某国の自転車情報局対平坦課〈CBN〉所属である貧脚スパイのnadokazuは、ある極秘任務を課せられる。
その名も、オペレーション「絶景(シブノリクラ)」。
というわけで、本日の駄文はこちら!
結論から書きます。両方に行くべき!
「渋峠」と「乗鞍」。言うまでもなく、どっちも最高。なので、両方に行くべきです!
以上、終了!
いや、だってそうでしょう? 渋峠に行っても乗鞍に行っても、視界に飛び込んでくるのは究極レベルの絶景。筆舌に尽くしがたい、至高の自転車体験ができます。どちらか一方なんて、選べるはずがありません。ハナっからタイトルの「対決」を放棄しちゃってますが、異論ございませんよね?
ヒトリダケナンテエラベナイヨー!
それはさておき、本稿は基本的に
- 渋峠は草津側
- 乗鞍はエコーライン側
について記載しています。
これは「渋峠の長野側/乗鞍のスカイライン側からは、走った経験がないから書けない」という、執筆者の絶望的な知見の皆無さに起因するものです。予めご了承ください(土下座)。
「渋峠」って、こんなところ。
群馬/長野県境にある「渋峠ホテル」や、「日本国道最高地点」の石碑(標高2,172m)までの登坂になります。
冬期通行止めが解除された直後の時期は、除雪された道の両脇に雪の壁がそびえ立つ「雪の回廊」ができることで知られています。2022年は例年より高い雪壁が現れて、自分の観測範囲内で大きな話題になりました。
群馬側は、草津温泉から。長野側は、湯田中・渋温泉郷からのアプローチになります。
「乗鞍」って、こんなところ。
乗鞍岳畳平(標高2,702m)に、長野側の「乗鞍エコーライン」または岐阜側の「乗鞍スカイライン」でアプローチしていきます。
乗鞍エコーラインは、7月1日から10月31日まで。乗鞍スカイラインは、5月15日から10月31日までが例年の開通期間になります。通行止めの時間帯があったり、道路状況によって開通日時の変動が発生する可能性があるので、公式サイトでの情報収集は必須です。
対決①【景観】眺めがいいのは、渋峠?乗鞍?
本日の勝敗:引き分け。
どっちも最高すぎます。勝敗を決められるわけがありません!
究極vs至高!
渋峠は日本国道最高地点で、標高2,172m。乗鞍は長野・岐阜県境で、標高2,716m。
乗鞍のほうが標高が高い分だけ見晴らしがよく、高度を上げると遥か彼方の山々まで見渡せます。自分が行った日は、ちょうど雲海が見られました。ここは、なんていう桃源郷ですか?
一方で渋峠は右に左に迫りくるダイナミックな山肌を間近に見ながら、その間を縫うように走って、高度を上げるとともに見晴らしが広がっていく感じがたまりません(草津側からの登坂時)。
渋峠に行っても乗鞍に行っても、脳の内部でなんかヘンな汁が出まくります。感情が臨界を突破する閾値を大幅に上回る絶景は、まさに「究極」vs「至高」の対決です。冒頭で申し上げた通り、「どっちも最高!」としか言いようがありません。
対決②【アクセス】公共交通機関で首都圏から行きやすいのは、渋峠?乗鞍?
本日の勝敗:鉄道だけでアクセスできる「渋峠」の勝利。
首都圏から、鉄道だけでアクセスできる渋峠。乗鞍のほうは、バス移動が必須。公共交通機関でのアクセスは、渋峠に軍配が上がります。
公共交通機関で「乗鞍エコーライン」に向かうには?
