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「Road Grand Tours」がいつの間にかバージョンアップしていたので、さっそく遊んでみた。

みなさん、初めましてずら~。国木田花m…すみません! すみません!! CBN Blog駄文担当、nadokazuです。

去年、こんな記事を書いて以降、ZWIFT以外のサービスは完全にアウトオブ眼中な日々を過ごしていました。

増補版:ZWIFT以外のバーチャルサイクリングサービスを、わかる範囲でまとめたまとめ。
本記事の掲載内容は2019年2月時点のものです。現在のサービス内容とは異なります。 「VirtuGO」はサービス終了となりました。 「Road Grand Tours」は、大規模なバージョンアップが行われています。以下の記事...

なんですが、たまたま目にしたフォロワーさんのツイートがきっかけで久々に「Road Grand Tours」のサイトを覗きに行ったらびっくり仰天!

「Road Grand Tours」がいつの間にかバージョンアップしていたので、さっそく遊んでみた。

なにやらいつの間にか、サイトが完全リニューアルされているだけでなく、アプリも超大規模なバージョンアップをしていました。Road Grand Tours…生きとったんかワレぇ!

というわけで、こんなの試さないわけにはいきません。さっそくダウンロードして、遊んでみました。

2つのアプリで動作する構成。

リニューアルされた「Road Grand Tours」の最も大きな変化ポイントは、「モバイルアプリ(RGT Cycling)」と「スクリーンアプリ(RGT Screen)」の2種類にアプリケーションが分割されたこと。

「モバイルアプリ(RGT Cycling)」は、iOS/Androidで動作するスマホアプリです。ライド時のコントロール、トレーナーや各種センサーとの接続、外部アプリケーション(Stravaなど)との連携、さらにサブスクリプション契約の管理などの多彩な機能を持っています。

ものすごーく雑に言うと「ZWIFTのコンパニオンアプリに相当する役割を持ったアプリ」と言えるでしょう。

▼RGT Cyclingの初期画面

RGT Cyclingの初期画面

そして「スクリーンアプリ(RGT Screen)」はWindows、Mac、iPad、そしてApple TV(うおおおおおおお! RGTさん神!!)で動作します。

ちなみに公式サイトには「To use RGT Cycling you need two Apps; the Mobile App, which acts as your RGT Passport and the Screen App, which is used to show the screen.」という記述があるので、ZWIFTのように本体アプリ単体での使用はできなさそうです。

でもまあ、普段はApple TV 4Kとコンパニオンアプリを使ってZWIFTしている自分には、なんの障害にもなりません。むしろ有難い仕様。林檎信者の環境だと、どちらのアプリもApp Storeからのダウンロードになり、インストールまで特別な操作は必要ありませんでした。

また、特徴的なのが「モバイルアプリ(RGT Cycling)」と「スクリーンアプリ(RGT Screen)」をリンクさせる際に、画面に表示されたワンタイムパスワードを入力して認証させるところ。

ログイン操作は別に行うので、この認証にどんな意味があるかは正直わかってないのですが、同一のネットワーク上にあったら勝手にリンクされちゃうという仕様よりは安心感高いかも。

▼RGT Screenの初期画面 表示されているワンタイムパスワードをRGT Cycling側で入力するとリンクされる。

RGT Screenの初期画面

3DCGに大きな変化はない感じ。

「モバイルアプリ(RGT Cycling)」と「スクリーンアプリ(RGT Screen)」をリンクさせたら、「モバイルアプリ(RGT Cycling)」で走りたいコースを選びます。

執筆時点で選択可能な「Real Roads」のコースは8つ。

▼8bar

8bar

▼Parterberg

Parterberg

▼Passo dello Stelvio

Passo dello Stelvio

▼Canary Wharf

Canary Wharf

▼Borrego Springs

Borrego Springs

▼Mont Ventoux

Mont Ventoux

▼Cap Formentor

Cap Formentor

▼Pienza

Pienza

コース選択後にセンサーやトレーナーと接続(こちらも「モバイルアプリ(RGT Cycling)」での操作)したら、準備完了です。画面がスタート位置に自動で切り替わり、「Road Grand Tours」の世界で走り出すことができます。

