つくば霞ヶ浦りんりんロードを走る JR土浦〜岩瀬駅往復編

つくば霞ヶ浦りんりんロード。それは北関東・茨城県が誇る全長180kmにも及ぶサイクリングコースである。今回はその一部であるJR土浦〜岩瀬駅(筑波山エリア)を走ったので紹介してみたい。

つくば霞ヶ浦りんりんロードを走る JR土浦駅〜岩瀬駅往復編

全長約40.1kmのこの区間は、かつて「つくばりんりんロード」(茨城県道501号桜川土浦自転車道線)と呼ばれていた。2016年に「霞ヶ浦自転車道」(茨城県道504号潮来土浦自転車道線)と統合され、現在は「茨城県道505号桜川土浦潮来自転車道線」として「つくば霞ヶ浦りんりんロード」を構成する一区間となっている。

東京・上野から輪行で茨城・土浦へ

今回の「つくば霞ヶ浦りんりんロード」ライドは土浦が出発点。筆者は東京都内から輪行で行くことにした。都心からの電車でのアクセスには主に3つの選択肢がある。JR上野駅またはつくばエクスプレスの秋葉原駅を起点にした場合、下表のようになる。

出発駅 到着駅 所要時間 料金
JR常磐線特急 上野 土浦 41〜49分 2,140円
JR常磐線 上野 土浦 62〜65分 1,140円
つくばエクスプレス快速 秋葉原 つくば 47分 1,190円

JR常磐線特急とつくばエクスプレス快速の場合、所要時間に大差はないが料金はJRのほうが1,000円ほど高い。つくば駅は「りんりんロード」から若干離れていることと、サイクリングに特化した特殊な駅ビルである「プレイアトレ土浦」もついでに見たいので今回はJR常磐線特急で土浦駅を目指すことにした。

午前7:30の「ときわ51号」に乗車する。切符を買う時、係の人が気を利かせてくれて自転車を置きやすい席を取ってくれた。1号車1番A席(微妙に嬉しい)。上野駅の場合、1号車は中央改札に最も近いのでおすすめ。自転車をあまりかついで歩かずに済む。

JR常磐線特急

到着した「ときわ51号」をわずかな時間で撮影。なんかカッコいいな…

ときわ51号

今日のお供はブロンプトン。座席の後ろにすっぽり入る。ロードバイクでも問題ないスペース。

ときわ51号 ブロンプトン輪行

まだ朝焼けが残っている。乗車時間は45分。外を眺めているとあっという間にすぎる。ちなみに東京から土浦まで自走する場合、国道6号線で70km程度が目安だそうだ。都心から見た埼玉の熊谷と似たような距離感。霞ヶ浦は思いのほか近いのである。

JR常磐線特急からの景色

JR土浦駅に到着

8:15、土浦駅に到着。「つくばりんりんロード」に出るには西口がいいという。改札内の売店で水とプロテインバー2本を買い、早速西口に向かう。

JR土浦駅

エレベーターは「プレイアトレ土浦」と接続していた。なるほどこれが噂の「サイクリング特化型のアトレ」か! 「ル・サイク」という自転車店が販売やレンタルを行い、地下にはシャワーやロッカーがある。開業してまだ1年弱。これから3Fの上にホテルもできる予定と聞く。

プレイアトレ土浦

エレベーターを1Fでおりるとタリーズコーヒー。壁にクロモリロードが飾ってあった。自転車ラックがあり、通路は自転車を押して歩ける。奥にはコンビニとトイレがある。

プレイアトレ土浦

左手側に「ル・サイク」があったが開店は10時なのでまだ閉まっている。帰りに寄って眺めてみることにしよう。なかなか立派そうだ。

プレイアトレ土浦

JR土浦駅〜筑波休憩所まで

駅前〜虫掛休憩所まで

「プレイアトレ土浦」を出て西口でブロンプトンを組み立てる。なんとなく右側のほうに向かっていくと、水色と黄色を基調とした「つくば霞ヶ浦りんりんロード」の看板が見えた。あとはこれを追うだけである。

