トレイルミックス(Trail mix)、と呼ばれるおやつ・行動食を最近の自転車キャンプツーリングで試してみたので、作り方などをご紹介します(混ぜるだけなんだけど!!)。
トレイルミックスって何?
トレイルミックスは米語で”Gorp”とも呼ばれるらしく、元々は「ガツガツ喰らう(eat greedily)」という意味のgorpという動詞を、”good ol’ raisins and peanuts(古き良きレーズンとピーナッツ)”というふうに後付け略語化した、という説があります(backronym, バクロニム)。ナッツ類とドライフルーツを中心とした、ハイカーに人気の行動食と言われています。
米国風のトレイルミックスではナッツとドライフルーツだけでなく、グラノーラやチョコレート(特にM&M’s)を混ぜるのが定番だと聞きました。そこで筆者もクルミ・アーモンド・カシューナッツ・レーズン・クランベリーにM&M’sのミルクチョコレートを加えてみました。M&M’sのこのケバケバしい身体に悪そうな色、「どうだ楽しいだろ?」という感じでたまりませんね。
本当はこれを作るためにAmazonブラックフライデーセールで「小分け5種ミックスナッツ&ドライフルーツ」を注文していたのですが、到着が旅行出発日まで間に合わなかったので今回の材料は成城石井という近所のスーパーで仕入れ、混ぜました(そのためお高くなりました。カリフォルニア堅果で作ったほうがコスパは良いです)。
サイクリング旅行で食べてみた
Nalgeneの1Lボトルに詰めて、Rhinowalkのハンドルバーバッグに入れて運んだりしました。
Nalgeneのボトルは他に3本持っているのですが、このトレイルミックスのためだけにクリアタイプのものを新たに購入(バカw)。だってこれは中身が見えたほうが断然楽しいじゃ〜ん!! バイクを停めて徒歩に切り替える時は、Nalgeneのフタのこのフックが活躍します(持ち歩きやすい)。
少し減ってきたところで、夜にテント内で「inバー・ザクザクビター」も混ぜることにしました。ザクザクビターは切り込みが入っているので、5つの食べやすい一口サイズに割ることができます。
ナッツ類はゆっくり燃える広葉樹の薪のような燃料。ドライフルーツははやく燃える針葉樹の薪のような燃料。これらの脂質・糖質に加え、後々の体力回復に役立つプロテインが加わりました。ミネラル・ポリフェノール・ビタミンも豊富で、かなり完全に近いおやつ・行動食のできあがりです。
Nalgeneに入れてみたら良かった
ナルゲンのボトルに詰めると良いことがありました。ミックスナッツの小分け袋が使いにくいわけではないのですが、やはり袋ゴミを意識せずフタを開いて好きなだけ取って食べられるのは快適で便利でした。inバー・ザクザクビターもあらかじめ投入しておけば手がほとんど汚れません。
エネルギー量はちゃんと計算していませんが、この1Lボトルに入るくらいの量のトレイルミックスを作ったら3000kcal近くになるのではと思います。食事処やスーパーが閉まっていても、ガス缶が燃料切れになってラーメンを茹でられなくなってしまっても、このおやつボトルがあればなんとかなります。
この「トレイルミックスボトル」、今後の自転車旅行で当分活躍しそうです。ナッツやプロテインバーの袋どこにあったっけ、と悩む必要もなく、inバーなどは割れてボロボロになることもないので、良いことづくめです。朝食にヨーグルトを買ってそこに投入しても絶対美味いでしょう。
アレンジとしては、ドライフルーツとM&M’sをやめて代わりにサラミやチーズを入れるとケトジェニック・ダイエット中の方にとっての良いスナックにもなります(筆者も基本はケトなのですが一時身体がペラペラになったので現在増量中)。
サイクリングのスタイルによっては、こんなデカくて重いものは運びたくない、という方も多いかもしれませんが、のんびりライドが好きな方は試してみてはどうでしょうか。気分的にも楽しいです。
あとトレイルミックスを詰めたNalgeneのボトルをラッピングしてリボンを巻いてプレゼントしたら、絶対喜ばれると思います。これはもらって嬉しくない人はいないでしょう。自作のトレイルミックス・ボトルをクリスマスプレゼントにしてみるのも良いのではないでしょうか。バナナチップやひまわりの種、松の実とか入れても良いと思います。