▼夜のCanary Wharfをダラダラ走行。画面のクオリティ設定は3段階(「ULTRA」「MEDIUM」「LOW」)あって、この画面は「ULTRA」。

夜のCanary Wharf

走っているときのアバターの動きは、普通に滑らか。ZWIFTと比較すると背景にある建物のディティールの書き込みが甘い印象を受けたり、アバターの造形にちょっと違和感感じちゃったり、と言う部分がないわけではありません。ですが画面には精細感もあり、間違いなく一定レベルの品質はクリアしている、と言えるでしょう。

▼スプリント計測の結果を電光掲示板風に表示。恥ずかしい結果。

スプリント計測の結果を電光掲示板風に表示

ただ、去年レビューしたときと比較して3DCGの品質が段違いに変わったかというと、そんんなことはありません。アバターが正面ではなく斜め下を見続けているとか、全身のバランスがなんか微妙にずんぐりむっくり…みたいなところも、ほぼそのまんまです。

▼よりによって、デカトロンのウェアも選べる!

デカトロンのウェア

デカトロンのウェア

あ、もちろん「Road Grand Tours」の3DCGの美点と思っている「世界の奥行きを感じさせる画面デザイン」も変わっていません。

▼地平線の向こうにも道をがあることを感じさせる、この奥行き感は「Road Grand Tours」ならでは。

Road Grand Tours

▼一人称視点でカーブに差し掛かると、画面全体が斜めになるのも「Road Grand Tours」の御家芸。

Road Grand Tours

バージョンアップで、ここも変わった!

3DCGの品質は、正直なところ大きく変わっていない印象です。じゃあ、アプリが2つに分かれたこと以外に、「Road Grand Tours」の何が変わったのか? というと、それは「操作性」です。

コース選定からアバターの装備の変更、そのほかカメラアングルの切り替えや画面表示のオンオフなどなど、あらゆる操作が「モバイルアプリ(RGT Cycling)」に統合されています。ポインティングデバイスやキーボードで画面を操作することなく、スマホアプリ上ですべてが完結できる。

そのおかげで、操作性は爆上がり。ZWIFTもコンパニオンアプリでかなりの操作が可能ですが「Road Grand Tours」のほうが、この部分は一枚上手な印象です。

▼あらゆる操作はスマホで行う。

Road Grand Tours

また、アバターが「Wave」というジェスチャーをできるようになっています。面白いんですが、このジェスチャー動きがかなりビミョー。また「Ride On!」のように、誰宛かはわからないので、使いどころが全くわかりません。

▼「Wave」動作。

「Wave」動作

また個人的に気に入っている進化ポイントは、UI表示の有無をカスタマイズできるところ。走行情報や他のライダーの情報などが一切入っていない一人称画面でライドすると、バーチャル世界への没入感がググッと上がります。これ、ZWIFTではできないんですよねー。

Road Grand Tours

▼アバターをいれたキャプチャーを撮るときも、UIなしのほうがそれっぽい。

Road Grand Tours

というわけで、まずはバージョンアップしたRGTをサクッと遊んでみました。ほかにもグループライドができるようになっていたり、他のライダーと一緒に走れるらしい機能があったりと、まだまだ進化ポイントはありそうです。

そしてそして!

見逃せないのが2020年3月18日以降、本来$14,99のサブスクリプション契約が必要なプレミアム機能を含め、全機能がCOVID-19パンデミック対応として無料で提供されていること(アカウント作成後、空メールをrideitout@rgtcycling.comに送信。詳しくは公式サイト参照)。事態収束後にはしっかり課金して、この漢気に応えたいところです。

著者
などかず

美味しくご飯を食べることをモチベーションにペダルを回し、機材の性能に頼り切って「頑張らないことを頑張る」物欲系へっぽこ自転車乗り。リアルで自転車に乗れない週末にはZWIFTで合計100km以上のバーチャルライドを欠かさないものの、脚力や走行スキルについての言及は意図的に避けている模様。愛車はLOOK675、ブロンプトンCHPT3 V2、タイレルFX(これだけとは言ってない)。

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