ROSWHEEL(ロスホイール・ロスウィールとも)というブランドの自転車バッグをご存知でしょうか。ROSWHEELブランドの製品自体は以前から流通しているのですが、元Raphaのデザイナーだった方がデザインを一新して再出発(?)したらしく、現行製品は以前と違いミニマルでおとなしめの雰囲気を纏っています。今日はこの新Roswheel製品を観察してみましょう。
上は「オフロード」カテゴリーに属するラック付きシートパックのミディアムサイズ。MOLLEタイプのアタッチメントシステムで、何でも雑に拡張できそうなところが良いですね。
公式 Roswheel | Bags, Stories, Accessories
転生前の姿
その前に以前のROSWHEEL製品を少し見てみましょう(以前の、と言っても現在でもAmazonでは大量に売られており、ディスコンなのか併売なのかは不明)。大きいロゴが特徴的で、こちらは見たことのある方が多いのではないでしょうか(私は頭の中でROCKBROSとROSWHEELの区別が付いていなかった…)。
しかし新しいROSWHEEL製品を見ると、単にロゴデザインが違うだけでなく、設計を含めた製品そのものが全く変わったように見えます。逆に言うと名前以外は別物に思えるほど。次のセクションで眺めてみましょう。
現在のROSWHEEL
現在のROSWHEELバッグシリーズの一例です。「ツアー」と「ロード」と「オフロード」の3つのカテゴリーに分かれており、それぞれ丸いロゴの部分がシルバーか、ブラックか、ゴールドかで識別できます。下は「ツアー」カテゴリー(ロゴが白ですね)の20Lパニアバッグですが、落ち着いた雰囲気で様々なバイクに合わせやすそうですね。外側のポケットも便利そう。
こちらは「ロード」カテゴリーのシートパック・スモール。ロゴがステルスデザインになっており、バッグ自体を目立たせたくないロード系ライダーの気持ちをよくわかっている感じですね。本体の基調色は「ツアー」と「オフロード」ではネイビーですが、「ロード」ではブラックです。
下は「オフロード」カテゴリーのハンドルバーバッグ・ミディアム。ロゴがゴールドです。
「オフロード」カテゴリーは「モダン・バイクパッキング」と呼ばれるような製品群で構成されており、パニアバッグはありません。「ツアー」カテゴリーは伝統的なツーリングバッグ群という感じで、クラシカルながらもシンプルなデザインのパニアバッグやトランクバッグ、ラック等が用意されています。他にフレームバッグやトップチューブバッグなど様々あります。
これらの新デザインのROSWHEELバッグはAmazonでもいくつか見かけますが、海外通販のProbikekitでも入手可能なようです。本記事時点ではかなり安くなっているように見えるので、気になった方はチェックしてみてはどうでしょうか。