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自転車でより速くなるために必要な「最も重要なこと」は何ですか(海外掲示板から)

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自転車レースやイベントでの成績を上げたい、と考えている方向けの話題かもしれません。より速くなるために必要な「最重要な要素」は、皆さんの場合は何でしたか? という質問スレッドを海外掲示板で見かけました。

photo by Tiago Espindola de Oliveira

以下、スレ主さんの投稿です。

特定のコンポだったり、フレーム、ペダル、パワーメーター、ワークアウト等々… どこに注力すべきか悩んでいるところです! 少しづつ速くなってきてはいるのですが、機材やワークアウト内容のアップグレードを考えています。究極的には脚がエンジンであるということは知っています。しかし、その段階は過ぎました 🙂

出典 What was the biggest piece of you becoming faster?

目立ったコメントをピックアップしてみました(抄訳・強調部筆者)。

  • 正直に答えるなら、ボリューム(量)です。年間1万マイル乗っている人にスチールのhuffy(※安価な子供向けバイクでポピュラーな米国ブランド)を与えたら、それでもピナレロで年間500マイルだけ走る人よりも速いでしょう。用品のおすすめが知りたいなら、まずタイヤ、それからホイール。それ以外の用品で得られるものはすべて極端にマージナル(些細)なものです(245いいね)
  • その通りです。私はピナレロを買ったのですがまだ死ぬほど遅いです(3いいね)
  • 私は20代のときがいちばん速かったです。それは私が若かったからではなく、あちこち走れる時間が本当にたくさんあったからです。今ではそれほどの自由な時間は夢見るだけで、手に入りません。いまは限られた時間を有効活用するためにかなりストラクチャーされたトレーニングをやっていますが、ボリュームがもたらしてくれるあのエンデュランス(持久力)が足りていないと感じます(13いいね)
  • (上の人に)次に速い時期は定年後だよ。待ちきれないな(18いいね)
  • もし速くなるのがゴールなら、私はボリュームよりも強度(intensity)のほうが重要と言っておきたい。ただ、そもそもボリュームをこなした上での話ですが(25いいね)
  • 自分より速い人達と乗るのがいい(117いいね)
  • (上の人に)その人達のドロップライドに参加して、付いていけるようになるまで苦しむのがいいです(67いいね)
  • さらにその時は地図をダウンロードしないように。置いてきぼりになったらひっきりなしに地図をチェックしながら家までロングライドしないといけない、ということ以上のモチベーションはありませんよ(50いいね)
  • ロングライド(109いいね)
  • 遠くまで走るにはゆっくり走ること。速く走るためには遠くまで走ること(53いいね)
  • (上の人に)言いたいことはわかります。ただ、ある時点では、より速くなるには速く走る努力をしなければならないと思います。自分を追い込む必要があるのです。z2を続けているだけではクリテリウムでは勝てません(65いいね)
  • 私の意見には低評価が付けられるかもしれませんが、私は長いz2をやろうと決めたら、長いz2は本当に上手になったのですが、トップエンドのスピードやスレッショルドでの能力は全然向上しませんでした(40いいね)
  • 私もエアロビックなベースが大事だというメンタルを信じてやっていました。確かに効果があります。ただ、やりすぎたと思っています。私のエアロビックベースは今ではものすごいものです。しかしトップエンドが欠けているのです。VO2 maxインターバルと30/30sがいちばん役立っています。これからストレングス・トレーニングも取り入れるところです(23いいね)
  • 一貫性(consistency)、ボリューム、ボリューム、特定の何かをやること(specificity)、ボリューム(45いいね)
  • 僕の場合はインドアトレーナーで習慣的に乗り続けると決意したことがが効きました(30いいね)

スレッド全体では「とにかくボリューム(量)が大事」という意見が目立ちました。練習の「質」と「強度」も欠かせないけれども、それもボリュームをこなした上での話である、という印象を受けました。乱暴に言うなら、つべこべ言う前にまず乗れ、ひたすら走れ、効率の話はそれからだ、という感じでしょうか。

このスレッドを読んでいて私はストリート・フォトグラファーとして世界的に有名な日本の写真家、森山大道氏が言っていたという「量のない質はない」という言葉を思い出しました。いい写真を撮れるようになるにはやまほど実際に撮ってみないといけない、ということだろうと思います。

自転車レースや他の様々なスポーツに限らず、芸術の分野(写真でも絵画でも楽器でも)にも通じる話かもしれないですね。狩猟や農業でもそうかもしれません。量をこなした上で質を考えると、上に行ける。しかし量をこなしていないのに質を考えてもあまり効果がない、とも言えるでしょうか。

量をこなしていれば確実に上位に入っていける。さらに表彰台を狙うなら練習の質を戦略的に考える。そうは言えませんか。

量をこなさなければならない、というのは、むかしは「根性論」として嫌われていたと思います。しかし私も「量をこなすのはどんな分野においても絶対に必要である」と考えるようになりました。

いまの時代、「情報」は簡単に、瞬時に手に入りますが、「スキル」の獲得には何万時間もかかります。それはこれからも永遠に変わらないと思います。

皆さんの経験談も是非お聞かせくださいね。

著者
マスター

2007年開設の自転車レビューサイトCBNのウェブマスターとして累計22,000件のユーザー投稿に目を通す。CBN Blogの企画立案・編集・校正を担当するかたわら日々のニュース・製品レビュー・エディトリアル記事を執筆。シングルスピード・グラベルロード・ブロンプトン・エアロロード・クロモリロードに乗る雑食系自転車乗り。

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