Cycliqの録画用カメラ搭載ライト、Fly6(リア)とFly12(フロント)について、海外掲示板でまとまった量の使用感を読むことができたのでご紹介します。
出典 Cycliq Fly6 Gen3 unresponsive after just 13 months(fly6 Gen3が13ヵ月後に無反応になった)
コンセプトは良いが故障率が高い?
以下、スレ主さんによる書き込みです。
13ヵ月の使用後、Cycliq Fly6 Gen3が反応しなくなりました。ワンシーズン、フルに使いました。最後のアップデートの時(Mac iOS desktop appでCycliqに促された)、無反応になったように思います。ネットを調べてみると、デバイスのソフトウェア、特にアップデートまわりに問題があるようです。これは非常に残念に思います。カスタマーサポートもオンライン上のトラブルシューティングと同じ返答をするので役に立ちませんでした。このタイプ、この価格のデバイスとしては失望が大きいです。私は南カリフォルニア在住で、雨の中や冬の期間は乗りません
寄せられたコメントを抄訳でピックアップします。
- 交換を依頼するといいですよ。ノーと言われたら、ディスカウントコードをもらいましょう
- (Cycliq Fly6)はかなりデリケートです。認可されているブランドまたはサイズのメモリーカード以外のものを使うだけでも、動かなくなります。アップデートは正確に手順を踏む必要があります。私も使いはじめた時に問題が出ましたが、カスタマーサポートに助けてもらってそれ以来数年問題なく動作しています。修理か交換してくれるまで交渉しましょう
- Fly6はまさに私が欲しかったものだったのですが、こういう話があまりに多すぎて完全にパスすることになりました。かわりにGarmin Varia 515とGoPro Hero Session 4を使っています。いつかGoProがCycliqを買ってVaria 715が改良され、この2台を1個のデバイスで置き換えられるようになったらいいなと思っています
- 私もこれを買おうと思っていたのですが、保証期間が過ぎると動作しなくなるという意見が多かった。スレ主さんの症状はよくあるやつです
- カスタマーサポートとのメールのやり取りは少し不便ですが、私は新品を送ってもらえましたよ(ほぼ1年使った後)
- 私はFly12を使っていて、おおまかに問題ないのですが、リアは浸水やカスタマーサポートの対応の問題を報告する声が多かったのでやめました
- Fly12とFly6を2年使っていますが、おおまかには問題ありません。ただFly12はかなり手間がかかります。電源を落としていてもいつもブロードキャストしているところが気に入りません。だからいつも充電していないと、使おうと思った時にバッテリーが終わっていることがあるのです。また冬のあいだにしまっておくと、最初の充電後は本体をリセットする必要があります。理由はよくわかりませんが、リセットしないとバッテリー残量が0%のままだとデバイスは認識しているようです
- 私の個体が動作しなくなった時は簡単に交換してくれました。頭が痛いですが、まだこれに本当に代わるカメラは市場にありません
- 私はCycliqと一緒に働いていたことがあります。Cycliqはいまオーストラリアのパースにいる人たちが運営していて、デザインから開発、カスタマーサービスまで全てをアウトソースしています(※筆者注:真偽不明です)。ハードウェアに問題があるのは自分達で作っていないか、どう動作するかを理解していないからでしょう。コンセプト的には素晴らしいのですが…
- 意外かもしれませんが私のFly12 sportは素晴らしいですよ。Garmin Varia rct715に比べてユーザーエクスペリエンスはずっと好みです
- 私もGarminのファンではありませんが、私のFly12はまだ動いています(録画データが頻繁に壊れるけれど)。ただFly6は3台が文鎮になりました
- ちょうど保証期間が切れた時に壊れたのが2台ありました。たぶんバッテリーだったかなと思います。修理はしませんが、新品を20%OFFで提供します、という返事でした。
録画機能や使い勝手ではGarmin Varia rct715より優れたところはあるものの、保証期間(海外公式サイトでは12ヵ月とされている)を過ぎるあたりで動作しなくなることが結構あるのでしょうか。浸水で壊れたという話は以前からよく目にするので、ハードウェアの品質がいまひとつなのだろうかという気がします。Fly12のほうが若干長持ちという感じはしますね。
もし愛用されている方は、壊れてしまった場合はカスタマーサポートと根気よく交渉してみるのが良さそうです。