自転車ツーリング持ち物リストのすすめ :最小限を・素早く・迷わず準備するための提案

自転車ツーリング、行きたいけど荷物の準備大変でしょ? 何持っていくの? どんな装備が必要なの?

そんなあなたの負担を減らすため、そして今後の己のツーリング記事の負担を減らすため、喜んで筆を執りましょうとも!

機材の紹介やデータ検証、ブルベ指南、輪行など様々なお役立ち記事が満載のCBNですが、まさかのツーリング荷物リストがなかったので、ネット情報の何番煎じになるかは知りませんが、一例として私の方法を共有します。

これからやってくる夏休み、ちょっとツーリングにでも行きませんか?

Bianchi Via Nirone 7

ほ~ら、ツーリングだよ~、楽しいよ~

宿泊には、ホテル、ホステル、民宿、キャンプなど、それぞれスタイルがあるかと思いますが、ここではホテル泊を前提としています。あしからず。

持ち物リストをつくる

入れる場所ごとにリスト化するのがコツ。

作成の目的は、荷造りの際になるべく頭を使わず、書いてあるものを書いてある通りに入れて終了することです。

品目は、指定箇所に入れた後にチェックして消していくため、1点1点なるべく細かく書いていきます(替えジャージ一式、ではなく、ジャージ、レーパン、など)。

おうちに帰った後に、反省点を含めてブラッシュアップするのをお忘れなく。

この方式、ツーリングだけでなく、普段の旅行や出張でも便利ですよ。

大型サドルバッグ

  • 衣類圧縮袋
    • ジャージ
    • レーパン
    • 靴下
    • グローブ
    • 下着
    • 街歩き兼パジャマ用Tシャツ
    • 街歩き用ボトムス
    • コンプレッションタイツ
  • ジップロック1:お風呂用品
    • メイク落とし
    • 洗顔料
    • 拭き取り化粧水(余裕があれば)
    • コットン(余裕があれば)
    • 乳液
    • リンスインシャンプー
    • ボディソープ
    • ボディローション
    • 歯ブラシ
    • 歯磨き粉
    • 携帯ヘアブラシ
    • 手ぬぐい
    • 服用洗剤
    • 洗濯バサミx2
  • ジップロック2:化粧品
    • 日焼け止め
    • ウォータープルーフのアイブロウ
    • アイライナー
    • アイカラー
    • 常備薬の予備
    • 使い捨てヘアゴムx日数分
  • 速乾タオル
  • ポケットティッシュ予備
  • 予備のお金

ハンドルバーバッグ1

  • 補給食(予備)
  • 街歩き用折りたたみ靴
  • ジップロック:ガジェット類
    • USBアダプタ
    • USBケーブル
    • モバイルバッテリー
  • 予備チューブ(ツール缶にも入っていますが念のため)
  • 小型手鏡
  • サドルバッグの中の物で微妙に入りづらいもの

ハンドルバーバッグ2

  • カメラ

これらを書き出して、詰めたものは横線で消していきます。私はEvernoteでチェックボックスをつけたリストを作っています。

Evernoteでチェックボックスをつけたリスト

試行錯誤時代のもの。上記リストほど洗練されていませんが、こんな感じ。チェックを入れられるところがポイント。

家を出る直前まで使用しているもの、私の場合歯ブラシとUSBアダプタ・ケーブルは、机の上にメモを置いて目につくようにし、家を出る直前に荷物に追加します。

大抵サドルバッグは口を閉じてしまっているので、ハンドルバーバッグに放りこみます。

ついでにバックポケットの使い方はこんな感じ。日帰りショートライドならバックポケットの荷物だけ、ロングライドならそれに加えて、小型トップチューブバッグに予備食料とモバイルバッテリーを入れて、気分によってカメラを持っていきます。

バックポケット右

  • 冷えそうなときはウィンドブレーカー(不慮の雨に備えて防水がおすすめ)