乗鞍エコーラインのスタート地点のひとつ「乗鞍観光センター」には、最寄りの鉄道駅がありません。公共交通機関でアプローチする場合は、アルピコ交通上高地線の新島々駅まで鉄道。そこからアルピコ交通の路線バスに乗車して、乗鞍観光センターに向かう形になります。
東京駅を朝に出ると、松本駅には最速でも8時37分(新幹線+在来線特急利用)の到着。乗車できるのは新島々駅を10時50分に発車するバスで、乗鞍高原観光センターには11時53分の到着です。
乗鞍に向かうアルピコ交通の路線バスは、自転車の積載OK。折り畳み自転車はもちろん、輪行状態のロードバイクも乗せられることが公式サイトに明記されています。
自転車のお持ち込みについて
• 路線バス、特急バス、昼行便の高速バスにつきましては、トランクでお預かりすることが可能です。(バス車内の荷物席スペースをご利用頂く場合もございます。)
お持ち込み可能な自転車は、解体し専用の袋に収納した組み立て式自転車、専用の袋に収納した折りたたみ式自転車に限ります。
ちなみに執筆時点では、松本駅〜渚駅までの区間が「代行バスでの運行」になっているとのこと。輪行自転車を抱えての乗り換え負荷を考えると、松本駅から新島々駅までは自走しちゃってもよさそうです。約14km/140mUP程度(RWGPSでの計測)なので、待ち時間+乗り換え時間+乗車時間を足し上げればトントンになるでしょう。
参考 アルピコ交通公式サイト「一般路線バス 松本~新島々~乗鞍高原」
自走で乗鞍に向かうのは?
新島々駅から乗鞍までの区間には、途中に狭く暗く長いトンネル(しかも登り)があります。トンネル内は対向車も多いので追い越しは難しく、自転車が走ると後ろは大渋滞です(実際、そうなっているところを目撃しました)。
自転車通行禁止ではありませんが、新島々駅から乗鞍までの自走については「大きな危険にさらされる」「多くの方に迷惑をかける」という両面から強く否定的です。
公共交通機関で「渋峠」に向かうには?
鉄道を使って、渋峠に向かう。
草津側から登坂して渋峠に向かう場合、最寄り駅はJR吾妻線の長野原草津口駅。駅を降りたら渋峠のゴールまで、そのまま自走で向かうことができます。
朝イチ出発で渋峠を目指す場合は上野駅5時13分発の普通列車か、東京駅6時8分発の「とき301号」を使って高崎駅で7時26分発の長野原草津口行きに乗り換えます。高崎駅では30分近くの待ち時間がありますが、ホームの駅そばでモーニングをキメればアッという間でしょう。
▼ たぬき蕎麦に、かき揚げとコロッケを追加した、脂質過剰のギルティ蕎麦。
長野原草津口駅には、8時49分の到着。渋峠まで登って戻るルートでも、渋峠を通過して長野方向に下って帰るルートでも、時間の余裕は充分です。
鉄道でのアクセスにネガがあるとすると、直通列車がほぼ無いこと。首都圏から乗り換えなしで長野原草津口駅に行ける列車は、特急「草津」だけ。土日のみ運行の「草津31号」は上野駅を9時に出発して、長野原草津口駅に11時24分の到着。毎日運行の「草津1号」は、10時丁度発で12時18分着。草津に一泊するスケジュールにしないと、直通列車の活用は難しそうです(貧脚基準)。
バスを使って、渋峠に向かう。
鉄道以外では「バス」も、選択肢のひとつ。JRバス関東の高速バス「ゆめぐり号(東京・新宿〜草津温泉)」そして広栄交通バスの「ブルーライナー(高崎〜草津温泉)」は、ともに自転車を載せられる(※有料)旨が公式サイトで明記されています。
草津へは正午過ぎの到着。こちらも日帰りだと、ちょっと余裕のないスケジュールになってしまいます。
なんですが!
バス利用には自分のような貧脚は特に見逃せない、絶大なメリットがあります。
それは「長野原草津口駅から草津温泉までの、地獄の登坂を回避できる」という点。キツい登りをすべてをスルーして、脚を残しまくった状態での登坂スタートが可能です。
時間とマニーに余裕があれば「バスで草津に前日入りして、当日は温泉観光。翌日の朝から渋峠アタック開始」というスケジュールを組みたいところです。
対決③【アクセス】自家用車で首都圏から行きやすいのは、渋峠?乗鞍?
