本格的に梅雨らしい空模様になってきた日本列島。これからライドに出かけにくい日も増えてくると思われますが、そんな時は洗車やメンテナンスの絶好のチャンス。この記事では作業に役立ちそうなアイテムをピックアップしてご紹介します。
スタンド関連
洗車するだけであれば簡易なスタンドも活躍します。ミノウラのこの人気のディスプレイスタンド ・メンテナンススタンドはアームの高さ・角度の調整が可能でリアを少し持ち上げることもできます。
リアハブ固定タイプはクイックリリース用とスルーアクスル用(さらにレバーあり用・レバーなし用)など専用品が多いので、よくチェックしてから買いましょう。対応ハブ軸長も要チェック。
キャプテンスタッグのこのメンテナンススタンドはスポーツサイクリストには見慣れない形状をしていると思いますが、鉄製で耐荷重が40kgもあるのが大きい特徴。E-Bikeなどの重量級自転車の整備で活躍しそうです。
室内での洗車が難しい場合は屋外で下のような簡易スタンドを使う手もあります。
トピークのフラッシュスタンド・スリムは普段使いもできて良いですね。
下のダブルレッグスタンドは当ブログにレビュー記事もある製品で、簡易な洗車・軽作業する時にも活躍します(取り付けられる自転車は限られますけれども)。


本格的な作業には重量と剛性のあるしっかりしたスタンドがおすすめです。
ペダル関連
ペダルレンチではアームが長いタイプがテコを効かせられるのでおすすめ。BIKE HANDのこの製品は私も持っていますが、使いやすいです。これで外せないペダルはほぼないと思えるほど強力・楽々ですが、回転方向だけは間違えないように…
ブレーキ関連
リムブレーキの方はシュー交換、ディスクブレーキの方はブリード、パッド交換を検討しましょう。
ケミカル関連
最近筆者はMuc-Offの「ナノテックバイククリーナー」で洗車するようになりました。レビュー記事もあるので是非お読みください。固まった泥に吹きかけた後、しばらく置いてから水をスポットで噴射すると簡単に落ちてくれるところが気に入っています。泥だらけになった自転車に特におすすめできます。
▼ ナノテックバイククリーナーは泥汚れ落としが特に優れていると感じます
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洗車後のコーティングも良いアイデア。撥水効果があるので洗車回数を減らせます。
自転車キャンツーをする方・雨天走行の頻度が多い方にはLOCTITEの超強力防水スプレー・長時間タイプもおすすめします。テントのレインフライ、レインウェア、撥水素材のバッグ類に定期的に吹きかけておくと、雨滴がつぶれずに玉のようになって流れ落ちてくれます。
▼ 防水スプレーを定期的に使うと浸水リスクを減らせます
チェーン関連
チェーンのクリーニングには様々な方法がありますが、超音波洗浄器を使うのも良いアイデア。「チェーンディグリーザーの素」なる面白いものが出ているようです。
自宅用のチェーンカッターはある程度大きさがあるもののほうが作業性が良くおすすめです。
交換パーツ
梅雨時は「明日は思い切って乗らない!」と決めてカセットの交換・変更などの大掛かりな作業をまとめて行うのも良いですね。理想的にはチェーンも同時交換すると長持ちします。