「グランフォンド小諸 feat.ろんぐらいだぁす!in ZWIFT」は、サイクルイベントの新しい形なのかも?

ハロー!!! 澁谷かのn…すみません!すみません!! 私を叶える駄文書き、nadokazuです。

2020年6月28日(日)、一般社団法人こもろ観光局の主催により

Zwiftの仮想世界のロングライドイベントとしては国内最大規模となると見込んでいる

https://pressports.com/2020/06/22/komoro-zwift/ より引用)

大規模バーチャルロングライドイベント、「グランフォンド小諸 feat. Long Rider Stories! Enjoy Ride」が開催されました。現場からは以上です!

以上です!


以上です!



以上ですってば!!

難易度別に分けられた、「A」「B」「C」3つのグループ。キミはどれを選ぶ?

「ろんぐらいだぁす!」「ろんぐらぁすとーりーず!」絡みのZWIFTイベントは、これまでにもいろいろ開催されてきました(LONDONを3倍で周回させられる「AGEAGE RIDE」は、キツかった…超キツかった…遠い目)。

ですが、今回はリアルイベントが開催中止となってしまった「グランドフォンド小諸」とのタイアップライド。ということで、本番前に複数回のグループライドが実施されたり、Youtubeで生中継が配信されたりと、たいへん充実した内容でした。

開催当日にはYoutuber/VTuberさんやニコ生主さんの独自配信なども、いろいろあったようです。

■GFK公式のYoutube配信(前日祭)

■GFK公式のYoutube配信(イベント当日)

さてさて、そんな「グランフォンド小諸 feat. Long Rider Stories! Enjoy Ride」に設定されたのは、3つのグループ。

Aグループ:
ライドリーダーは、担当編集のいしこうさん。
コースは「The Mega Pretzel(距離:111km/累積標高:1,659m)」。

Bグループ:
ライドリーダーは、2,000wで無双して「GOD」の名を欲しいままにする、作者の三宅大志先生。
コースは「Three Sisters(48.2km/累積標高:895m)」。

Cグループ:
ライドリーダーは、パカ店長役で出演されている声優の東城咲耶子さん。
コースは「Volcano Flat(距離:12.3km/累積標高:50m)

「A/Bグループ」と「Cグループ」の間には越えられない壁があって、この難易度設定は「なにかが間違っている…!」としか思えません。

なんですが「グランフォンド小諸」は、そもそもリアルイベントの方も

「チャレンジあさま100(距離:100km/獲得標高:2,270m)」
「エンジョイこもろ50(距離:50km/獲得標高:750m)」

という、頭のおか…たいへん厳しい難易度が設定されています。なので「元からなにかが間違っていて、今回のイベントはそれを忠実にバーチャルライド化しただけである」と考えると、合点がいきました。

せっかくだから、俺はゆるふわな「Cグループ」を選ぶぜ!

さてさて、そうなると「A」「B」「C」のどのグループで参加するかを検討しなければなりませんが、まぁ「Cグループ」以外にありえないでしょう。普通に考えて。

自慢するわけではありませんが、わたくし気力体力脚力とも常人を遥かに凌駕するパフォーマンスの持ち主です。あ、凌駕しているのはもちろん「 低 い 方 に 」ですけどね!

どこに出しても恥ずかしい、ヘタレでミーハーなへっぽこ野郎である自分(涙)。メガプレなんぞを走らされた日には、イベント終了時刻までにゴールできるかどころか、生命維持すら危ういです。

ハードモードを楽しみたい人は、もう勝手にやっといてください。こちらは声優さんとキャッキャウフフな、ゆるふわ極まりないライドを楽しみますよ。

というわけで、「Aグループ」にエントリーしました。

…あれ? なにかが間違っているのは自分のほう…なのでは?

楽しいイベントの時間は、ダラダラ長く楽しみたい!

