ROCKBROSの簡単に着脱できるタイプのフェンダー(泥よけ・マッドガード)の「ちょっと使ってみた」記事です。650bのグラベルバイク用に購入したのですが、700Cのグラベルバイクでも問題なく使えるサイズだと思います。この記事では製品の概要と簡単な使用感をお伝えします。
ベルトで留めるタイプで、ダボ穴のない車体でも使えます。なお筆者はクロモリバイクで使っていますが、カーボンフレームのバイクでも傷防止だけすれば使えると思います。
まず、前後フェンダー本体以外の付属品から見ていきましょう。右側の黒いフェンダーは「フェンダーの3分の1」くらいのパーツで、フェンダー本体に差し込んで完成させます。他に滑り止めとフレーム保護を兼ねていると思われるラバー4枚、樹脂製のベルト6本、ミニヘックスキーが付属しています。ベルトは長いものと短いものがあり、いずれも1本づつはスペアと思われます。
説明書を眺めてみたのですが、驚きました。意味がまったくわかりません。私の理解力・想像力に問題があるのかもしれませんが、とにかく難解です(組み立てた後に見返したら少し理解できるようにはなりましたが)。ただ、これは問題ではありません。なぜならこの説明書は見ないほうが簡単にインストールできるからです。これは見ないほうがいいです。ちなみに日本語なし。
3分の1くらいの長さのフェンダーは2本とも同じサイズ。これを長いフェンダー本体に差し込んで組み立てます。出荷時にあらかじめ組み上げられていないのは、短い状態で使いたい人もいるからでしょうか。片方は簡単に入りましたが、もう片方ははめこむのにかなり力が必要でした。
フォークやシートステイに接触するこの面に、同梱のラバーを貼ります。このラバーもあらかじめ貼ってあったほうが親切ですが、インストール直前に貼ったほうが接着剤が劣化しにくいからという理由があるのでしょうか。作業自体は簡単です。あと全体的に樹脂はしっかりした質感で、バリもなく、主観では安っぽさは感じません。カラーもマットとグロスのツートンです。
樹脂製のベルトはダイヤルのスリットに入れ、反対側をフックに引っ掛ける仕組みです。ここの仕組みは、取説を見ないほうが直感的に理解できます。なおベルトはダイヤルを回転させると奥に送られていくタイプですが、ベルトの角度が少しでも曲がっているとダイヤルが固くて回らないので注意が必要です。このダイヤルはかなり固く、インストール時の最大のストレスポイントでした。
このアルミステーを本体側の「受け」になっている筒にどのくらい差し込むか、また、それに合わせて「受け」の角度を変えることでフェンダーの位置を微調整する仕組みです。このステーを入れたら、大体の位置で一度軽くボルトを締めておきます。
下は車体に実際に装着した様子です。どのあたりの高さがベストな位置なのか、ブレーキケーブルはステーの内側がいいのか外側がいいのか等、若干戸惑ったものの、それでもかなり簡単にインストールできました。写真のタイヤは650bx45で、この車体では700cx45のタイヤも使っているのでクリアランスのご参考情報に。
こちらはリアの様子です。クリアランスはやはり十分以上に確保できる感じです。タイヤとフェンダーの間のクリアランスをより均等に、かつ美しく揃えたいところですが、後端をもう少しタイヤ側に寄せると今度は先端がシートチューブにぶつかってノイズを出すかもと考えたので、ほどほどの位置にしておきました。これで十分に機能します。リアラックとの干渉もなし。
自宅で可能な限り位置を調整してから実走しましたが、筆者の環境ではガタツキや緩みはそう簡単には出てこないだろうという印象を持ちました。肝心の泥よけ性能も申し分ありません。強いて言うなら、リア側は筆者が別のバイクで使っているSKSのマッドガード(ブルーメルス・ベーシック)に比べると前側がやや短いため、BB付近に水は飛びます。クリアランスももっと狭めたい人もいるかもしれません。しかし簡易着脱式であることを考えると完全に許容範囲、合格です。
とにかくインストールが簡単すぎて拍子抜けするほどでした。SKSのブルーメルス・ベーシックに比べて防沫性能が大きく劣るとも思えず(BB付近だけはSKSの勝ち)、価格も半分以下。年間を通じてマッドガードを使いたい方でなければ、ROCKBROSのこの簡単着脱式マッドガードでも大きい不満が出ることはあまりないのでは、と思いました。
位置決めにやや時間がかかったり、ベルトを送るダイヤルが固かったり、2枚のフェンダーを合体させる時に少し力が必要だったりはしましたが、SKSブルーメルス・ベーシックのインストールの手間に比べたら超ラクラク、苦労とは全く言えず、英語で言う”child play”でした。
長期的な使用でガタツキや緩みがどのような感じで現れるのかはまだわかりませんが、少なくともグラベルを走っても一回のライド中にガタつくということはないように思いました。使いやすくて良い製品ではないかと思います。お使いの自転車に取り付けられそうかどうかは、記事中の写真を観察していただければ幸いです。
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