JR土浦駅前〜虫掛休憩所まで

道路にも水色と黄色がペイントされているのでわかりやすい。

JR土浦駅前〜虫掛休憩所まで

走りはじめてすぐに妙な店を見つけた。「いきなり俺のジンギスカン」。「いきなり」と「俺の」のフォントまで本家に寄せている。突っ込みどころ満載だ。

いきなり俺のジンギスカン

駅を出て1〜2kmほどはやや忙しない道で大きい道も横断するが、コンビニのローソンをすぎたあたりから「これがりんりんロードか…!」という雰囲気になる。

JR土浦駅前〜虫掛休憩所まで

右手側には筑波山が見える。筑波山は「旧りんりんロード」を走っているあいだずっと見えるから飽きない。

JR土浦駅前〜虫掛休憩所まで

虫掛休憩所

この「旧つくばりんりんロード」は1918〜1987年まで存在していた筑波鉄道の線路跡地を利用している。当時の駅のうち6つが「休憩所」として整備されており、虫掛は土浦から見て最初の休憩所である。まだ走りはじめたばかりなので通りすぎる。振り返って写真を1枚。かつてあれは駅のホームだったのだ。

虫掛休憩所

虫掛をすぎると少し嫌な予感がする。舗装がはがされた区間が増えてきたからだ。どうも工事をやっているらしい。

虫掛休憩所先の工事区間

仕方ないので並走する車道を走る。果たしてこの先、工事はどこまで続いているのか気がかりだ。

虫掛休憩所先の工事区間

藤沢休憩所

この大がかりな工事は3月末まで続くらしいが、この日は虫掛〜藤沢のあいだだけ作業していた。下は藤沢休憩所。路面がグリーンにペイントされていてきれい。左側の木に巨大な鳥の巣があるのが気になる。

藤沢休憩所

小田城跡歴史ひろば

「旧つくばりんりんロード」は基本的にまっすぐな道なのだが、ここは珍しくカーブが続く。立ち止まって眺めていると、不思議な既視感に襲われる。

小田城跡歴史ひろば手前のカーブ

そうか、10年にGlennGouldさんのCBN投稿でこの光景を見ていたのだ! 実は、この道をいつか走りたいと思うようになったきっかけは氏の投稿である。

©GlennGouldさん(2008年撮影)CBNレビューより

やがて第3の休憩所「小田城跡歴史ひろば」へ。立派なトイレと自販機、多数あり。

小田城跡歴史ひろば

ここから先で少しおもしろい現象に遭遇する。道沿いで、あちこちで野焼きが行われているのだ。「りんりんロード」のすぐそばが燃えていることもあり、風向きが悪いと炎と煙のなかを走らざるをえない。というのは誇張だが、ちょっとおもしろかった。こんなに大きい炎は、東京では非日常である。

りんりんロードの野焼き

あちこちで野焼き。藁が燃えるようないいにおいがする。

りんりんロードの野焼き

遠くも煙でいっぱいだ。燃やしすぎだろ。この時期のりんりんロードの風物詩なのかもしれない。

りんりんロードの野焼き

筑波休憩所

JR土浦駅から約20km走って筑波休憩所に到着。全長40kmコースのちょうど中間地点にあるのでわかりやすい。この休憩所は人気らしい。筑波山にヒルクライムに向かう人にとっては拠点になっているそうだ。ここで小休止。

筑波休憩所

空気入れもあった。これは英式バルブだけど。

筑波休憩所

筑波休憩所で早めのランチ。松屋製麺所へ

筑波休憩所を左に出るとすぐ「松屋製麺所」がある。朝7時から夕方6時までやっていて、ラーメン屋ではないが中で麺のイートインができるというので早めのランチを食べることにした。店前にはサイクルラックもある。

松屋製麺所

ラーメンかチャーシュー麺をすすめられたので、プレーンなラーメンを注文。500円。小銭で払ったほうがお店の人は助かるようだ。魚介ダシのスープ。麺はつるつる、もちもちしていて…ウマい!

これ、絶対食べたほうがいいよ。かなりうまい。食感は、タイヤでいうとMichelin Pro4 SC V2という感じだ。おわかりいただけただろうか。

松屋製麺所

麺を買って帰りたくなるほどのうまさだった。糖質制限していなければ間違いなく買っていただろう。

松屋製麺所

筑波山神社へ4kmのプチ・ヒルクライム

松屋製麺所を右手に4km進むと筑波山神社に至る。せっかくなのでこのプチ・ヒルクライムもやっていくことにする。灰色の鳥居をくぐって登る。

筑波山神社へ4kmのプチ・ヒルクライム

左手側に「沼田屋」というかりんとう屋が見えた。ここもかなり有名なお店らしいのだが、甘いものは控えているのでスルーする。

「沼田屋」というかりんとう屋

4km程度の登りなど何でもない、とハイペースで飛ばしていたが、最初はわりと休ませてくれない坂で心配になる。

筑波山神社へ4kmのプチ・ヒルクライム

しかしすぐに勾配も落ち着き、あっというまに神社入口の大鳥居へ。このあたりはもう全然ラク。

筑波山神社の大鳥居

奥までたどり着くと、赤い誘導棒を持ったおばさんが「はい自転車こっち、100円!」とすごい勢いで言ってくる。私は自転車を停めるとも言っていないし、おばさんの駐車場を選ぶとも言っていない。そもそも神社のそばに停めておくことはできないのだろうか。

