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自転車に乗っている時の「あなた特有の風変わりなこだわりポイント(idiosyncrasy)」を教えてください(海外掲示板から)

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自転車に乗っている時の「あなた特有の風変わりなこだわりポイント(idiosyncrasies)」を教えてください、というおもしろい質問スレッドを海外掲示板で見かけました。他人には全く理解できない・通用しないかもしれないような独特な行動、クセのようなものがあれば教えてください、という内容です。

An idiosyncrasy is a unique feature of something. The term is often used to express peculiarity.
イディオシンクラシーとは、何かについてのユニークな特徴のことです。特異さを伝えるために使われることが多い用語です(Wikipedia英語版より)

出典 What are your idiosynchrocies when you’re out there on two wheels?

以下、目立ったコメントをピックアップして抄訳します。

  • 誰も信じない。超絶に防御的なライドをする(185いいね)
  • 停止しているように見えるけれどいつでも動き出しそうなクルマに近付く時は、他のどんな部分よりもホイールを注視します。他のどの部分よりもまずホイールが動き出すのでクルマが動き出すのをより早く察知できるからです(137いいね)
  • (上の人に)タイヤが曲がる方向を見るのも良いね(21いいね)
  • 路肩で轢死体のそばを通りすぎる時は匂いを嗅がないように口で息をします(89いいね)
  • 計画する走行ルートは全部ループにします。同じ道で帰って来るライドは好きではありません。そして出発点はいつも自宅にします。他の人と合流する時は途中までバスに乗ることもあるのですが、大体は、例えば30マイルのライドで出発点が家から10マイルのところだった場合、私は50マイル走ることになります(85いいね)
  • 同じ道で戻って来るピストンは最悪です。いつもループがいい(29いいね)
  • ロード用ホイールがダート路面に触れる瞬間に「グラベルライドだぞ」と叫ぶ(26いいね)
  • ドリンクを飲む時はダウンチューブのボトルから飲んで、空っぽになったらシートチューブ側のボトルと交換します(42いいね)
  • 憂鬱な話かもしれませんが、ゴーストバイク(※交通事故などで亡くなったサイクリストを追悼するための白塗りの自転車)を見かけたら挨拶して襟元を正します(59いいね)
  • 誤ってふくらはぎにチェーンの跡が付いてしまうことを心配しなくて済むように、ふくらはぎをわざとチェーンに当てます(17いいね)
  • すれ違う野生動物に話しかけます(12いいね)
  • ケイデンスは本当に重要だ、90くらいだといつも調子がいい(26いいね)
  • (上の人に)クリスチャン・ヴァンデヴェルデは90-100rpmの信奉者で「ハイケイデンスはサイクリングにおける最大の秘密のひとつだ」と言っていたよ(12いいね)
  • 交差点で先に行かせてくれるドライバーには必ず感謝の意を伝えている。特に向こうがそうする必要がない時にそうしてくれる時は(19いいね)
  • 住んでいるところの近所に灯台があるのですが、必ずその周りをぐるっと走らなくてはならないと決めています(8いいね)
  • トンネルを走る時はオオカミのように吠えます。そうせざるをえないし、楽しいです(8いいね)
  • ドライバーに自分が見えているかどうか確信を持てない時、向こうがこちらに気付くまでガン見します(7いいね)

私自身にはどんな”idiosyncracy”がある考えてみました。いちばん大きいのは下のような例かもしれません。

  • どんなライドでも必ずサングラスを忘れない(※眼鏡をしていることが多いため、サングラスなしでも異物から目を守れてしまう。そのためサングラスをかけずに出かけてしまうことがある)。曇り空でも、雨が降っていて「これから先の時間はサングラスは絶対要らないだろう」と思えても、必ず持って行くようにする。なぜなら急に天気が良くなって日差しが厳しくなったり、近所のスーパーに行くだけの予定だったはずがなぜか数十kmのサイクリングに変更になってしまうことがあるから
  • 自分がそうしなかったら確実に死んでしまう動物や大きめの昆虫を道の脇の安全なところに連れて行く(ただしいつもやるわけではない。また、避けきれず踏んでしまう虫もたくさんいるのでその罪滅ぼしをしているのかもしれない)

でもこれらはみなさんも普通にやることかもしれないですね。ちなみに「行きと帰りが同じ道(go out and back)」が本当にイヤだから避ける、という意見は複数の方が寄せていました。個人的には「行きと帰りで風景が全く違っておもしろい」道をいくつか知っているので、私は必ずしもピストンは嫌いではありません(でもピストンだとうんざりする道も知っているので、気持ちはよくわかります)。

皆さん独自のこだわりポイント・こだわり行動様式などがありましたら是非教えてくださいね。

著者
マスター

2007年開設の自転車レビューサイトCBNのウェブマスターとして累計22,000件のユーザー投稿に目を通す。CBN Blogの企画立案・編集・校正を担当するかたわら日々のニュース・製品レビュー・エディトリアル記事を執筆。シングルスピード・グラベルロード・ブロンプトン・エアロロード・クロモリロードに乗る雑食系自転車乗り。

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