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東海汽船の大型客船「さるびあ丸」での夜の過ごしかたTips(東京〜大島)

先日、東海汽船の大型客船「さるびあ丸」で東京・竹芝桟橋を夜の10時に出港、朝の6時に伊豆大島に降りてサイクリングを楽しみ、同日午後2時30分のジェット船で帰る、という弾丸旅行をしました。

この「さるびあ丸」は今年2020年6月25日に就航したばかりの新しい船です。

大型客船さるびあ丸

大型客船さるびあ丸 © 東海汽船

筆者はジェット船は何度も利用していますが、大型客船の利用はほぼ20年ぶりで、いくつか気付くことがあったので備忘録的に書き記したいと思います。

公式 東海汽船株式会社 | 伊豆諸島へ行く船旅・ツアー

出港から23:30までの過ごしかた

まず最初に知っておくべきなのは、少なくとも現在は23:30に船内が夜間モードになることです。この頃から展望デッキには出られなくなりました。そのため東京湾の夜景を眺めて楽しみたいという場合は、乗船後すぐに展望デッキに出たほうが良いです。

そしてもし船内で夕食を採ることを考えている場合、レストランは11時30分に閉店するのを覚えておきましょう。ラストオーダーは15分前で、閉店時間になるとレストランの外に出る必要があります(コロナ以前、大型客船のレストランは開放スペースになっていて終日滞在できていたようですが、現在はそれができなくなりました)。

筆者はたまたま乗船後すぐに展望デッキに出て夜景を堪能し、その後レストランで軽く一杯飲みながら過ごしたのですが、結果的に良い時間の使い方となりました。

船酔いについて

筆者は子供の頃から乗り物酔いがひどく、大昔に乗った大型客船でも船酔いした悪い思い出があります。

さるびあ丸のスタンプ

さるびあ丸のスタンプ

乗り物酔いは空腹時または満腹時に起こりやすいとされているので、乗船直後、お腹ぺこぺこだった筆者は船内レストランでお茶漬けだけを注文して食べました。アルコールは飲まないほうが良いらしいですが、この「船酔い豆知識」をネット検索で得た時にはすでにレモンサワーが片手にありました。時すでに遅し。

しかし結果的に今回の「さるびあ丸」では船酔いしませんでした。大人になったからなのか、体調が良かったからなのか。

夜10時に出発する東海汽船の大型客船は、東京湾内では非常にゆっくりとしたスピードで航行します(船内にある航行モニターテレビを見ていると、時速11〜14km/h前後が多かった気がします)。朝方、大島に近付くにつれ速度は上がり、それにつれて揺れも大きくなっていったのですが、最初は予想していたよりも揺れは断然少なく、快適でした。

船酔いしなかったのはそのせいもあったのかもしれません。

ちなみにこの日は波がかなり荒かったのですが、それでも「さるびあ丸」出港後の数時間は、ジェット船よりも揺れが少ないと思えたほどです(たまたまそうだった可能性あり)。あとは揺れの質も少し違いました。船体が大きいせいもあるのか、長い周期のゆったりした揺れです(逆にそれが気持ち悪いという方もいるかもしれません)。

自動販売機について

筆者は利用しませんでしたが、船内ではアルコールや煙草を買うこともできます。アルコールを買う場合は免許証で、煙草はTASPOで認証する必要があるのは街中と同じです。

また自動販売機で売っているものはフロアによって違っていました。筆者は大島到着後すぐにサイクリングを開始したかったので、船内レストランで朝に何か食べていこう、と計画していたのですが、なんとレストランの朝の営業は7時30分以降です!

携行食としてinバーを4本を持っていましたが、それは行動食として取っておきたい。朝にお腹すいたらどうしよう…

しかし筆者の部屋がある5Fにはお菓子類しかなかったものの、4Fにはカップラーメンの自販機があったのでした! というわけで朝の5時頃、無事に炭水化物の補給に成功しました。

大島に朝の6時に到着しても食堂はまずやっていないので(特に岡田港。元町港なら営業しているお店もあると思いますが、冬季はほぼ岡田港が使用されます)、サイクリングの計画がある方はご注意下さい。おにぎりか何かを前日に仕入れておいたほうが良いでしょう。

Wifiについて

出港後、東京湾内では4Gの電波が使えました(筆者はau回線)。この電波はだんだんと微弱になり、神奈川県の三浦市と千葉県の館山市のあいだを抜けていくとやがて繋がらなくなります。

しかし船内ではWifiが使えます。一応は!

「さるびあ丸」で東海汽船のWifi(ssid:tokaikisen)が使えるのは特等・特1等・1等室とレストランのみ。筆者が利用した特1等室とレストランでは確かに繋がりはしましたが、帯域は狭く、ほぼ使いものにならない時間が多かった印象です(船内ではYouTubeのような大容量データ通信の使用は控えるように、と注意書きされていますが、たぶん多くの乗客が使ってしまっているのでしょう)。

自動販売機前のベンチなどではやはり全く繋がりませんでした。

これは東海汽船のジェット船でも同様で(ジェット船の場合は誰でもWifi利用可能)、ネットはあまり使えないものと考えておいたほうが良いと思います。大事な用事がある場合は出港直後、あるいは目的地に着いてから携帯電波で済ませておいたほうが良いでしょう。

コロナの感染リスクについて

最後に新型コロナウイルスの感染リスクについて感じたことを書いておきたいと思います。東海汽船では乗船時に体温チェックは行っていますし、船内各所にもアルコール消毒液があります。受け入れ側としては十分な感染対策を行ってもらっている印象はありました。

しかしながら、レストランでは船内で知り合ったと思しき男女グループが自己紹介などを交えつつテーブルを囲み楽しげに歓談している姿もありました(お酒を飲んでいて会話中もマスクはしていない)。旅ならではの楽しい光景ですが、その中に非顕性感染者がいた場合の感染リスクは非常に高いだろう、と感じたのは事実です。

また筆者が利用した特1等室は4人の相部屋で、その日は他に1人の乗客がいました。室内ではお互いにマスクをし、会話も必要最小限、就寝時はカーテンを引き、室内の換気も十分でしたが、感染する・感染させるリスクは決して低くはない、というのが正直な印象です。

交通機関側の対策にも限界があり、やはり飲食時以外はマスクを着用し、ドアノブなどを触ったあとは顔を触らずにまず消毒する、といった対策を利用者が積極的に行わない限り、誰にも感染のリスクはあるだろう、と思いました。

私のこのサイクリング旅行の直後、GoToキャンペーンの一時停止が決定しました。これからまたしばらくは旅行を控える方も増えると思います。

しかしコロナが落ち着いて、また移動や旅行が活発化する時期が来ても、今後1年や2年はこうしたリスクが大幅に小さくなるということは、たぶんないでしょう。そしてその間に全く旅行をしないという人もいないでしょうから、これからはこうした用心深さや面倒臭さが日常的なものになるのだと思います。

著者
マスター

2007年開設の自転車レビューサイトCBNのウェブマスターとして累計22,000件のユーザー投稿に目を通す。CBN Blogの企画立案・編集・校正を担当するかたわら日々のニュース・製品レビュー・エディトリアル記事を執筆。シングルスピード・グラベルロード・ブロンプトン・エアロロード・クロモリロードに乗る雑食系自転車乗り。

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