多くの方が待ち望んでいたと思われるCOROS Dura 2 Solarがつい先日、海外で正式発表されました。この記事では海外掲示板の複数スレッドでの反応を観察してみます。

image from coros.com
出典1 The new COROS Dura 2 Solar is official. I’m currently riding a Wahoo ELEMNT ACE and honestly I’m torn
出典2 Details on the COROS Dura 2 Solar are out:
出典3 Coros Dura 2 pricing
以下、出典1のスレ主さんの投稿です(抄訳)。
みんなもう見たと思うけど… 発表されましたね。どうしますか? 新しいところは、
- 3.5″タッチスクリーン (Dura 1は2.7″)、ディスプレイがトップに来てソーラーパネルがボトムになった
- 99 g、カーボンバックプレートとアルミフレーム
- マイクとスピーカー搭載、ボイスコントロール
- オフラインルーティング、ルートのロード不要で坂検知
- 120hバッテリーは変わらず(デュアルフリーケンシーで70h)、ソーラーはCOROSによると直射日光で1時間に最大2hを追加できる
- ロータリーダイヤルは消えた
問題は、マウントなしで$499 / 499 €、マウント付きで$549 / 549 €だということです。Dura 1は当初$249 / 289 €で発売されました。米国ではほぼ倍の価格で、ヨーロッパでは70%以上の値上がりです。
私の考えでは:
- Dura 1こそがお買い得でした。$499という価格帯で、COROSはGarminやWahooの領域で競おうとしています。彼らと戦うためにソフトウェアは十分でしょうか?
- 120hのバッテリーは素晴らしいですが、正直、毎日毎日それが大事になるほど乗る人がいるでしょうか。私はどのみち毎週充電しています
- 11月のドイツで2:1ソーラー? 個人的にはウルトラをやるライダーのための夏の機能だと考えます
- ボイスコントロールは、風やグローブをしている時は本当にありがたいものでしょうか、それともギミックなのでしょうか?
- ダイヤルがなくなって、タッチとタッチセンスボタンになりました。Dura 1オーナーはダイヤルが恋しくないですか?
以下、各スレッドから目立ったコメントのピックアップです(抄訳。強調部筆者)。
- これには本当に期待していました。しかし値札で完全にガックリきました。$300レンジのものを期待していました(26いいね)
- (上の方に)ボイスコントロールがなくて少しだけ小さいバリエーションがその価格で欲しいところですね(8いいね)
- 私はDura 1を持っていて本当に気に入っています。しかしCorosはもう信用できません。素晴らしい製品を殺してしまって、恥知らずなお金儲けをはじめました。Corosはユーザーを金づるのように扱っています(7いいね)
- (上の方にCoros公式アカウントが)その意見の誤りは、DURA 2 SolarをDura 1と比較しているところです。それらはあえて同じような製品にはしていないのです。DURA 2 SolarはDURA 1の直系の後継者ではなく、$500かそれ以上のレンジの製品(Garmin Edge 1060, Wahoo ELEMNT ACE, Hammerhead Karoo 3を考えて下さい)と比較できるような、プレミアム素材を使って大幅なソフトウェア・ファームウェアアップグレードを施した、ずっと進んだサイコンとして生み出されたものです。それらの製品との比較においては、DURA 2は市場で最もバリューのあるパッケージだと考えています(1いいね)
- マウント付きが$50プラスになるところはほぼ許せません。現行Duraのマウントは公式サイトで$20で販売されています(…)Duraの大ファンなので、新しいウォッチを買ってCorosのエコシステムにどっぷり浸かることを考えていましたが、Corosが向かおうとしているところを見ると考え直さざるをえません(8いいね)
- $349だろうと思っていました。$249から$499というのはバカげた跳躍です(11いいね)
- なぜDura 1を安価なオプションとして提供し続けないのですか?ものすごくフラストレーションです(28いいね)
- (上の人に)そうするとDura 2とカニバリを起こしてしまうでしょう(2いいね)
- 価格を倍にしてDura 1をディスコンにするの? 汚れたことをはじめたものだ(11いいね)
- Dura 2を待ち望んでいたけれど、彼らはDura 2ではなくDura Proを作ることにしたのでしょう。Wahooに移行しようかなと思います(13いいね)
- ビッグな連中と勝負することに決めたようですね。しかし各種レビューを見ていると、実力が全然及んでいないようです(3いいね)
- 500ドルはあまりに高すぎます。Corosはずっとグレートなお買い得ブランドだったのに、この値段ならGarminに行きます(16いいね)
- 安売りのGarmin 1050のほうが$550よりも安いので簡単にパス(10いいね)
- 自分のDuraが大好きだっただけにこの戦略は後味が悪い(3いいね)
- スクリーンは確かに大きくなってUXも改善されたようだけど、それだけだ…(14いいね)
- 在庫が消えようとしている時にCoros 1を買っておいて良かった(11いいね)
- 価格だけでなく、各種レビューも称賛してはいませんね(4いいね)
- Coros 1のラグジュアリー・バージョンのようですね。第一世代を使い続けます(3いいね)
Coros 1は長時間駆動でしかもお買い得、ということでウルトラやロングライド、ブルベ愛好家の一部から高い支持を受けてきました。それが過去数ヶ月で市場から消えはじめ、多くの方がCoros 2の登場に期待を寄せていたのですが、実際に現れたのはCoros 1の正常進化品というよりも、Coros 1をより豪華にした「Coros Pro」的なものだった、というところにガッカリしている方が多いようです。
ソフトウェアの仕上がりについても、各種レビューでは完成度が低いという評価が多いようですが、恐らく時間をかけてブラッシュアップしていくものと思われます。高価格路線で戦うことに決めたのは、時流を考えると仕方のないことなのでしょうか。それでもマウントが$50というのは「そこまでやるの!?」という感じが私もしました。
GPSサイコンに限らず、自転車界の西洋ビッグブランドの多くは「値札を見ずに買える人」をメインターゲットに据えるところが増えてきたような気がします。棲み分けがどんどん進んでいるとも言えるのかもしれないですね。