だがしかし!なんですよ。考えても見てください。AACRが桜も緑も中止になって、GWの旅行も中止。県境またぎの移動だって、まだまだ積極的にはできません。

一緒に走る友達がいない、さびしい初老サイクリストである自分が「みんなで走る」という機会は、サイクルイベントの時ぐらいしかありません。それが「Cグループ」だと、それこそ30分で終わってしまいます。

バーチャルでもいい!できるだけ長い時間、楽しいイベントの時間の中に身をおいていたい!

そんなふうにとち狂った考えに冒された愚かな自分を、誰が責められるでしょうか。できませんよね?

というわけで、イベント当日がやってきました。4K解像度でZWIFTできるパソコン(※興味のある方は下の記事をぜひ)も購入済み!さあ、バーチャルロングライドを思いっきり楽しみましょう!

こんにちは、自然溢れるスイスからやってきましたっ。エマ・ヴェルd…すみません、すみません! 抜群の包容力で、みんなを支えてくれる心優しい駄文...

Aグループも、ゆるふわで(ゆるふわとは言ってない)。

国内では前例がほぼないであろう、大規模なZWIFTイベント。それだけに以前のグループライドで経験した「1人中1位バグ(みんなで一緒に走っているのにグループチャット等が一切表示されない)」とか、処理落ちで参加できないとか、いろいろあっても大丈夫なように早めの時間にログインしてイベント参加手続きを済ませました。

無事グループライドの画面に入れて、グループチャットなどもキチンと表示されています。これなら大丈夫そう。

あ、ちなみにあまりの距離と獲得標高にガクブルしていましたが、担当編集のいしこうさんが、スタート前に「ゆるふわ」と断言されています。ほっとひと安心。

▼証拠写真。「自分の都合のいいように発言を切り取った挙げ句、勝手に偏った解釈をしまくっている」とは言ってない。

あれ…でも、この間公開された「ろんぐらいだぁすとーりーず!のブログ」のGF小諸の記事には

今回はYURUFUWAは一切ありません。ガチです。

https://ameblo.jp/longriderscomic/entry-12607950533.html より引用)。

と、書かれているんですが、これは…どういうことでしょう…?



よくも今まで!!

ずっと今まで!!

よくもよくもぼくをォ!!

なんであんな・・・・・・あんなに・・・・・・

よくもだましたアアアア!!

だましてくれたなアアアアア!!

スタートしてしまったからには、ゴールまで走らざるを得ない。

そうこうしているうちに、スタート時間がやってきてしまいました。

625人のライダーが一斉にスタート。車列がいつまで経っても途切れません。スゴイ光景です。

▼ろんぐらジャージではっしーり出すー。行き先もーわっかーらぬーままー。暗い夜の帳りのー中へー。


ちなみに

スタート直後なのに「いつまで経っても途切れない車列を見ている」ということが、どういうことなのかというと

「抜かされまくってる」ということです。

えええー!ナンデナンデ?みんなこれから坂ありまくりの100km越えライドするのに、初っぱなからそんな高出力でスタートしちゃってるの!??

…そうでした。ここは「Aグループ」。自分の周りに集まっているバーチャルライダーのみなさんは、紛れもなくジンガi…「ガチ」なひとたち。

「徹底的な低消費走行で、脚力が尽きる前になんとかゴールだけはしたい!」

などという、低すぎる志のライダーは自分だけだったのです!!

気がつくと、またたく間に最後尾グループに転落していました。

…そして、それからのことは、あまり記憶がありません。「キツイ」「ツラい」「もうイヤだ」「助けて、ラブライブ!」などという悲惨な感情に支配されていたことだけが、猛烈に刷り込まれています。

