伊豆諸島(東京都)でのサイクリングについての話題です。筆者は伊豆諸島が大好きで、毎年何度も自転車キャンプツーリングやトレッキング目当てで各島に船で渡ります。人生の最晩年に移住を考えているくらい好きです。しかしそんな伊豆諸島への「気軽な」サイクリングを楽しめるのも今のうちなのだろうか、と思わされるようになりました。
そう思った最初のきっかけは、昨年(2025年)だったように記憶していますが、東海汽船が「オートバイ」を「受託手荷物」としてコンテナで運ぶサービスを終了したことです(理由はコストだったかな?)。私はオートバイではなく自転車ですが、スクーターで離島ゆるキャンを楽しんでいた方々は愛車のヤマハ・ビーノを持っていけなくなったのです。とても気の毒です。
私は東海汽船の大型船を利用する時、自転車や装備によっては輪行袋を使わず、自転車を裸のまま受託手荷物として預けてコンテナで運んでもらうことがあります。このサービス自体は、現在でも継続中です(本記事時点で1,800円)。しかしこれまでは「予約なし」で自転車を預けることができたのですが、今年(2026年)春からは「乗船3日前までの予約」が必要になりました。
これは痛い! というのも、船はやはり天候に大きく左右されるので、3日前の予約というのが難しい場合が結構あるのです。3日後に予約を入れていても、天気予報を見て「これは明日すぐに出発したほうがいい。仕事はサボる」という判断になることがあります。そんな時は自転車のコンテナ輸送が難しくなります。海況を見ながら、ゲリラ的に出発する。そういうのが難しくなりました。
1〜2泊ならパニアバッグを使わない自転車で行けば何の問題もないのですが、ツーリング用の大きめ・重めの自転車で島を含む1週間以上のキャンプ旅や、島から島へ渡る「アイランドホッピング」をする場合に少し困ります(そういう時は旅の最終日を決めていない時もあります)。
この流れだと、東海汽船がオートバイに続いていずれ自転車のコンテナ運搬自体もやめてしまってもおかしくない気もします。重いE-BIKEを愛用されている方々もきっと困るのではないでしょうか。さらに「ジェット船への輪行袋入りの自転車持ち込み」は、いつだったか忘れましたが1,000円から1,200円に値上げされました(これでもまだ安いのかもしれないですが)。
そして、最大の衝撃が! なんと東海汽船の「インターネット予約による10%割引」が終了してしまったことです! 東京・竹芝から八丈島や神津島に行く場合、シーズンによりますが往復で最低でも1,500〜2,000円は高くなります。まあ「これまでが安すぎた」という感じもありますし、物価上昇や時代情勢を考えると値上げについては致し方ないと個人的には思うのですが、これからさらに条件が悪くなっていく気がしないでもありません。
輪行袋入りの自転車を抱えて大型船やジェット船で伊豆諸島にサイクリングに行く、という楽しみ方がすぐになくなることは全くないと思いますが、それでもじわじわと不便・割高になっていってもおかしくない気がします。
そのため「いつか伊豆諸島に走りに行きたい」とぼんやりと考えている方は、早いうちに行っておいたほうが良いのではないかと思ったのでした(また、決して起こってほしくはないですが、もし大型台風や噴火で被害が出てしまったら数年単位で走れない道が出てきたり、訪島自体できなくなることもあるでしょう)。









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