Stravaのヒートマップにフェイク・トレイル情報(存在しないトレイルの情報)をアップロードしてヒートマップを使いものにならなくしようとしている勢力がある、という投稿を海外掲示板で見かけました。以下、スレ主さんの投稿です(抄訳。強調部筆者)。
最近、興味深い問題がStravaに浮上しています。ヒートマップが「秘密のトレイル」の位置をばらしてしまっていることに怒ったStravaユーザーたちがClaudeのようなAIツールやエージェントを使い、Stravaのフェイクアカウントを作りフェイク・アクティビティを大量にアップロードしてヒートマップの信頼性を下げようとしています。こうしたフェイク・アクティビティの例では、偽のトレイル・セグメントのあいだに直線が挿入されているのがわかります。またGPSデータも普通のものではありません

マゼンタ色の線で囲まれている部分にあるのがフェイクトレイルと思われるもの。不自然な長い直線が見えているのがわかる image from reddit, posted by NewAdventureTomorrow
出典 Strava Heatmap under attack by AI tools
以下、スレッドから目立ったコメントの抜粋・抄訳です。
- ワールドワイドなアプリで自分のライドを公開しておいて、なぜそれが「プライベート」ではないと怒っているのですか?(128いいね)
- (上の人に)「秘密のトレイル」や「公認ではないトレイル」のビルダーたちは、そのトレイルでのライドを誰にもStravaに公開してほしくはないのです。そうしたトレイルの多くには”no Strava”というサインが入口に掲げられています。こうしたライドを公開しているのはビルダーたちではなく、そうしたトレイルでの自分のライドを公開したい、その結果そのトレイルが発見されて閉鎖されても構いやしない、といった人たちなのです。そうしたトレイルは、公用地での「もぐり」トレイルだったり、私有地で土地の所有者が知らないうちに作られたものだったり、私有地で特定の人たちが私的に使えるトレイルだったりしますが、そこを見つけて走ってStravaにアップロードしてしまう人たちがいるのです(33いいね)
- これは「Stravaユーザーにはゲートキーピングが大好きなひどい奴らがいて、自分たちの秘密のトレイルを守るためにアプリの機能を積極的に破壊している(その結果フェイクのトレイル情報で人々を危険な目にあわせている)」と私は読みました(94いいね)
- (上の人に)私はプライベートなMTBトレイルを所有しているので、どちらの意見もわかります。進入禁止の標識を無視する人たちはいますし、そうした人々が投稿するのを阻止する術はありません。しかしマップを使い物にならなくするのはバカなことで、悪い解決方法だとは思います(9いいね)
Stravaでは公開設定を「プライベート」にしている限りそのライド情報はグローバル・ヒートマップには反映されない仕様になっていると思われますが、「秘密のトレイル」を走っている人の中には(営利目的や承認欲求のために)ライド情報を公開してしまう人もいて、その結果「迷惑している一部のライダー」たちがヒートマップを意図的に混乱させることにより、自分たちの秘密のトレイルの場所が発見されにくくしようとしている、という話のようです。
「秘密のトレイル」にも様々なタイプがあって議論がやや紛糾しているようですが、こうしたボット攻撃によって「存在しないトレイル情報」が増えてくると、うっかりそれを信じて走りに行った人が危険な目にあったり、Strava自体を信頼しなくなる、というケースが出てきそうです。また、攻撃者はまさにそうした状態(Stravaの信頼性失墜)を目指しているのでしょうから、控えめに言っても一種のヴァンダリズム(破壊行為)なのかもしれません。