神社に駐輪場はないのですか、とおばさんに聞くと、この先はホテルしかないから、などと何かよくわからない曖昧な答えを返される。この時、ああ、なるほどと理解した。ここは駐車・駐輪ビジネスの激戦区、レッドオーシャンなのだ。まわりを見ると何人ものおばさんたちが赤い棒を振り回して自分の食堂の駐車場にクルマを誘導しようとしている。ほとんど戦争である。

観察しているとかなり強引な手法もあり、あたかもその駐車場に入る以外の選択肢はないと言わんばかりである。こういうビジネスは田舎の動物園やテーマパークの近くなどでもよく目にする。やや微妙な気持ちにはなったものの、駐車場の奥は安全そうな場所だったので自転車を預かってもらうことにした。100円を払うと、おばさんはお店の食事が50円引きになる券をくれた。

筑波山神社近くの食堂・駐輪場

ようやく筑波山神社の階段をのぼる。ちょっとだけ工事している。

筑波山神社

どんどん登る。左側に行くとケーブルカーの駅があるらしい。時間があれば乗って山頂まで行ってみたいが、我慢する。今日はこの「旧りんりんロード」を確実に走破するのが目標だ。

筑波山神社

なかなか立派な筑波山神社。

筑波山神社

気持ちが写真撮影モード。ここで自転車やカバンを預けてきて正解だったなと思う。落ち着いてすごせる。

筑波山神社

うーん、カッコいいぞ筑波山神社。お賽銭を払い、世界平和をお祈りした。おみくじは小吉だった。

筑波山神社

わりと長い階段を登ってきたものだ。左手側ではガマの油を売っている人がいる。

筑波山神社の階段

日当たりの良い場所にある狛犬は撮っていて楽しい被写体である。やや絞りこみ、解像感を高める。背景がノイジーにならないよう立ち位置を選択する。カメラはFUJIFILM X-T20。レンズは18-55mm F2.8-4。

筑波山神社の狛犬

もと来た道をアンダー目に撮る。右側の売店で、小さいおみやげを買った。それは記事の最後で紹介しよう。小さくてかわいいおみやげだ。

筑波山神社

参拝を終え、筑波休憩所に戻ることにする。門前町の食堂群の駐車場には眺めの良さそうな場所があり、「そこから下を眺めてもいいですか」と聞いてみるも、さっきとは別のおばさんに「ダメ、ダメ」と露骨な手振りとともに拒否される。私有地なので仕方ない。それに、おばさんはとにかく食堂の駐車場にクルマを誘導するのに忙しいのだ。こっちは自転車で遊んでいるがおばさんは労働しているのだ。

すると通りがかった別の駐車場に「有料展望」の文字が見える。なるほど、お金を払えば見せてくれるのか。あるいはこうでもしないと観光客が駐車場に押し寄せてきて迷惑するのだろう。誘導のおばさんに100円を払って見せていただく。「それかご飯食べてってくれたら無料よ」とのこと。

筑波山神社

さっき拒否された駐車場のほうがたぶん眺望は良かったと思うが、「りんりんロード」のまわりの野焼きの様子を見られたので良しとする。

筑波山神社

筑波休憩所まで戻ると、走行距離約28km。筑波山神社への寄り道は往復でちょうど8km程度であった。

筑波休憩所

筑波休憩所〜JR岩瀬駅

筑波休憩所から「りんりんロード」起点のJR岩瀬駅までは約20km。どんどん行ってみよう。

筑波休憩所〜JR岩瀬駅

するとはじめて道に迷った。「りんりんロード」が忽然と消えてしまったのだ。でもまぁ、まっすぐなんだろうと思って数km進んでみる。

筑波休憩所〜JR岩瀬駅

予想通り、ここで復活。

筑波休憩所〜JR岩瀬駅

右手側には相変わらずの筑波山。存在感がすごい。山岳信仰が生まれる理由がよくわかる。あそこには神様がいて俺たちは見守られている。ここに生まれた人はそう思ってもおかしくない。

