新車を買った時は、シフトケーブルやブレーキケーブル等がフレームを擦って傷を付けないように、なるべく早い段階で「フレームプロテクターシール」を貼っておくのがおすすめです。完成車によっては最初からシールが貼ってあったり、シールが同梱されていることもありますが、そうでないものもあります。
昨年冬に筆者が購入したTern Crestのヘッドチューブにはシールがなかったので、「ねじねじ」という愛称で呼ばれることもあるラバーパイプ(写真上。ノグチ製品)をひとまずケーブルに巻き付けて対処していました。
この「ねじねじ」だけでもヘッドチューブをかなり傷から保護できるのですが、ステアリング中にずれることが多く、気がつくと下のようにケーブルがヘッドチューブ側面を擦ってしまっていることがあります(10cmくらいのなが〜いネジネジがあればこの問題は起こらないような気もしますが。瞬間接着剤で上手に繋げば良いのかも)。
ケーブルを持ち上げてみると、うっすらとですが摩擦傷が見えはじめていました。このまま乗り続けると、いずれこの箇所の塗装が剥げていくでしょう。こうした傷や塗装剥げが気にならないタイプの、いやそれどころかむしろ「味わい」となっていくタイプの自転車も存在するのですが(Surly, Salsa, All City等が代表的か)、この自転車ではひとまず保護することにします。
「ネジネジ」は継続使用するとして、ケーブルとフレームの接触面に透明なフレームプロテクターシールを貼ることにします。今回私が購入したのはノーブランドの製品で、様々なサイズ・形状のシールがたっぷり入ってお値段¥599でした(しかも2シート)。自分でカットして使える大きいシールが入っているのも良いです。
ヘッドチューブの側面にはひとまず楕円形のシールを貼って様子を見ることにしました(最初、長方形のシールを試したのですが溶接部も覆う感じになり、醜くなったのでやめました)。これで接触傷が進行することはまずないでしょう。
リアブレーキのケーブルとシートチューブはいまのところ全く接触しておらず微細なかすり傷もないのですが、良い機会なのでここにも一枚貼っておくことにしました。
こちらは丸いシールを一枚。このケーブルはほとんど動かないので、ここは「ネジネジ」を1本巻いておくだけでも問題なさそうではあります。
ちなみにトップチューブに巻いてあるのは、rin projectのフレームパッドです。この自転車は駐輪中にハンドルが回転しやすく(ハンドルバースタビライザーが欲しくなるレベル)、一部のハンドルバーバッグがトップチューブにぶつかって傷を付けることがありそうに思えたので、巻くことにしました(ハンドルの高さによってはRoute Werksのスタブが当たることがあったのでした)。
筆者は基本的に、自転車に自然に付いていくタイプの傷については全く気にしないのですが、ネグレクトや自分のうっかりミスで付けてしまった傷・他人によるヴァンダライズ(破壊行為)による傷は、やはり良い気はしません。
この自転車もそのうち自然とボロボロになっていっていき、いずれそのボロさにも愛着が湧いていくことになると思いますが、まだ買ったばかりですから傷が付かないに越したことはないです。
ちなみにこのTern Crest、チェーンステーにはプロテクターシールが貼ってありました。チェーンステーだけは大部分の自転車でシールが貼ってあることが多いですね。またオフロード系の自転車では、チェーンステーにはプロテクターシールではなく廃チューブを巻いて保護している方も多いですね。チューブがパンクして修復不能になったら捨てずに試してみてはどうでしょう。


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