こんにちは、CBNのウェブマスターです。
私はサイクリング中に写真を撮ることが多いのですが(フォトポタリングと呼んでいます)、ある秋の日のフォトポタリングの模様をお伝えします… とここまで読んで、
ええーっ普段のポタリングの様子なんかつまんないよ…
と思われる方も多いと思います。そこで本記事では前半で今回のライドで使ったバイクに付けてあるパーツを紹介したいと思います(だから最後まで読んでね!w)。
XOSS G+
まずは話題の激安GPSサイコン、XOSS G+の屋外での様子から。ハンドルやステムにマウントすると文字が細くてやや見づらいので、Garmin用の安い中華アウトフロントマウントに付けてみました。結果はなかなか良好。とりあえずスピードの視認性は大幅にアップしました。
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Fabric Lumaray
さらにこれにはFabricのLumarayというフロントライトを噛ませています。Garminマウントに装着できて、自分の上にもさらにGarminマウントを持っているのでこんなふうに2段積みにできます。ハンドルやフォークにライトを装着しないで済むので省スペース化が可能。光っている様子は記事後半でまた紹介しますね。
このライト、あまり流通していなくてamazonや海外通販でもなかなか出回りません。楽天にちょっとだけあります。大阪の81496さんが扱っているのかな。私もよくお世話になっているショップです。
shop Fabric Lumaray
Zefal クラシックボトルケージ
ポタリングに出る時、ドリンクを作るのがぶっちゃけ面倒だったりします。出かける前の儀式を極力減らすと、ライド回数が自然と増えます。そんなわけで飲み物は外で買うのですが、この「Zefal クラシックボトルケージ」は手でサイズ調整することで普通のボトルにもペットボトルにも対応できるので、便利ですよ。レザーの部分がいいストッパーになってくれます。
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SHIMANO PD-ED500
ペダルはわりと最近導入したSHIMANO PD-ED500。とにかくステップイン・アウトが軽い両面SPDペダルで、ビンディング初心者にはかなりおすすめできます。ちょっと重かったりするのですが、100kmや200km走るわけではないので全く問題ありません。すごく安いのも良いですね。
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謎のクロモリ・シングル&多段変速対応フレーム
これが今回のポタリングで乗ったバイクです。フレームはお世話になっている知人から譲ってもらったもので、最近はいろんなサイクルパーツを試す実験マシン、みたいな感じになっています。リアがスライドエンドになっていて、シングルスピードでも多段ギアでも使える、変わったフレームです。乗り味にちょっとクセがあるので、メーカー名は伏せます。エンドはクイックリリースタイプ。
Fulcrum Racing 3 DB
ホイールはFulcrum Racing 3 DBです。乗り味は最高です。転がりは軽い軽い。そりゃ送料込み7万円もしたので当然か。チューブレスで使ってます。タイヤはSchwarbe G-One All Around。なおこのホイールは基本スルーアクスルのみ対応ですが、うまいことパーツを仕入れてこのバイクではクイックリリースで使っています。
shop Fulcrum – Racing (レーシング) 3 ディスクブレーキホイールセット
Crops スパイダー
シートポストは適当に買った安いチネリのもので、サドル下にぶらさがっているのはCrops スパイダー。この鍵、今まで何個買ったかな。10個くらい買ってるかもしれません。止める時はコンビニかトイレくらい、稀に食事したりコーヒーを飲む時は目に留まるところに停車するのでこれで全く問題なし。「盗むの面倒だぞ」というメッセージがあれば良いです。
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KCNC EVA ロックオングリップ
グリップはKCNC EVA ロックオン。このグリップはロックオンでないタイプもあってそちらはさらに軽量で良いのですが、多少重くなってもロックオンのほうが着脱がほんと便利。というわけで最近はロックオンタイプが好き。このグリップ、六角形みたいな断面で、固すぎず疲れすぎずで街乗りにもすごくいいですよ。手触りはODIより好みです。ただ、国内在庫がない時がよくあります。
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荒川から浅草へ
さて、そんなわけでこの日は船堀橋あたりから東京・埼玉エリアを流れる荒川に入ったのですが、北風がすごかったので、岩淵水門まで北上するのが急に退屈に思えはじめました。というわけで四つ木橋付近から左折し、浅草方面へ向かうことに。