本日の勝敗:引き分け。
どちらも高速を降りてから、1時間以上の一般道走行を強いられます。
自家用車で、渋峠に向かう。
関越道の渋川伊香保ICから、草津温泉までは約55km。途中で上信越自動車道が使える区間もありますが、ほぼ一般道での走行になります。上信越自動車道を含め、ほぼ片側1車線。前は詰まるし信号もあるしで、高速道路を長距離走行した後には、なかなかキツいものがあります。
自家用車で、乗鞍に向かう。
長野自動車道の松本ICから、乗鞍観光センターまでは約39kmの道程。渋川伊香保IC〜草津温泉よりも、一般道の走行距離は15km程度短くなります。そのぶんラク…じゃないんですよね、残念ながら。細くて曲がりくねった峠道区間が比較的長かったり、交差点があるトンネルを通過したりと、運転負荷は高めです。
対決④【斜度と距離】走ってキツいのは、渋峠?乗鞍?
本日の勝敗:条件によって変わります。
渋峠のスタート地点が「草津温泉」「長野原草津口駅」のどちらになるかで、結果に大差が!
草津温泉スタートの渋峠 vs 乗鞍エコーライン
草津交差点から渋峠までは、Ride with GPSの計測数値だと走行距離19.8km、獲得標高1,060m、平均勾配は4.8%になります。インナーローで淡々とペダルを回せば、登坂は難しくないと感じられるスペックです。
乗鞍観光センターから畳平までは走行距離20.5 km、獲得標高1,266m、平均勾配は6.1%。インナーローでも、頑張らないといけない斜度が続きます。
スペック上でも実感値でも、乗鞍のほうがキツい。こう断言できます。
ですが、これは「草津スタート」の場合です。
長野原草津口駅スタートの渋峠 vs 乗鞍エコーライン
渋峠アタックのスタート地点が長野原草津口駅になると、走行距離は33.2kmで獲得標高1,758m。約13km/700mUPが、一気にプラスオンされることになります。長野原草津口駅から草津交差点までは、Ride with GPSだと平均斜度は4.9%という計測結果ですが、これは平坦や下りを含めた「数値の罠」にほかなりません。
「草津温泉から渋峠まで」よりも、「駅から草津温泉まで」の区間のほうが断然キツいです。特に遅沢川沿いのルートは、多くの区間で「登坂車線がバッチリ設置済み」。この事実だけで、どれほどの地獄かは簡単に察していただけると思います。
10%超えの区間が頻出するだけでなく、終盤では平均斜度8%超が2km以上連続。脚力がごっそり奪い取られて、草津交差点のセブンイレブンに到着する頃には抜け殻と化しています。少々休憩したところで、回復なんて全然できません。
そこから、さらに約20km。脚力完全喪失状態で登る渋峠は、まごうことなき地獄の旅路です。
「坂つらい…1秒でもはやく終わってほしい…」という思いに満たされながらの、長距離登坂。景色を楽しむ余裕は皆無で、せっかく絶景ライドに出かけたのに、持ち帰ることができたのは「キツかった…ツラかった…」という悲惨な思い出だけでした(経験者談)。
長野原草津口駅スタートの渋峠、べらぼうにキツいです!
あとは、湯田中スタートの渋峠と乗鞍スカイラインについてですが…すみません!走ったことが無いので比較できません!
機内のお客様の中に「乗鞍スカイライン」「乗鞍エコーライン」「草津スタートの渋峠」「湯田中スタートの渋峠」で、どれがいちばんキツいかを語れる方はいらっしゃいませんかー!?
対決⑤【走行環境】走りやすいのは、渋峠?乗鞍?
