数ある激安GPSサイコンの中でも最も人気の高いXOSS G/G+(関連記事一覧)に第2世代モデルが登場しています。3月31日に発表されていた模様です。名称はシンプルに「XOSS G/G+ Gen2」となっており、「G」が外部センサー非対応モデル・「G+」がANT+センサー対応モデルです。
ぱっと見た感じ、モダンなイケメンになりましたね。4年ぶりの製品更新になります。
公式 XOSS G 2nd Generation GPS Smart Cycling Computer
大画面化・駆動時間アップ
前世代モデルからの大きい違いは4つ。まず画面が1.8インチから2.2インチに大型化されたこと。次いで駆動時間が公称値で25時間から28時間に伸びたこと(G+の場合。Gについては明記なしですが、バッテリーはどちらも500mAh。しかし前世代モデルも500mAhだったと思います)。あとはUSB-C対応になったこと。
対応衛星は前世代ではGPS/Glonass/Galileoでしたが、第2世代ではQZSS/GPS/Beidouに変更されているようです。Glonass/Galileoに代わって日本の「みちびき」と中国の「北斗」になったわけですね。製品紹介では「検索速度が5倍速い」とされています。
防水性能はこれまで同様のIPX7。パワーメーターは非対応のままのように見えるのが人によっては少し残念に思えるかもしれませんが、精密なデータを取りたい方はいずれにせよGarmin/Wahoo等のハイエンド製品を検討すべきでしょう。XOSSのサイコンは大まかな走行ルートや距離の測定に向いている製品です。
価格は本記事時点でG+ Gen2が¥4,650。G Gen2が¥3,500。いずれも15%OFFクーポンが出ています(5/24までとあります)。
ちなみにナビ付きのXOSS NAVという製品も今年の2月に出ています。ナビ機能はひまひとつという声が多いのですが、駆動時間は33時間で2.4インチ大画面。こちらはGPS/QZSS/Galileo/GLONASS対応。パワーメーターにも対応しています。