筑波休憩所〜JR岩瀬駅

謎のアップダウン。地形的な制約からこうなったのか、それともエンターテイメントなのかは不明だが、楽しめる。

筑波休憩所〜JR岩瀬駅

真壁休憩所

真壁休憩所に到着。というか通り過ぎる。このあたりから荒川上流に似た雰囲気になり、人の気配もぐっと減ってくる。

真壁休憩所

だいぶ寂しい雰囲気に。ただ、ここは田んぼに苗が植えられた後は気持ちの良い風景になるに違いない。

筑波休憩所〜JR岩瀬駅

雨引休憩所

雨引休憩所もぼーっとしていると素通りしてしまいそうな雰囲気。特に何かがあるわけではない。

雨引休憩所

このあたりの里山は「まんが日本昔ばなし」に出てきそうな、日本的山村の原風景のような風情があって味わい深い。怪我をしたキツネを助けたら、吉岡里帆が恩返しにやってきてくれそうな勢いだ。

筑波休憩所〜JR岩瀬駅

遠くの山で何かを採掘しているのか、時おり発破の音が遠くから響きわたる。クルマの往来もほとんどない。

筑波休憩所〜JR岩瀬駅

JR岩瀬駅

JR水戸線の岩瀬駅に到着。「つくばりんりんロード」の起点である。周辺には商店のようなものはあまり見かけない。少なくともコンビニは近くにはない(駅の反対側には何かあるのかもしれない)。ちょうど一軒のそば屋でおばあさんがシャッターを閉めていたところだった。

JR岩瀬駅

駐車場は広い。ちなみにこの駅からJR東京駅まで輪行で帰る場合、どんなルートでも2時間〜2時間半かかる。東京方面から「霞ヶ浦りんりんロード」を走りにくる場合、よほどのことがなければ岩瀬駅を使う機会はなさそうである。

JR岩瀬駅

岩瀬駅はなかなか風情がある。ここで電車の写真などを撮ったらおもしろそうだ、などと思っていたら、フルサイズのCanon EOSを持った鉄ちゃんの姿を見かけた。やはりそうであったか。

JR岩瀬駅

ここまで走って49.3km。今日の予定は残り40km。

JR岩瀬駅

JR岩瀬駅〜一気にJR土浦駅へ戻る

出発点のJR土浦駅まで引き返す。このサイクリングロードは歩行者ももちろんいるものの、歩いている人はあまり多くない。ただ一般道との交差点では飛ばしているクルマが結構いるのでそこは要注意。

JR岩瀬駅〜一気にJR土浦駅へ戻る

岩瀬付近の里山は本当にいい感じである。時間の流れ方が東京とはまったく違う。ここは300年前も同じような風景だったのではないかと思える。

JR岩瀬駅〜一気にJR土浦駅へ戻る

またしても野焼き。藁が燃えるなんともいえない良い匂いがする。

りんりんロードまわりの野焼き

野焼きの煙で何度かホワイトアウト状態に。数秒、煙が目に入って走れない状態に陥る。

りんりんロードまわりの野焼き

今度は太陽に向かって走る。

JR岩瀬駅〜一気にJR土浦駅へ戻る

中間地点の筑波休憩所も通りすぎ、このまま土浦までノンストップで、と考えたものの、喉が乾いた。小田城跡歴史ひろばで休憩。ドリンク以外にもポテチやキットカットも売っているのがおもしろい。普段まったく食べないチップスターを買ってしまったのはそれだけ汗をかいたということだろう。ココアも飲んでしまった。

小田城跡歴史ひろばの自動販売機

ふたたび走り出す。往路よりもほんの少しだけ追い風ではあるものの、大きい違いはなし。無風ではないが横風。それにしても最近では珍しく暖かくて天気の良い日だ。

JR岩瀬駅〜一気にJR土浦駅へ戻る

もうすぐ土浦に着いてしまいそうなので、ペースを落として写真を楽しむことにする。湿地をVelviaモードで撮影。

JR岩瀬駅〜一気にJR土浦駅へ戻る

筑波山がもうあんな遠くになってしまった。楽しかったな…

JR岩瀬駅〜一気にJR土浦駅へ戻る

ここで右に行けば出発点のJR土浦駅。でももう少し走りたい。左に行けば霞ヶ浦を見られる。ちょっと行って見ようか。

JR岩瀬駅〜一気にJR土浦駅へ戻る

ちなみにここまでで89.6km。

走行距離

霞ヶ浦をチラ見する

霞ヶ浦一周コースについては後日「つくば霞ヶ浦りんりんロードレポート」の第2回で紹介する予定だが、ここで少し予習していくことにしよう。というわけで前進。

霞ヶ浦をチラ見する

ん、でも待てよ。右折、つまり稲敷市方面には行けないとある。いや、行けるんだろうけど迂回が必要らしい。稲敷市は霞ヶ浦を反時計方向に回る時に通過するところ。おすすめは反時計回りらしいので、わかりにくいのは少し残念。

