バッグ

Rhinowalkのフォークパックを観察してみよう【内ポケット・ショルダーストラップ付き】

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Rhinowalkから発売されているフォークパックの観察記事です。私はORTLIEBのフォークパック(4.1Lと5.8Lのふたつ)を愛用しているのですが、Rhinowalk製品は外観がよく似ています。Amazonでは2022年11月から販売されているようです。

Rhinowalkのフォークパック

image: amazon

サイズは4L/6L カラーは各4色

Rhinowalkのフォークパックはサイズ4L/6Lで、容量も完全にORTLIEBに合わせてきていますね。カラーはそれぞれグリーン・オレンジ・ブラック・ブルーの4色展開です。ORTLIEBのフォークパックはもともとブラックとレッドチリ/シグナルレッドの2色展開だったのですが、レッドチリは現在公式サイトには掲載されていません。Rhinowalkのほうがカラバリは豊富です。

Amazonでは同一と思われる製品が複数掲載されており(安いほうがあればそちらで良いと思います)、カラーによって値段が違うようですが、4L版は¥5,499〜¥6,599。6L版は¥6,099〜¥7,199。現時点ではブラックが安く、他のカラーは高い、という感じです。

ブラックとそれ以外のカラーでは生地の種類が違い、ブラックは500Dポリエステル・防水PVCコーティング、それ以外のカラーは840Dナイロン・防水TPU。ブラックのほうが重い。他のカラーはより軽量ですが、耐久性・防水性は若干高い仕上がりになっている印象を受けます(想像)。

専用マウントが付属しており、3つ穴のあるフォークならボルトオン(マウントアダプターはORTLIEBよりもスッキリした外観)。それ以外のサスペンションフォーク・スチールフォーク等はバンドクランプ。またスマホが入るインナーポケットがあり、ショルダーストラップも付属しています。ここはORTLIEBと大きく差別化を図ってきた感じですね。

ORTLIEB製品との重量比較

ここでORTLIEBフォークパックとの重量を比較してみましょう、と思ったのですが、これが簡単ではありません。ORTLIEBの場合は耐久性が少しだけ高く少しだけ重いPLUSと、バイクパッキングシリーズで使用されているより軽量な生地の非PLUS版があります。また、Rhinowalk製品の重量はショルダーストラップやマウント込みなのかわかりません。ORTLIEBには筆者所有個体の実測値・公称値、Rhinowalk製品は公称値を入れてみましたが、あまり参考にならないかもしれません。

重量
Rhinowalk 4L Black 510g(500Dポリエステル・防水PVC)
Rhinowalk 4L Black以外 480g(840Dナイロン・防水TPU)
Ortlieb 4.1L 282g(非PLUS版・マウント・ボルト3本込み実測)
Rhinowalk 6L Black 570g(500Dポリエステル・防水PVC)
Rhinowalk 6L Black以外 550g(840Dナイロン・防水TPU)
Ortlieb 5.8L 315g / 325g(非PLUS公称 / PLUS 実測)

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公称データだけ見ると、ブラック以外のカラーのほうがデニール数が大きいので生地強度がより高く、それでいてより軽量(そして少し高い)ということは言えそうです。

ORTLIEBのフォークパックはいま実勢価格1万円弱、が標準になりつつあるようで、バリエーションによってRhinowalk製品のほうがおおむね1〜3000円ほど安くなるようなので、ストラップを別にした場合でも全体的に少し重いのだろうという気はします。

Rhinowalkの他のバッグは私もいくつか使用しており、細かいところでORTLIEBクオリティーに届かないところはあるものの(パニアバッグのフックなど)、バッグ本体の品質は合格と言っていいと思います。カラバリが欲しい・ショルダーストラップに魅力を感じる・お手頃価格が良い、という方はRhinowalkのこの製品もチェックしてみてはどうでしょうか(ただしマウントの保持力や耐久性の面で安心感を得たい場合は実績のあるORTLIEBのほうが良いかも)。

著者
マスター

2007年開設の自転車レビューサイトCBNのウェブマスターとして累計22,000件のユーザー投稿に目を通す。CBN Blogの企画立案・編集・校正を担当するかたわら日々のニュース・製品レビュー・エディトリアル記事を執筆。シングルスピード・グラベルロード・ブロンプトン・エアロロード・クロモリロードに乗る雑食系自転車乗り。

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