朧気な記憶と、PCに残された少ない枚数のキャプチャー画像を見て思い出していくと、

▼ジャングルのグラベルを、MTBに乗り換えて這々の体でクリア。

▼EPIC.KOMの逆方向は、軽量フレームと軽量ホイールで耐え難きを耐える。

▼この時点で残り5kmということは、もうゴールまで長い上りはない…。生きてゴールできるかもしれない…。

▼惨憺たる結果。

いつもは何十枚とキャプチャーを撮るのですが、今回に限っては全然撮れていません。自分でもビックリです。

そして、それにしても…本当にツラかったです。頭から腕から、汗がボタボタと垂れまくり(フレームの汗防止カバーでカバーできてない部分にまで…!)、おかげで床に何枚ものタオルを敷き詰めるハメになりました。
体拭き用のタオルは、もう何枚交換したか解りません。ボトルも2本用意しましたが、それでも足りずに途中で追加しました(これが瞬時にできるのは、バーチャルのありがたいところです)。

それと「The Mega Pretzel」を走ってみて思ったのは、「このコースを引いた人は、まだ人間の心を残している」ということでした。

人の心を感じる点、その1:ラジオタワーに上る地獄の激坂「BONUS CLIMB」に行かなくていい。

人の心を感じる点、その2:ゴールが平坦にある。

これが「The Uber Pretzel」だと、ラジオタワーにはもちろん上らされた挙げ句、ゴールはアルプの頂上です。お前の血は何色だぁーっ!?

小諸に洗脳されました。

あと、走行中のキャプチャーを全然撮ってなかったり記憶が朧気だったりするのは、

「同時にYouTubeで公式配信が行われていたので、そっちを見ながら走っていた」

というところが、非常に大きいです。

手作り感あふれる公式配信は、東城咲耶子さんを筆頭に小諸観光局の方やグランフォンド小諸の主催の方々、さらには小諸市長まで出演されていてビックリ。市長が出演者の方々と気さくにお話されている様子には、大変な好感を持ちました。

そんな配信を走り続けていた時間ずーっと見ていたわけですから、もう完全に洗脳されてしまっています。

自分にとっての小諸は、軽井沢から長野に向かう間の単なる通過点。それだけでなく、長野までの下り基調のルートの中で容赦のない上りを繰り出してくる憎きエリア。「坂のまち小諸」というキャッチフレーズが掲げられているのを見て、心の中で悪態をつきまくる「少しでも早く通り抜けたい街」でした。

それが!

公式配信での数々のPR攻撃によって、すっかり「小諸行ってみてぇ」という感情に支配されるようになっています。

また、「グランフォンド小諸」のリアルイベントのほうは、興味が無かったわけではないのですが、

  • 地獄のような登坂を強いられる
  • 緑のAACRと開催日程が被る

という、参加しづらいダブルの条件を兼ね備えていたりするので

「できれば参加したくない。というかAACRと日程被ってたら参加できない」

という位置づけだったのが正直なところ。

それが

「次回はぜひ参加してみたい!」

にすっかり方向転換。自分の中の小諸株は、ストップ高まで爆上がりしました。

もしかして、主催の方々の手のひらの上で踊らされまくってますか?自分。

リアルとバーチャルの融合で、新しいサイクリングイベントの形が見えてきた?

「グループライド+公式の生配信」という、リアルとバーチャルが絶妙に組み合わせられた形式のサイクリングイベントとして開催された「グランフォンド小諸 feat. Long Rider Stories! Enjoy Ride」。

こんな形式で実施された形式のバーチャルサイクリングイベントに参加したのはこれが初めてなのですが、ただのグループライドとは、もう段違いの「イベントに参加している感覚」がありました。関係各位様がどれだけご尽力されたかは、自分なんかの想像を遥かに超えるでしょう。有り難い限りです。

リアルだからこそ楽しいはずのサイクリングイベントが、バーチャルでもここまで楽しい。これは本当に、新たな発見であり驚きの体験でした。むしろこれだけ楽しければ、いろんなサイクリングイベントでも「リアル版とバーチャル版のハイブリッド開催!」とかで魅力を発信しまくっていただき、「リアルの方に出たい!」という沼に引きずり込んで(違)欲しいところです。

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