少し気になるニュースを目にしました。CATEYEが4月13日、同社初のGPSサイクルコンピューターAVVENTURA(CC-GPS200)を含む6製品の値下げを発表しています。
参考 価格改定のお知らせ | 新着情報 | CATEYE(キャットアイ)
AVVENTURA(CC-GPS200)は6,000円の値下げ
リンク先のページには次のように記載されています。
2020年04月13日より下記対象製品をよりお求めやすい価格でご提供できるよう、価格を改定致しました。
キャットアイはこれからも品質の維持・向上に励み、お客様にご満足いただける商品の提供に努めてまいります。
値下げ対象は下記の6製品。
- AVVENTURA(CC-GPS200)
(旧) ¥18,000 → (新) ¥12,000 (+税)
※予定されておりましたターンバイターンナビの非搭載 - SYNC CORE + SYNC KINETIC セット(HL-NW100RC + TL-NW100K)
(旧)¥14,500 → (新)¥10,000 (+税) - SYNC CORE(HL-NW100RC)
(旧)¥9,000 → (新)¥7,500 (+税) - SYNC KINETIC(TL-NW100K)
(旧)¥7,000 → (新)¥6,000 (+税) - SYNC WEARABLE(SL-NW100)
(旧)¥6,000 → (新)¥4,000 (+税) - AMPP500(HL-EL085RC)
(旧)¥6,000 → (新)¥5,000 (+税)
AVVENTURA(CC-GPS200)の6,000円の値下げのインパクトが大きいです。この記事を書いている時点でのamazon価格は¥11,329です。ターンバイターンナビが不要でこれが欲しかった方にとっては大朗報ではないでしょうか。
SYNC CORE + SYNC KINETICセットの4,500円引きもかなり魅力的ですね!
ネコミチナビ、爆誕
AVVENTURAは但し書きに「予定されておりましたターンバイターンナビの非搭載」とあり、この機能の実装を諦めたことで価格を下げざるを得なかったものと思われます。
AVVENTURAの製品紹介ページを見ると、かわりに「ネコミチナビ」なる機能…というか簡易ナビが紹介されています。下の画像の左下の赤枠で囲ってある部分ですね。矢印と直線距離が表示されます。
図には「ターンバイターンのGPSだと…示された道に従うだけ ルートから外れると案内してくれない」とあります。
確かに最終的な目的地を見据えつつ自由気ままにポタリングするのは楽しいことですが、「予定されておりましたターンバイターンナビの非搭載」ということは、もともと搭載したかったけれど何らかの制約が発生してできなかった、ということではないかと推察します。
すると「ターンバイターンのGPSだと示された道に従うだけ!」というのはちょっと苦しい文言に思えなくもありません。
皆さんはこの仕様変更と値下げ、どう思われたでしょうか。
amazonでのAVVENTURAのレビューを読むとかなり厳しい意見が多いので、自分の用途的に問題がないかどうか、購入検討中の方は一度全て目を通してみたほうが良さそうです。
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競争が激化するGPSサイコン市場
最近は高性能GPSサイコンの低価格化が進んでいます。たとえば下の記事で紹介したLEZYNE SUPER PRO GPSは、ターンバイターンナビとマップ表示を搭載して税別定価が¥19,800です。AVVENTURA(CC-GPS200)に同じ機能が搭載されていたら、これはライバル商品になったことでしょう。
AVVENTURAは公称駆動時間が80時間ですが、amazonレビューではセンサー類を付けると全然そんなに持たないという声があり、正直この製品にはガッカリしたユーザーが多いのではないかという印象を受けました。
とはいえCATEYEにとって初めてのGPSサイクルコンピューター。CATEYEファンとしては次のモデルで巻き返しを図ってもらいたいところです。
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