バックポケット真ん中

  • スマートフォン(防水。取り出しやすさ重視で、シリコーンの薄いケースに入れてそのままバックポケットへ)
  • ポーチ(3番目以降のアイテムは常に入れっぱなし)
    • パスポート、身分証、保険証、クレジットカード、緊急連絡先
    • 家の鍵+HEXLOXの鍵(CBNレビュー
    • 現金50ユーロくらい、小銭
    • 酔い止め、痛み止め、胃薬 2錠ずつ
    • ソックタッチ(我が柔らか太腿からレッグウォーマーがずり落ちるため)
    • リップクリーム
    • ヘアゴム予備2-3本(稀に切れる)
    • ティッシュ2-3枚

バックポケット左

  • OTTOLOCK(CBNレビュー
  • その日の分の補給食(ジェルx1または2、エナジーバーx1、距離に応じて)
  • 荷造りのベースにある考え方と道具の解説

    パッキングは、バッグへのアクセスのしやすさと、使用頻度を元に考えていきます。

    サドルバッグ

    私が使用しているのはBlackburn Outpost Seat Pack with Drybag(CBNレビュー)です。ロールクロージャーのドライバッグつきなので、防水性は高いですが、開閉の手間が大きすぎます。そのため、これは「ホテル以外では絶対にあけない」と決めてしまいます。

    圧縮袋で簡単に容量を節約できます(CBNレビュー)。

    街歩き服は、個人的にライド中以外にジャージで外をうろつくのが憚られるので、私は持参します。見苦しくなく、ただ荷物は最低限に、のギリギリを狙います。

    ヨーロッパの宿には浴衣はありませんので、シャネルの5番またはジャージで寝るのでなければパジャマは持参必須。パジャマのズボン代わりにコンプレッションタイツ、SkinsのRY400(CBNレビュー)を愛用しています。これの有無で、翌日の疲労の残りが大幅に変わります。

    圧縮袋

    ここまでギュギュッと小さくなります

    お風呂用品、多すぎない?

    減らした結果がこれです! そりゃ男性はもっと減らせるけどさ!

    ヨーロッパでは宿のアメニティの有無やクオリティのばらつきが非常に大きいですので、基本的に期待しないのが吉。特にシャンプーはキツいものが多い気がします。気にする方はいつも使っているものを持っていきましょう。私は手間を少なくするために旅行中はリンスインシャンプーを使います。

    液体物は無印や100均の小ボトルやクリーム入れ、または今までの旅先で入手したアメニティのボトルに入れて、最低限を持ち運びます。

    クリーム類なら、1-2日ならコンタクトケースの方がコンパクトですが、入れるものによっては注意。シリコーンの入ったヘアオイルを入れたら、漏れ防止のシリコーンゴムが伸びて使えなくなりました。

    パウダー洗顔料・粘度の高いリキッド洗顔料をお使いの方は、アルミホイルを小さな四角に切り、1回分ずつ薬包紙の要領で包むと非常にコンパクトになります。旅行のときのパウダーファンデーションにも同じ方法が使えるのでお試しあれ。

    アルミホイル

    薬包紙の要領で包みます。これを洗顔パウダーでやると「怪しい粉」感満点。

    Bodyshop等でもらえるサンプルも便利です。たまに袋が開けにくい場合があるので、事前に端にハサミで漏れない長さの切り込みを複数箇所入れておくと安心です。

    髪の毛がパサつく、という方は、ボディローションを手でうすーーく伸ばして塗るといいです。

    ジップロック分類法

    小分けにする際は、中身の品物はいつどこで使うのか? ということを念頭に置きます。

    寝室? それとも洗面所? 夜も朝も使う? それとも朝だけ? そこで自分自身の行動パターンを考えましょう。

    私の場合、ホテル到着後の行動パターンは

    1. シャワーを浴びる、ジャージ洗濯
    2. ちょっとお昼寝
    3. 晩ごはんのために出かける前に軽くメイク
    4. 部屋に戻って歯磨き、洗顔して就寝
    5. 起床後に歯磨き洗顔、日焼け止め、メイク
    6. 朝ごはん後の歯磨き

    です。

    シャワーから洗濯(手洗い)をスムーズに行うため、洗剤はお風呂セットと一緒にします。

    洗濯ばさみはアームカバー・レッグカバーを干すのに便利です。

    日焼け止めとメイクは手鏡があれば洗面所を占領せずともできるので、お風呂セットとは別にします。

    例外的に手鏡(無印の名刺サイズ)はメイク用品と形が合わず、小さくしづらいので、ハンドルバーバッグにそのまま入れます。

    お風呂用品とメイク用品

    これがお風呂用品とメイク用品、それぞれ1Lのジップロック(飛行機機内持ち込みサイズ)に入れたところ。これで液体物は7日分くらい。たくさん書いたけど、小さくまとまってるでしょ?

