チューブレスタイヤのインストールで大失敗している写真を海外掲示板で見かけました。
スレ主さんは「チューブレスにコンバートしようとしているのですが、完全にシールできません。空気を入れるとシーラントがさらに漏れてきます。どうすればシール(密閉)を維持できるのか困惑しています」と質問しています。
出典 What am I doing wrong? Tubeless(何か間違っていますか? チューブレスです)
寄せられたコメントからいくつかピックアップしてみました。
- ストロベリーヨーグルトはシーラントではない(33いいね)
- 私はいつもシーラントを入れる前にビードを上げてます(13いいね)
- タイヤをドライシートして(seat the tyre dry=シーラントを入れずにビードを上げる)、バルブからシーラントを入れるんだ(60いいね)
- シーラントを入れる前にタイヤをシートする(=ビードを上げる)んだ。そのあと空気を抜いて、注射器みたいなやつでバルブからシーラントを入れる。それかタイヤの一部を、シーラントを入れられる幅だけ外してそこから入れるんだ(280いいね)
- (上の人に)オンラインで見かけるガイドはなぜどれもタイヤをシートする前にシーラントを入れるように言っているんだろう? 僕も最近になってあなたのようにシーラントを後から入れるようにしたら、そのほうがずっといいと思いました(102いいね)
- 私はいつもタイヤをシートする前にシーラントを入れていますよ。問題が起きたことはまずないですね。タイヤサイズによるのでしょうか?(11いいね)
- (上の人に)タイヤとリムの組み合わせによるのだと思います。シーラントを最初に入れてもいいくらい簡単にビードが上がって空気を入れられるタイヤもありましたが、最初にシーラントを入れていたら大変なことになっただろうと思うような、リムに対してユルユルでビードを上げるのが大変なタイヤもありました(15いいね)
読んでいて驚いたのですが、シーラントなしでビードを上げる(=ドライシートする)前に、いきなりシーラントを入れて空気を入れる方法がネットで紹介されていることが多いらしいことをうかがわせるコメントがありました。
しかし私もチューブレスデビューの頃はスレ主さんと同じような失敗をしていた記憶もあります。現在は、たぶんそういう経験があったせいで、必ずドライシートしています。皆さんはどうでしょうか。
なおバルブから注射器でシーラントを注入する方法は、Stans RaceやSilcaのような粒子が大きいタイプには向かないので、その場合はタイヤサイドを少し開いてそこから注入する必要があるので気をつけたいところ。開口部からシーラントを入れたら、その開いた箇所をゆっくりと頂点に移動させてから空気を入れると、シーラントの飛び散りを防止できます。