霞ヶ浦をチラ見する

迂回路を探してオリックスレンタカーまで戻り、ラクスマリーナ近くまで走ってみたがどうも道がよくわからない。時間もないので引き返し、かすみがうら市方面に進んでみることにした。

霞ヶ浦をチラ見する

水神宮。漁業関係者の守り神らしい。いい雰囲気である。

霞ヶ浦の水神宮

そのまましばらく道なりに進んでみる。どうもこの雰囲気だと広大な霞ヶ浦を眺められる場所はだいぶ先になりそうな気がしてきた。やはり今日はこのへんにしておこう。

霞ヶ浦をチラ見する

来た道を引き返す。きれいな写真を撮って帰ろう。

霞ヶ浦

コントラスト強めのモノクロ、ACROS + Redフィルターで水神宮を撮る。傾いているのがおもしろい。

霞ヶ浦の水神宮

ヨット遊びをしている人がたくさんいる。霞ヶ浦は琵琶湖に次ぐ日本で2番目に大きい湖沼だという。琵琶湖を一周することを「ビワイチ」と言うが、霞ヶ浦一周は何と言うのだろうか。「カスイチ」だろうか。個人的には語感が悪い。むしろ「ウライチ」なんかどうだろうか、と思って調べてみたところ、そういう議論は既にあるようだ。ただ現状では「カスイチ」の呼称が定着しつつあるらしい。

霞ヶ浦

帰ろう。

霞ヶ浦

工事は2018年6月25日からやっているらしい。3月末までやっているとのこと。でもこの地図を見る限り、ここだけ迂回できれば問題なく反時計回りをやれそうではある。

帰る前に憧れの霞ヶ浦をチラ見

プレイアトレ土浦でル・サイクを見学

JR土浦駅に到着。もう夕方だ。

JR土浦駅

この日の現地での走行距離は95.5km。ブラックサイクリストならここからあと104.5km走って200kmにするところだろう。怖い。

JR土浦駅

「プレイアトレ土浦」に入り、朝はまだ開店していなかったル・サイクを眺めてみる。店内は相当広く、完成車が多数ある。Giant, Merida, Khoodaa Bloom, Bianchi, Brunoあたりが多かった印象。パーツやウェア、レンタル用バイクも多かった。かなり立派な空間。ウェアはカペルミュールがたくさんある。「ル・サイク」はここに出店することで相当知名度を上げたと思う。

ル・サイク

土浦駅のホーム。喫煙所のガラスにはサイクリストのシルエットが描かれている。観光産業としてのサイクリングに力を入れている茨城県、優秀である。経済効果が上がっていればいいのだが、実際のところどうなのか興味深い。

JR土浦駅

戦利品

サイクリストと収集癖 俺達はなぜ記念品を集めてしまうのか…という記事でも書いたが、我々はつい集めてしまうのである。はじめて走った場所では何かゲットして帰りたくなるものだ。というわけで今回は筑波山神社の売店でおみやげを買った。金色のかえると銀色のかえるのセット。100円。

金のかえる 銀のかえる

お店のおばあさんによると、金のかえるが男体山、銀のかえるが女体山なのだそうだ。それぞれ、お金が帰ってくる、無事に帰る、の意味があるらしい。

まとめ

今回はじめて「つくば霞ヶ浦りんりんロード」の筑波山エリア、「旧りんりんロード」を走ってみたが、やはり一度は走る価値のあるコースであるように感じた。この日の「野焼き」も面白かったが、新緑や桜の咲く季節はさらに爽快なサイクリングを楽しめるだろう。私は再訪するつもりである。

ただ次にここを走る時は筑波休憩所以北には行かず、かわりに筑波山ヒルクライムをガチで楽しむコースを組みこむのではないかという気がしている。すると自分の中の平地番長欲求、ヒルクラ野郎欲求、その両方を満たせる魅力的なコースになるのは間違いない。

まだ走ったことのない方には、春には是非試してもらいたいコース。ヒルクラにそれほど興味がない方は筑波山神社まで行って土浦に戻ってきて、そこから霞ヶ浦を少し走るという組み合わせも楽しそうである。

参考 つくばりんりんロード(茨城県道501号桜川土浦自転車道線) (cbn)
参考 つくば霞ヶ浦りんりんロード(公式サイト)