本日の勝敗:一般車両が進入しない、乗鞍の勝利。
一般国道の渋峠に対して、一般車両の通行が規制されている乗鞍。どちらが走りやすいかは、自明でしょう。
乗鞍を走るエンジン付き車両は、ほぼプロドライバーが運転。
乗鞍エコーラインと乗鞍スカイラインは、どちらも一般車両の通行が規制されています。なので、乗鞍を走っているのは自転車かタクシーかバスか管理車両のみ。エンジン付きに限ると、ほぼ全ての車両がプロドライバーによる運転です。
走行する車両の量が段違いに少なく、素人運転手がハンドルを握るクルマがいない乗鞍。ハイブリッド自動車ミサイルが飛翔してくる可能性も、通常より明らかに低いと言えます。
渋峠は、一般的な国道です。
一方の渋峠は、ありとあらゆる技量レベルのドライバー、ライダーとの共存が強いられます。そのうえ雪の回廊のシーズンは、付近で渋滞に出くわすことも。
都心部ほどの交通量はないものの、駐車スペースから突然出てくるクルマはないか?とか、眺めのいい場所で前のクルマがいきなり左に寄ってこないか?などなど、緊張の糸は普段以上に張り詰めておく必要があるでしょう。
対決⑥【写真】映える1枚が撮れるのは、渋峠?乗鞍?
本日の勝敗:執筆者の圧倒的敗北。
いくら絶景でも、カメラの性能が高くても、写真のセンスがゼロだと無意味!
「自転車と風景」は、乗鞍のほうが撮りやすい。
渋峠は、そこそこ交通量があって、一般車両がガンガン通過します。「風景だけ」「風景と自転車だけ」みたいな写真を撮影しようと思うと、路肩でチャンスをじっと待つことも、ときには必要です。
一般車両の通行が制限されている乗鞍は、バスやクルマの通行頻度が明らかに渋峠より低め。他の車両が入ってない写真を撮ることも、割と簡単でした。
▼ 渋峠。クルマが来ないタイミングを。ずっと待ちまくって撮影。
▼ 乗鞍。バリアングル液晶がないカメラだったので、地面に這いつくばって撮影。撮影中に接近する車両も自転車も、一切なし。
▼ 渋峠。いくら待っても、自転車やクルマが途切れることはありませんでした。
▼ 乗鞍。クルマも他の人もこない状態が、長く続きます。
でもまぁ、結局のところ写真はセンス。センスを持ってる方がスマホで気まぐれに撮った1枚に、センスがゼロどころかマイナスの自分は絶対に太刀打ちできません。いくら撮影機材を揃えても、絶対に埋めることのできない格差がある。嗚呼…世界は残酷です(泣)。
番外対決①:公共交通機関で行く?自家用車で行く?
自家用車で行く○と×
○マル
自家用車で行くメリットは、荷物の量を気にしなくていいこと。たとえば開通直後の渋峠は、0°Cだったり10°以上だったりと目まぐるしく状況が変わります。冬装備で行くか、春装備で行くか、それこそ当日朝になってみないと判断しづらいです。
自家用車なら冬物春物夏物をぜんぶ用意しても、スタート地点で最新の状況に合わせた装備だけを取捨選択できます。装備が合わないリスクを限りなく低く抑えながらも、走行中は身軽です。
×バツ
「走った後はクルマに戻る」ことが、絶対の条件になります。たとえば渋峠に登ったあと、気持ちの赴くままに湯田中へのダウンヒルを楽しんでしまったら、そこで試合終了です(反対側からおかわり登坂?勘弁してください!)。
自家用車は便利!それは間違いないのですが、行程には大きな足枷がかかります。
公共交通機関で行く○と×
○マル
公共交通機関利用には、「行程の自由度が爆上がりする」という大きなメリットがあります。足の向くまま気の向くまま、ルートも目的地も選びたい放題。急な予定変更にだって、いくらでも対応できちゃいます。
さらに!
