自転車キャンプツーリング関連の話題です。以前に下の記事で詳しくご紹介した、自転車キャンツーとの相性がものすごく良いと筆者が感じているDODの「ライダーズワンポールテント」の設営手順がよくわかるような写真を撮る機会があったので、この記事であらためてご紹介していきたいと思います。

このテントはひとたび慣れてしまうと、自立式のドーム型ポールテント(例えばNaturehike CloudUpシリーズのようなタイプ)と同じくらい設営が簡単です。いや、さらに簡単かもしれません。
まずはアウターのフライシートを地面に広げ、きれいな五角形になるように四隅…いや五隅をペグダウンします。仮留めではなく、この段階でガチ留めしてしまってOKです。各辺がピンと張るように整形するのが成功のコツです。なおフライのジッパーは閉じておきます(これも大事)。
▼ 今回使用したペグはOgawaのプラスチック製ペグ22cmタイプ。深く刺さってくれるので、柔らかい地面で特に活躍します。耐久性も良く、石で何度となく(加減して)打ち付けていますが今のところ割れておらず、重宝しています。5本入り。
ペグダウンが終わったらフライ入口のジッパーを開き、中に入って付属のポールを立てます。これでほぼ完成したようなものです。雨が降っていたらこの段階で右側に雨ざらしにしておきたくない荷物を入れてしまうと良いでしょう。また、インナーを使わない場合はこのまま地べたに何かを敷いたりコットを使うなりすればすぐに寝られます。疲れ切った時の野宿などにも便利。
次いでインナーテントを取り付けます。フライの内側センターにバックルがあるので、インナーテントのバックルと接続します。この部分にはお好みで、後でランタンを吊るすのも良いでしょう。筆者はここに洗濯バサミを付けてタオルを吊して乾かしておくこともあります。
インナーを天井に取り付けたら、フライシートの左側三ヵ所のペグにインナーのフックを引っ掛けます(共掛けにする)。
一ヵ所だけフライシートのペグがないところにフックが出ているので、ここは別途独立したペグで留めます。
インナーの四隅のフックを引っ掛け終わったら、今度は下の写真のようなインナーのT字型のフックを、フライシート内側にあるリング状のパーツに入れていきます。三ヵ所あります。この作業をしなくともインナーは機能しますが、だらんとしてしまいます。T字型のフックはなぜか一個余るのですが、気にしないことにします。
これで基本的に設営完了です(ストームロープは別途張ります。また各種ロープやベルトのテンションを調整します)。このテントには専用の別売りグランドシートも用意されていますが、重量増になるのと構造的に浸水リスクが大きいような予感がするため、筆者は使っていません。
設営時はインナーテントの下に水が流れこみにくい地形を選ぶのが良いでしょう。暴風雨では雨が吹き込みやすい構造なので、そこは納得した上で運用します(本当にやばい時は枯れ木などを持ってきてフライ下の隙間を塞ぐと良いでしょう。スカートを自作して取り付けるのもアリではないかと思います)。
寝袋や枕を展開してインナーの中に放り入れ、カラスや猫等の野生動物に狙われないよう食料を入れ、身の回り品も中に。パニアバッグを数個入れても窮屈に感じない広さがあります。また、天井が高いので内側で動く時に腰への負担が少ないのもこのテントの長所です。
入口のドアにはジッパーが2つあり、片側を開くと目隠し・風避け的に使えます。この時に使用するポールやロープは付属しないので、自前で用意しておく必要があります。筆者が使っているのはFIELDOORのアルミテントポール(写真下にリンクを載せておきます)。何年も使ってきて少し曲がってきましたが、暴風にもよく耐え、まだ折れずに使えています。コスパ良し。
入口ドアの両サイドを開いてポールを2本立てれば、立派な前庭の完成です。日陰にしてヘリノックスのような折りたたみチェアでゆっくり寛いだり、炊事や焚き火をする時に便利です。
このDodのライダーズワンポールテントは、毎日50〜100km近く移動して暗くなったら寝て翌朝早くにまた別の目的地に向かう、といったパターンの自転車キャンツーよりも、一カ所で2〜3泊し、そこをベースにして周辺のトレイルや観光スポットを走りにいったり、ひたすらのんびりするようなスタイルの旅に特に向いているかもしれないですね。
「眠るだけ」ではなく「暮らす」ためのテントという印象です。「眠るだけ」なら私はNaturehike CloudUp2を持っていくことが多いです(より軽量でコンパクトだから)。
あと、デイキャンプをする時でも雨宿りするのに良いのでとってもおすすめ。 ご興味を持たれた方はDOD「ライダーズワンポールテント」レビューも併せてお読みいただければ幸いです。短所は購入直後に縫い目に防水処理を再度施す必要があることと、やや重いこと・パッキングした時に少し大きいことくらいです。補修しながら長く使えると思います。


















