GoPro Hero7ユーザーです。愛用されている方にはおなじみの事象かもしれませんが、GoProはバッテリーの持ちが悪く、長時間のライドを録画する時などは専用フレームから外して本体の固いバッテリーのフタを外して…と、バッテリー交換作業がめっちゃ面倒です。
しかもサイクルグローブなどしているとフタも開けにくい。防水性能のためには仕方ないと思いますが、これ、なんとかしたいですよね。
使わなくても減り続けるバッテリー
さらに厄介なことにGoPro Hero7(他のモデルも大体同じらしい)、バッテリーを本体に入れておくだけで翌日には完全放電していたりします。スタンバイ中でも何か電力消費している感じです(Quickcaptureはオフにしていても同じ)。
HyperSmoothをオンにして1080P 60fpsのFHD動画を撮る場合、GoPro純正バッテリーだと私の場合は大体70分くらいで終了です。するとその日のライドをまるごと記録したいなら2〜3回バッテリー交換が必要です。というわけで、最初はまず予備のバッテリーを買ったのでした。純正品は高いので、amazonで人気のあった中華製の互換品。TELESINというブランドのもの。
バッテリー3個に充電器が付属して3600円くらいだったと思います。しかし写真にはTELESINの充電池が2つしか映っていません。もう1個はどこでしょうか? GoProの中…ではありません。実は、1個捨ててしまいました。
なぜかというとその1個、満充電の状態から10分くらいで終わってしまうことが連続したので、これは不良品だな、と判断したのでした。GoProバッテリーに限らず、中華ブランドの安い互換バッテリーではよくあることです。日本のブランドROWAのバッテリーでさえたまに外れがあるので、これは仕方ないです。
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ともあれ、予備のバッテリーを2個持っておけば大体のライドでは間に合います。でもやっぱり出先での交換作業が大変。作業自体も手間ですが、そのためにライドが中断されるのも微妙です。
Ankerのモバイルバッテリーで解決
しかしこの問題はAnkerのモバイルバッテリーからGoProに給電することで解決しました。そう、あの有名なやつ。私が使っているのはPowerCore 10000という製品。これでGoProに給電しながら走行・撮影を続けられます。
注意点として、これを使う場合でもGoProにはバッテリーが入っている必要があります。そして撮影中であればPowerCore 10000からの「給電」となり、GoPro本体のバッテリーは減っていきません。また電源オフの時は、PowerCore 10000からGoPro本体のバッテリーが「充電」されます。
そこで再度私が所有しているAnker PowerCore 10000で実験したところ、なんと… 「バッテリーが入っていないと電源が入らない」場合と「バッテリーが入っていなくても電源が入る」場合の両方が確認されました。
どういう条件でどちらになるのかはよくわかりません。が、いずれにしてもバッテリーが入っていない状態で万一USBケーブルが抜けた場合はデータファイルが破損する可能性が高くなると思うので(杞憂だと良いのですが)、バッテリーは入れておいたほうが良いと私は思います。
このモバイルバッテリーをステムバッグなりトップチューブバッグに入れる、あるいはGoProを着ている時はウェアのポケットやリュックに入れて接続する必要はありますが、これだけでバッテリー交換の手間なくずっと撮影できます。
私はこのAnkerのバッテリーで4時間以上使ったことはありませんが、もっと持つんじゃないでしょうか。しかもGoPro本体のバッテリーでさらに1時間、予備バッテリーを持っていればさらに1時間の保険が得られます。
というわけでAnkerのバッテリーはスマホやライトやサイコンの充電以外にも、GoProで快適に録画し続けるためにも大変便利なものなのでした。もう外でGoProのバッテリー交換しなくて済みます。手放せません。
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入れたままでもUSBポートのフタを開閉できるフレームと防風ケース
ところでGoPro Hero7のUSB給電口にケーブルを差しっぱなしにするには、USB/HDMIポートのフタを取り外してからGoPro純正フレームに入れるか(フタはひねると外せる仕組み)、フレームに入れた状態でもフタの開閉ができるサードパーティ製を買わないといけません。私が使っているのはTaisionerというブランドの下の製品。
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さらにこの外部給電に対応したウィンドノイズ防止の防風ケースもいくつか出回っています。
私が使っているのは下のActyGoというメーカーのもの。これ、破れにくくてオススメできます。むかし似たような製品をヨドバシカメラで適当に買ったら、2200円もするのに1回使っただけで破れてしまった苦い思い出があります。amazonで買ったこのスポンジは半額以下なのに丈夫です。
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上の写真ではフタ自体を外してしまっていますが、外さなくても運用できます。下の写真がフタを付けた状態。
いきなり大雨に降られたりしたらフタは閉めないといけないので、本当は取り外さないでおいたほうが良いでしょう。自転車だと特にいつ降られるかわからないですしね。降ってきたら内蔵バッテリー駆動にして、フタをちゃんと閉じましょう。