公共交通機関なら、移動中は寝ていられます。自家用車利用だと移動中に眠ったら天国行きですから、この差は絶大です。
登坂を含むライドで疲労困憊している状態なのに、覚醒状態を維持しながら自宅まで運転を続ける必要がある。これは自家用車を使うときの、大きな悩みどころです。翌日は仕事なのに、帰路で渋滞にハマって深夜帰宅に…。とか、考えたくもないですよね。
×バツ
公共交通機関だと、荷物の量は制限せざるを得ません。それこそ、着替えすら持ち運びを躊躇うレベルです。
そうなると、家を出る時点の状況からの予測だけで装備を決めることになります。天候急変!など、状況が変わったらアウトです。とはいえ雨対策にレインウェアを…とか気温低下に備えて冬物ジャケットを…みたいなことを考え始めると、とたんに荷物の量が増えまくり。装備の充実度が、荷物の量に正比例する運命を回避できません。
余計な荷物も抱えて、走行負荷を高める。天候変化などのリスクを抱えながら、取捨選択した装備で走る。という二択になってしまいます。天気が安定している時期なら、それでもいいんですけどねー。
▼ 参考記事
番外対決②:日帰りで行く?泊まりで行く?
渋峠も乗鞍も、前泊できればベスト。
現地でホテルに前泊して、しっかり寝たあと朝早めに出発する。自家用車でも公共交通機関でも、このプランがやっぱりベストでしょう。
「早朝に家を出て、着いたらそのまま出発」だと、運転疲労を残したままの登坂になるので、せっかくの絶景路を思う存分は楽しめない感じになってしまいます。金曜夜に仕事を終えたら速攻で出発して、日付が変わらないうちに宿に着きたいところ。
公共交通機関利用でも、前泊するなら可能な限り装備を揃えて現地入りできます。当日朝に装備を選んだあとは、残りの荷物を宿から宅配便で自宅に送ってしまえばいい。こうすれば「現地の最新の状況に合わせた装備を選定」しつつ、「必要最小限の荷物」での走行が可能になります。
車中泊を視野に入れるなら。
理想は前泊。とはいえ金曜に仕事が終わってからの出発だと、チェックインには間に合わない…というケースも少なくありません(涙)。そうなると、車中泊も視野にいれたいところ。深夜の時間帯に現地に到着して、車内で仮眠できれば運転疲労もかなり回復できます。
▼ 参考記事
行こう、渋峠に!行こう、乗鞍に!
いつものようにn=1の勝手な思い込みをダラダラと書き連ねてみましたが、「渋峠」と「乗鞍」が、どちらも国内屈指の絶景路であるのは間違いありません。圧倒的な非日常感のもとで、最高レベルの自転車体験ができる場所です。
しかも!宿泊キャンペーンを活用すれば(期間、居住地、ワクチン接種状況などの利用条件があるので注意!)、とんでもない激安価格で宿泊可能です。まだ人の多くない時間に、サラ脚で登坂に挑める。しかも長距離移動の負荷からは回復済み、という「コンディション整いまくった状態」で、間違いなく「より楽しい時間」を過ごせます。
▼ 参考サイト:群馬県
ググっとぐんま観光宣伝推進協議会公式サイト/愛郷ぐんまプロジェクト第5弾「宿泊キャンペーン」
▼ 参考サイト:長野県
「信州版 新たな旅のすゝめ」宿泊割事務局公式サイト/信州割SPECIAL 宿泊割
自分が草津に泊まったときは、宿泊費(シングル素泊まり)7,850円。それが5,000円割引になったうえに、2,000円分のクーポン券までついてきました。登坂中はホテルの駐車場を無料で使用させてもらえたので、駐車料金まで不要。クーポン分を差し引くと、宿泊に伴う出費は実質850円!! これは、もう「行かない方が大損」というものでしょう。
行きましょう!渋峠に!
そして、行きましょう!乗鞍にも!
そういえば、渋峠では某極小径車の目撃情報が複数。これ、やっぱり「やべー自転車」なのでは…?