 8ベースのOS
  • Quad core 1.1Ghz, CPU / 2GB RAM / ストレージ32GB
  • バッテリーは2500 mAh、センサーとターンバイターンナビゲーション使用のフル稼働時で12時間
  • 将来のファームウェアアップデートで1回の充電で15時間以上のランタイムを目指している
  • 防水対応USB-Cポートからの高速充電。30分で30%、1時間で50%、3時間でフル充電
  • アンテナはGPSとGLONASS
  • 高感度気圧計・気温計内蔵
  • 3軸加速度センサー・磁気センサー・ジャイロスコープ搭載で将来的に付加機能を追加予定
  • Garminマウント変換アダプター付属
  • サイズは60.8mm(W) x 100.6mm (H) x 19.3mm (L)
  • 重さは123.4g
  • Karooマウントの重量 33.2g

Android 8ベースのGPSサイコンというのが最大の特徴ですが、サイズ的にはGarmin Edge 1030より縦幅が8mm短く、横と厚みはほぼ同じ。しかしながら画面解像度はEdge 1030の1.8倍程度はあるので高精細な表示が期待できそうです。

機能

機能・特徴は以下。

  • ハードウェアボタンで全ての操作が可能
  • Hammerheadのアカウントを取得するとデータはクラウドに自動同期
  • Strava, TrainingPeaksへのログアップロード対応
  • Strava Live Segmentsを統合
  • Ride With GPS, Komoot, MTB Project等ほぼあらゆるサービスからルートの同期が可能
  • 23のデータページレイアウトと6つのマップが用意されカスタマイズ可能
  • スマートトレーナー、Campagnolo EPS、Shimano Di2、Sram eTap、Variaレーダー対応
  • Karoo 2で住所検索しピンをドロップすることでルート作成可能
  • Chrome拡張機能でKaroo 2にルート転送可能
  • ルートは.gpxでダウンロード可能
  • Facebook, Twitter, メールでルート共有可能
  • ライドは.fit形式で記録される
  • ライブトラッキング機能あり
  • 最高級のターンバイターンナビ
  • TrainingPeaksとの連携をはじめとする様々なワークアウト機能
  • 通信はBluetooth 4.0(センサー以外にヘッドフォンや着信表示のためスマホとの接続も可), ANT+, WWIFI (b,g,n), GSM (2G, 3G, 4G SIMカード含まず)

価格と販売対象国

価格は$399で本記事執筆時のレートで日本円では¥42,372。GSM通信に対応していることを考えると決して高くはないでしょう。

  • 価格は$399
  • 予約時のデポジット$99
  • 送料無料
  • 45日間のフリートライアル(期間中気に入らなければ返品可能)
  • 販売対象国:Australia, Austria, Belgium, Bulgaria, Canada, Croatia, Cyprus, Czech Republic, Denmark, Estonia, Finland, France, Germany, Greece, Hungary, Ireland, Italy, Latvia, Lithuania, Luxembourg, Malta, Netherlands, Poland, Portugal, Romania, Slovakia, Slovenia, Spain, Sweden, Switzerland, United Kingdom, and United States of America.

しかし上の販売対象国を見てもわかるように、残念ながら現時点では日本からは購入できないようです。日本以外のアジア各国も含まれていません。オーストラリアは含まれていますね。

単純に対応言語の問題なのか、それとも他に何らかの制限があるのかどうかは不明ですが、いずれにしてもこれから注文する方の手元に届くのは12月。日本でも人気が出そうなサイコンだけに是非販売してほしいものですね。

著者
マスター

2007年開設の自転車レビューサイトCBNのウェブマスターとして累計22,000件のユーザー投稿に目を通す。CBN Blogの企画立案・編集・校正を担当するかたわら日々のニュース・製品レビュー・エディトリアル記事を執筆。シングルスピード・グラベルロード・ブロンプトン・エアロロード・クロモリロードに乗る雑食系自転車乗り。

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