AKI WORLD(アキワールド)の「CW-MC-002」という型番のチェーンテンショナーのミニレビューです。ギアードの自転車をシングルスピード化する時にあると便利なパーツで、チェーンのたるみを取ってくれるものです。シングルスピードでチェーンがたるみすぎている場合、登坂などでトルクがかかるとチェーンが歯滑りを起こすことがあるのですが、その問題を解消できます。
私がこのAKI WORLDのテンショナーを取り付けた自転車はもともとシングルスピードに対応しているフレームで、スライドエンドを調整することでチェーンのたるみを取ることができるためテンショナーは不要とも言えるのですが、このバイクでもチェーンの長さがどうにも微妙だったりホイールを好みの位置で使いたい時はテンショナーを使うとやはり設定が簡単であると思いました。
このテンショナーは下の写真で見えている長いシルバーのシャフトをスライドさせてチェーンラインを最適化できます。シャフトはヘックスボルトで固定します。テンショナー本体を少し上に持ち上げた状態なら、シャフトの位置は出先で手でも調整できました(自宅でハンマー的なものを使ったほうが楽ではあります)。
この自転車ではフリーハブのちょうど真ん中くらいにシングルスピード用コグ(2枚並んでいますが話が複雑になるので説明しません!)を入れるとフロントチェーンリング(1x)といい感じに直線になるのですが、その場合このテンショナーのシャフトはほぼ最奥の位置になりました(もう少しだけ余裕がある)。数あるテンショナーの中では調整幅は最も広い製品と言えると思います。
短所的なところを挙げると、チェーンガイドに通すために一度チェーンを外す(切る)必要があること、プーリーからカラカラという音が聞こえるところです。プーリーからのノイズはワークスタンド上で特に顕著ですが、走行中はそこまで気になりません(でもクルマの往来がない道だとやや気になる)。これはプーリーを交換すると改善できそうです(チェーンラインを最適にしてもノイズは消えなかった)。
それ以外の点ではテンションのかかりも申し分なく、たるみきったチェーンでテンショナーを使わずに「踏んだ」時のチェーンスキップは完全に出なくなり、機能面では全く不満はありません。ちなみにフロントトリプル・リアシングルの3×1という変態構成で使おうとした時(下に関連記事あり)は、スプリングテンションが足りずに使えませんでした。
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普通のシングルスピードでなら問題なく使えると思います。調整幅が広いので、あれこれ買い替えずに一発で決めてしまいたい方には良いものではないかと思います。








