荷物積載系(?)のミニネタです。リアラックのある車体限定のハックですが、箱型の折りたたみ椅子をひっくり返して載せるとバスケットのようにして使える、というアイデアを海外掲示板で見かけました(ブロンプトンコミュニティにて)。
出典 Brompton rack crate hack: just flip the folding chair over
スレ主さんによると、ブロンプトンのラック付属のラバーバンドを折りたたみ椅子のサイドの穴に通しているだけ。コードが完璧な長さで、椅子は動かないようガッチリ固定されるそうです。
このアイデアはブロンプトン以外のラック付き車体でも使えるでしょうし、「ポタリング中にチェアリングを楽しんだ後、スーパーで大量の食材を買って運ぶ」というふた通りの使い方ができそうです。リンク先の写真の3枚目では、スレ主さんは超望遠レンズを付けたフルサイズミラーレスカメラを入れているのがわかります(振動で壊れないかちょっとだけ心配だけど!)。
この折りたたみ椅子は潰すと板状になって手提げのように持って歩けるので、その気になれば輪行でも使えそうです。遠征先で買ったポテトチップのようなかさばるおやつを入れたり、テーブルとしても使えるでしょうし(不整地でお湯を沸かせる)、電車での移動時に背負っていたバックパックを走行時にここに入れるのもありですね。
私は最近、Dahon K3のリアラックに40Lクラスの登山用バックパックを載せて運ぶ旅行をしたのですが、手持ちのゴム紐でガッチリ固定できたとはいえ(ラックのレールとサドルのレール計4点で固定)、折りたたみ椅子をバスケットにしてそこに放り込むのもありだなーと思いました(そのほうが簡単かもしれない)。
調べてみたところ、スレ主さんが使われている折りたたみ椅子は下の中ではWHATNOTというブランドのものとキャプテンスタッグの製品が近い雰囲気かなと思いました。穴にいい感じにコードを通して固定できそうです。ただここまで書いて気付いたのですが、下のWHATNOTとキャプテンスタッグの製品は1.5kg近くあるのでした。やや重いか…
下のスーツケースカンパニーというメーカーのものは、少し小さめですが354gと軽いので良いですね。自分は地べたに敷いたシットマットに座ってこれを台にしてラーメンを作ったりしても楽しそうです。
下の2製品は1kgくらいありました。椅子や脚立としての耐荷重を確保しようとすると、どうしてもある程度の重さにはなるのかもしれないですね。ただ、どれも1〜2,000円くらいと安価なのは魅力です。