榎本牧場でロードバイク盗難の衝撃

荒川の河川敷をホームグラウンドにするサイクリストで知らない人はないであろう、埼玉県上尾市にある「榎本牧場」。その榎本牧場でロードバイク(かなりハイエンドなモデル)が盗難された、という事件があったことを知り、衝撃を受けています。

被害にあわれた方の投稿によると、盗難発生日時は11月25日の午後4時から5時頃。日曜日の夕方です。牧場入口前の駐輪ラックという目立つ場所で、しかも2台一緒に施錠している状態で狙われたそうなので、なおさら衝撃的な事件でした。

さいわい犯人はほどなくして逮捕された模様。こういう事件は榎本牧場側にとっても経営的なダメージがあるでしょうから、本当に迷惑。防犯カメラを設置したとのこと。榎本牧場はここ数年で施設がいろいろと改築・増築され、人も増えているでしょうからこういう対策もやむなし、でしょう。

ところで東京・埼玉エリアをあまり走らない方には馴染みがないと思うので、少しご紹介。榎本牧場はこんな場所です。これが入り口で、スポーツ自転車用のラックが設置されています。サドルをポールにひっかけるタイプ。盗難があったのはまさにこの場所だったそうです。

榎本牧場でロードバイク盗難の衝撃

榎本牧場には飲料の自動販売機があるだけでなく、名物のジェラートも食べられます。以前は小さい小屋で買って外で食べるイメージでしたが、いまではお店が大きくなり中でゆっくりイートインできるようにもなりました。

榎本牧場でロードバイク盗難の衝撃

ゆっくり休憩したあとは、隣の牛舎を見学するのが私の定番。牛以外に、豚もいます。

榎本牧場でロードバイク盗難の衝撃

ふだん東京23区内で生活していると、牛を間近で見る機会はそうそうありません。東京からいちばん近い牧場、は他にあるのかもしれませんが、東京のサイクリストにとってはいちばん身近な牧場であるのは間違いないでしょう。心がなごみます。

榎本牧場でロードバイク盗難の衝撃

ウサギや軍鶏などの小動物も、牛舎裏に少しいます。癒やされます。癒やしタイムなのであります。

基本的に、入り口のサイクルラックに(簡易な鍵であっても)施錠しておけば、盗難の心配なくこうしてゆっくり牧場内を見学できるのが私にとっての榎本牧場でした。

榎本牧場のまわりってこんなところですよ。犯人がどんな人物だったのか、プロの窃盗犯なのか現地の半グレ未成年者なのか、詳細は不明ですが、こんなのどかなところまでプロ窃盗犯がやってくると考えると怖いし、地元民の犯行だとしたら、こんないい場所でなぜ心が汚れた、とも思うのであります。

榎本牧場でロードバイク盗難の衝撃

しかし調べてみると、榎本牧場でのスポーツ自転車盗難はなにも今回がはじめてではないらしく、2014年頃にも同様の事例が発生しているそうです。ほんとにたまにこういう事件は起きていたのかもしれません。

駐輪方法や鍵についての私の意識を変える事件

この榎本牧場でのロードバイク盗難事件を知り、駐輪方法や鍵に関する自分の考え方や意識を少しアップデートしないといけないな、と思いました。

詳細は別の記事であらためて書くつもりですが、私の「ロードバイク駐輪術」(術というほど立派なものではないですが)は、「事件が発生した場合の影響度の大きさ」と「その事件が発生する確率」を組み合わせるという、ごくありふれたリスク管理に基づいたものだからです。

私が榎本牧場でロードバイクを駐輪する場合、おそらく高額なロードバイクで向かうでしょうから、これが盗まれた場合の自分自身への影響、ダメージは非常に大きい。精神的にも金額的にも大きい。

しかし一方で、榎本牧場でロードバイクが盗まれる蓋然性は非常に低いだろう、という想定を持っていました。

結果、「インシデント発生時の影響度は甚大だが、発生確率は甚だ低いと考えられる、ゆえに携帯する鍵は軽量かつ簡素なもので良い」という判断になります。

そう、たとえばこんな鍵。これは、私の中ではずっと榎本牧場で役割を果たしてくれる鍵だったのです。

榎本牧場でロードバイク盗難の衝撃

これはもう、あらためないといけなくなりました。あとは駐輪場所を少し変える必要もあるかもしれません。

それにしても衝撃的です。2台駐輪されていて、一緒にロックされていた。その鍵を壊して、1台持っていったわけですよね。

2人のサイクリストがいつ牛舎やジェラート屋さんのほうから出てくるかわからない状態であり、犯行側にとってはかなりリスクの高い行為だったと思います。

個人的には、プロ(常習犯)の犯行なのか、現地の心がすさんだ半グレ少年の犯行だったのか知りたいところです。

なおこういう高級自転車が集まる場所にはそれを狙った窃盗団が集まってくるもので、東京都内ならワイズロードの店頭に駐輪したロードが白昼堂々盗まれる事件も過去に多発していました。

でも、「エノモト」なら大丈夫だろう、という思いがありました。もうそういう時代ではなくなってきたのであろうか…

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