荒川をガチで走るならロードバイクのほうが断然楽しいです。街乗りバイクなら知らない路地を探索するほうが楽しいのです。
大体東京スカイツリーを目指していくと、浅草のあたりに出ます。
スカイツリーの下までやってきました。なおこの日のカメラはOLYMPUS OM-D E-M10 IIIとLUMIX 20mm F1.7というレンズなのですが、この日に撮ったような写真はもはやすべてiPhone 11 Proでかなりうまく撮れるのではないか、とネットのインプレを見ていて思います。広角〜標準域を撮るだけなら、サイクリストはもうカメラを持たなくて良いのかもしれません。
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私もいずれiPhone 11 Proを手に入れたら、カメラ用には魚眼レンズと望遠レンズしか持たなくなるかもしれません。
言問橋から隅田公園へ
浅草のちょっと北にある言問橋(ことといばし)から、浅草方面を眺めます。秋の午後〜夕方は雲がとてもきれいですね。ただ、あっというまに暗くなるので好みの写真が撮れる時間は長くありません。
橋を下りたら、墨田公園に入ります。屋上はビールの泡を表現しているという、アサヒビールの黄金の建物です。日本で最も派手で目立つ建築物のひとつではないでしょうか。手前を走っているのは東武伊勢崎線の電車です。
サイクリング中のコーヒーに貴賎なし
隅田公園にタリーズがあったので、コーヒー休憩します。
タリーズのコーヒーは、最高ではありません。しかしサイクリング中のすべてのコーヒーは最高です。ちょっとお腹がすいたのでチョコレートクッキーまで追加してしまいましたが、食べた後に330kcalくらいあるのを知ってやや後悔。マイプロテインのクッキーが家にあれば持ってきたんだけど… こないだのセールで買ったやつ、早く届け。
ところで「おいしいコーヒー屋を回ろう」というテーマでポタリングするのも楽しいです。サードウェーブのおいしいコーヒーをはしごするサイクリング、楽しいです。最近、いいコーヒーショップを見つけたのでそのうち紹介します。
コーヒー休憩中に、だいぶ日が暮れてきました。川岸にはゆりかもめが集まってきています。
浅草に入り、路地をのんびりサイクリングします。まだ午後4時くらいなのですが、もう飲んでいる人達がたくさんいます。ブロンプトンでやって来ていたら軽く飲みながら居酒屋ごはん、というのも楽しいのですが、この日は乗って帰らないといけないので諦めます。
秋は日照時間が本当に少ないですね、あっという間に暗くなります。日照時間が少ないと人は鬱っぽくなると言われているので、天気が良い日はなるべく走りに行ったほうがいいですね。
そして下の写真は、記事冒頭で紹介したFabric Lumarayが光っている様子です。Lumarayは常時点灯モードがHi-Mid-Lowの3種類と、あとは点滅モードがあります。夜の歩道をゆっくり走るならLowで十分です。光軸は高くなりますが、攻撃的な光ではないので歩行者にも比較的優しいでしょう。街乗りには非常に適したライトだと思います。
XOSS G+のバックライトが自動的にONになりました。控え目な明るさですが、必要十分です。停車した時に時刻を見る時などに便利です。G+は画面のカスタマイズができず、3画面を切り替えるだけなのですが、これがよく考えられていて個人的にはとても使いやすいです。これ、やっぱりいい感じです。
浅草橋へ
浅草橋のほうにやってきました。もうほとんど夜です。浅草橋は、浅草というより秋葉原に近い感じです。この写真の奥のほうにはヨドバシアキバが写っています。
浅草橋には屋形船が停まっていました。東京には長く住んでいるのですが、こういう屋形船にはまだ一度も乗ったことがありません。お台場のほうに行くものだと思いますが、いつか乗ってみたいですね。
この後は写真を撮らずにゆっくりと家路につきました。総走行距離は30kmくらい。
XOSS G+ GPSログの精度
ちなみにXOSS G+のGPSログの精度ですが、Garminのそれにはやはり遠く及びません。LEZYNEと同程度か、LEZYNEより若干劣るかなという感じです。下の画像は電波の悪いところではありますが(線路のある高架橋の下を走っています)、浅草橋のあたりはわりと開けているので、そんなに電波状況は悪くないと思うんですね。それでもこのありさまです。
ただこの浅草橋では写真を撮りながら押して歩いたりもしていたので、オートポーズがかかっていました。オートポーズが発生するとG+のログはかなりガクガクになります。はやくオートポーズをOFFれるアップデートがあると良いのですが、私の使用目的では大体どこを走ったかわかれば良いので、全く問題ありません。
このXOSS G+というGPSサイコン、気になった方は下の記事もお読みいただけると幸いです。いまちょっと話題のサイコンで、CBN Blog読者の方もかなり使いはじめているようです。街乗りポタリングでは十分使えるおもしろい製品だと思います。
今年のヒット商品のひとつになるのは間違いありません。
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