CAPTAIN STAGの14インチ・シングルスピード小径車「リライト(relight)」の簡単な製品ツアーと、ちょっとだけ乗ってみた感想記事です。輪行用に軽量でミニマルなミニベロが一台欲しくなり、この記事でRENAULT PLATINUM LIGHT6と一緒にご紹介したものですが、手始めにこのバイクを買うことにしました。
最初に書きますと、合格。全然OKな品質で長く使えそう。カスタムも楽しみ。期待以上。という印象です。実勢価格は3.8〜3.9万円前後で、Amazonでは6つのカラーから選べます。
ベタに「開封の儀」から行きましょう。これが到着時の荷姿。とてもコンパクトな姿で驚きました。そして何よりこの箱を持った瞬間に「うおっ軽っ!!」と感動しました。
箱から出すと「軽!」という文字が見えました。確かに軽さに偽りなしです。実測してみたところ、ペダル・スタンド・ベルやリフレクター等全て込み、様々な保護材・梱包材・ハブナットカバー等を外した状態でぴったり8.2kgという結果でした。公称重量と完全に一致です。ペダルとスタンドを外すと7.8kgになると言われています。
梱包も非常に丁寧で、車体に傷が付きにくいような配慮がなされていて大変好感が持てました。右ペダルだけ、左側に見えている小さい箱に簡易工具とともに収納されています。
展開した姿です。私が選んだのはAmazon限定色のマットブラックです。どの色もカッコ良くてかなり悩みましたが、せっかくなので限定カラーにしてみました。ブラックは他にグロスタイプもあります。カーキだけ「MONTE」というブランド(?)ロゴになっていておしゃれ。英国小型車風のグリーンも、ピカピカのシルバーも魅力的。かなり悩みました。
トップチューブ…というかメインフレームのクローズアップです。筆者が愛用しているやはり14インチのDahon K3(関連記事一覧)等と同じ、ごく普通の2フォールド機構の折りたたみです。というかDahon K3に雰囲気が似ているところが多く、筆者は何の違和感もなく使いはじめられました。
付属のサドルはそこまで厚めではないのですが、かなり柔らかめです。安っぽさはありますが、乗り心地は決して悪くはないと思いました。
グリップはやや固めのプラ。振動を拾いやすい14インチ小径なので、ここは少しクッションの高いものに交換したほうが良いと思いました。ブレーキレバーの品質は、特に問題を感じるようなものではありません(安さは伝わるものの)。
ハンドルポスト(フォールディングステム)の折りたたみ操作は少し戸惑いました。折る時は下の写真の赤いロックを解除する必要があり、折りこんでいく時もハンドルの動きがかなり固く、本当にこの方向に動かして大丈夫なのだろうか、と心配になるほどでした。Dahon K3のハンドルポストの動作はこれに比べるとはるかに軽くてスムーズな動きなので、K3は優秀だなと思いました。
片持ちキックスタンドが付属しています。これがどうもホイールのナットと共締されているようで、一般的には評判が悪いようです。動作はごく普通です。が、車体が荷物で重い場合などはエンドに負荷がかかるのは間違いないのでスタンドを使う方は別途センタースタンドに交換したほうが良いでしょう。
Amazonのレビューを読むと「チェーンの張りが強すぎる」という意見を多く目にしたのですが、私の個体は特にビンビンに張られてはおらず、本当に「ちょうどいい加減」で張られていたのでリアホイール位置の再調整は全く不要でした。ちなみにチェーンには本当に薄いグリスは塗ってありますが、注油はされていません。
ストックタイヤはCSTの14×1.50で、最大空気圧が3.1bar。まず3bar入れて使ってみたのですが、3barでもタイヤを手で掴むと結構柔らかく、特にサイドがたわむので「これ大丈夫か」とちょっと思いました。ちなみに10kmほど乗っただけで、なぜかリアタイヤだけ斜めの模様(下の写真でも確認できます)が出ました。極低圧時にサイドに負荷がかかりすぎると出ると聞く症状なので、やや心配です。ただ、タイヤはすぐに交換する予定なので気にしないことにします。
折りたたんだ姿です。普通にコンパクトで何も問題ありません。
ただDahon K3のようにホイール同士を固定するマグネットなどはないので、輪行時はタイト目の袋に入れるか何らかのベルトで固定したほうが良さそうです。
折りたたみ状態を前から見たところ。ストックのペダルはWellgoのプラスチック製で、普通に使えてしかも軽量な感じはするものの、剛性はなく、ベアリングは渋く、しかもこのように張り出すので、輪行前提であればMKS FD-7やEzySuperiorタイプに交換したほうが良いでしょう。ちなみに左はかなり固く固定されているので、外す時は柄の長いペダルレンチが必要です。
下の写真はシートポストとハンドルポストをマックスまで伸ばした状態です。ハンドルポストの高さ調整ができるところはDahon K3に対する大きいアドバンテージ。シートポストをマックスまで上げると写真のような状態のペダル踏み面からサドルレールまで、ざっくりした計測で78cm。ハンドルポストを最長にすると地面からハンドルバー上面までが約95cmという感じでした。
軽く乗ってみた感じでは、やはり車体が軽量なだけあって踏み出しの軽快さは抜群。ただ、14インチ特有の直進安定性の低さは感じられます。Dahon K3よりも2〜3cmほどホイールベースが短いように思えるのですが(簡単な計測結果)、ハンドリングのクイックさも似たような感じです。ギアは50x11Tで、Dahon K3の53×13(ミドル)よりほんの少しだけ重いギア比になります。
坂道は、まあ4〜6%くらいまでが一般的な対応範囲かなと感じました。平地ではかなり使いやすいギア比です。
10km前後乗ってみましたが、いまのところ今後が心配になるような初期不良や不具合は見当たらず、良い買い物をしたと思いました。しかしCBN Blog読者の大部分の方なら、タイヤ・グリップ・ペダル・サドルは早い段階で交換することになる自転車であろうと思います。
やや気になったところといえば、先にも書きましたがストックタイヤの品質(MAX空気圧でも柔らかすぎて心配)。あと後輪は空転させるとわりと早く止まるので、グリスの状態は要確認かもしれません。また、前輪のスポークは気になるほどではないものの、若干振れ気味ではありました。それでも全体的に「あまりに粗雑」と感じられる点はなく、満足度が高いです。
この自転車は私の場合、しばらく乗ってみて特性や特徴を掴んだらほぼ輪行専用のミニマル構成に仕上げて、最大でも一回のライドで20kmを超えないような、そういう使い方をする予定です。今後カスタマイズしていくので、また記事でご紹介していきます。
私もちょっと欲しい!と思った方は、この機会にAmazonで是非。本記事時点で開催されているセールでは、Amazon限定カラーのマットブラックは私が購入した時よりも2000円くらい安くなっていてお買い得です!





