    洗濯と脱水

    3日以上の旅行のときは洗濯が必須になります。コインランドリーがあればいいですが、無い場合、手洗いをします。そのため、洗剤を小分けボトルに入れて必要量持っていきます。

    洗濯の後は、濡れた衣類を手である程度絞った後、速乾タオル(CBNレビュー)で挟んで、捻ったり、踏んだり、叩いたりして脱水します(これ、自衛隊方式らしいですね)。

    硬水のせいか、ヨーロッパのホテルのタオルは吸水性が悪いことが多いので、キャンプ用の速乾タオルが1本あると便利です。速乾タオルなら、タオル本体も翌日までに乾いてくれます。

    この洗濯と脱水については、次の旅行の際に新しいことを試そうと思っているので、レポートをお楽しみに。

    ハンドルバーバッグ1

    オーダーメイドバッグ(CBNレビュー)を使用。ライド中に使うものは、限りなく可能性が低いものも含め、ハンドルバーバッグに入れます。

    その日に必要な分以上の予備用のジェルや、SPD-SLユーザは歩く用の靴を入れるといいでしょう。

    このバッグは非防水ですが、基本的に細々したものはジップロックに小分けにしているので問題ありません。

    必要に応じてトップチューブバッグも追加しますが、無くても良かったなと思うことが多いです。

    ハンドルバーバッグ2

    Restrap Tech Bag旧モデル(CBNレビュー)をカメラバッグとして使用しています。こちらは防水ですが、本降りの雨のときは怖いのでカメラはサドルバッグに避難させます。

    SPDか? SPD-SLか? それより替えシューズが大事

    SPDかSPD-SLかは、走り慣れている方でいいんじゃない? というのが私の意見です。

    SL派の方は当然替えシューズを持っていく方がいいでしょう。バッグの中に入れるなら、どれだけペチャンコにできるかがキモです。

    私は街歩き用にButterfly Twistsという畳めるバレエシューズを持っています。ただジャージと合わせるとちょっとオシャレすぎるかな、という気もします。

    またこの「丸める」は、丸めた内部の空間が無駄になるので、丸めずにペチャンコにした方がいいのかなとも思います。

    足場の悪い場所を想定するなら、折りたたみスニーカーがベターです(姉さんおすすめ)。

    こちらはカラビナをつける穴がついているので、サドルレールなどからブラブラ下げられます。

    これ、私結構欲しいんだよねぇ。

    Twitterで見かけたヨガシューズやマリンシューズも良さそうですが、こちらは未挑戦。

    前に水場で見かけて、濡れてもOKなのがいいなーと思った次第。いつか試したい。

    あとは、サンダルをサドルバッグ上の紐に挟んでいる人も見かけます。

    ちなみに私はSPD-SLでもクリートカバーを全然使わない派です。自転車を押してホテルの中をカッチャンカッチャン歩いても何も言われませんし、気にしません。ある日クリートがほぼ消失しているのに気づいて愕然とはしたけどね。

    荷造り完了!

    荷造り完了!

    準備が終わった自転車がこちら。これで3泊4日分です。春装備ですが、さらに水着と冬インナー・秋ジャケットも追加したのでちょっとパンパンめ。さすがに登りでは重かったなぁ。

    サドルバッグのベルトがプラプラしてるのは危ないですね。巻き込まないようどこかにしまい込みましょう。

    さあ、自転車の準備ができたら、次は自分の準備をする番です。しっかり寝て、次の日しっかり朝ご飯を食べて、しっかり戸締まりをして出かけましょう。どうか道中ご無事で。おうちに帰るまでが遠足です!

    この記事を書いた人