タイヤ・チューブ

Schwalbe G-One All Round お漏らし問題

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Schwalbe G-One All Roundというタイヤを使っています。サイズは700x35c。今年の春から使いはじめて、半年が過ぎました。以前、下の記事で紹介しました。その名の通り、オールラウンドに使える「迷ったらこれから」という感じのグラベルロード用タイヤです。

Schwalbe G-One All Round ロードタイヤを試す
グラベルロードでSchwalbe G-One All Round ロードタイヤを試しています。サイズは35c。ホイールはフルクラムの新製品Racing 3 DB。

その記事で私はこんなことを書いていました。

Stan’s NoTubesのシーラントを入れて2日ほど経ったあと、なぜかフロントだけペシャンコになっています。リアはまだエアが豊富。

で、半年が経過した今でも、フロントの空気が抜けやすいです(笑)

シーラントお漏らし問題

そしてフロントもリアも、未だにサイドウォールやトレッド面からシーラントがプクプクと漏れてきています。写真はどれも3日以内に撮ったものです。

Schwalbe G-One All Round

中に入っているシーラントはまだ乾いていないな、量も十分にありそうだ、と安心できる反面、

一体なぜいつまでたってもこんなカニみたいに泡を吹いているんだ?

と思うのも事実。

いま使っている他のチューブレスタイヤ、たとえばMavic Yksion Pro 700C x 25や、WTB Byway TCS 650b x 47などは、こんな感じでシーラントがプクプク吹き出してきたりしません。

Schwalbe G-One All Round

これはシュワルベのこのタイヤのケーシングが極端に薄いことを意味しているのでしょうか。それとも製造にちょっと問題があるのか。

勿論、純粋なチューブレスではなく、チューブレス「レディ」なので、ビードまわりだけでなく、ケーシングもまたシーラントの浸透を前提にした設計なので、シーラントが吹き出てくること自体は理解できるのですが、もう半年経っているので、大丈夫か、とも思うのであります。

Schwalbe G-One All Round

ただ、タイヤの性能自体にはまったく不満はありません。個人的には最近使っていて楽しいのが650bのホイールなので、WTB Byway TCS 650b x 47を使うことが多くなり、Bywayのようにセンターはスリックでもいいかな、という感じではあるのですが、このG-One All Roundで走っていて「なんか違うな」と感じることも、基本的にはありません。

シュワルベのチューブレスタイヤを使われている方、どうでしょうか。やはりこんな感じでいつまで経っても泡がプクプク出てくる感じでしょうか。原理的なことを考えると、やはり密閉できていないということだと思うので、良いことではないのではないような気もします。

他のチューブレスタイヤも勿論、空気がかなり抜けたあとにビード部からシーラントが漏れてきていることはあります。しかし空気が入った状態でサイドやトレッド面がこんな感じで濡れてくることはありません。特に困っているわけではないのですが、謎です。

ちなみに入れているシーラントは安定のStan’s NoTubeなので、シーラント自体の問題ではないと考えています。

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著者
マスター

2007年開設の自転車レビューサイトCBNのウェブマスターとして累計22,000件のユーザー投稿に目を通す。CBN Blogの企画立案・編集・校正を担当するかたわら日々のニュース・製品レビュー・エディトリアル記事を執筆。シングルスピード・グラベルロード・ブロンプトン・エアロロード・クロモリロードに乗る雑食系自転車乗り。

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