カリフォルニア州サンディエゴに拠点を置くOrucaseが新製品「Design Labs Mini Frame Pack」を発表しました。同社のトップチューブバッグでも採用されているアクセス性の高いマグネティック・ジッパーと、超軽量ダイニーマ素材による軽量さが大きい特徴となっています。
ちなみにブランド名のOrucaseは日本語の「折る」に由来しているのだそうですよ。
公式 Design Labs Mini Frame Pack
出典 Orucase Design Labs Mini Frame Pack combines zippers & magnets for accessibility on the go
完全防水側とクイックアクセス側の2気室構成
以下、公式サイト及びBikerumorのレビュー記事から製品概要を集約します。
- 素早くアクセスできるノン・ドライブサイドのマグネティック・ジッパーが特徴
- ウルトラ・ライトウェイト・ダイニーマ素材で軽量(鉄の15倍の強度を持つ)
- 2気室に分かれる。ノン・ドライブサイドにはスマホや財布用の薄いポケット。ドライブサイドには深さ2インチのポケットがあり、補給食やカメラ、ウェア類の収納に向く
- ドライブサイドのジッパーはYKK製の丈夫な#8 アクアガード(止水)タイプを採用
- マグネティック・ジッパー側のポケットは平たいものを収納するのに向く。開いたあとは勝手に閉じる。しかし入れすぎるとなかなか閉じない
- フレームへの取り付けはベルクロ3本と2本のカムロック・ストラップ
- その気になれば前後逆にも装着できる
- 各種デバイスへのUSB給電に便利な開口部あり
- サイズ:12x6x2.25″ (30.48×15.24×5.72cm)
- 容量:2.4L
- 重量:150g(実測148gで、多量のマグネットを使っているわりには軽量)
- カラー:ブラックのみ
- 価格:$140(生涯保証付き)
Orucaseの”Design Labs”シリーズはアメリカ本国にてスモールバッチで生産される実験的なラインナップとのことで、各製品には製造番号が付されます。好評だった製品は将来的に定番モデルに組み込まれていく仕組み。あまり売れなかったら、これは限定生産品になるというわけですね。
本日のレートでは本体価格18,665円と高級品にはなりますが、超軽量素材で丁寧に作られているように見えるので、これくらいするのかもしれませんね。
Orucaseは国内でも流通しているようですが、この製品は小ロット生産なので欲しい方は本国サイトをチェックしてみたほうが良いかもしれません。150ドル以上の購入で国際送料無料だそうです。このバッグだけを買う場合は送料15ドルから。Paypal使用可能・日本にも発送できるようです。
筆者愛用のフレームバッグはこちら
ちなみに筆者が長らく愛用しているフレームバッグはBlackburnのOutpostという製品です。しっかりした生地と造りで、高級感があります。丈夫で高品質。下の写真のように、容量も変えられます(ジッパーで拡張できます)。
使い勝手は申し分ないですね。使っている人はあまり見かけないのですが、個人的にはおすすめです。ただしダウンチューブシフター(Wレバー)とは干渉してしまうので、その点だけご注意。Wレバーの位置によっては使えないバイクもあります。ヘッドチューブ側に寄せるフレームバッグは一般的にWレバーとの相性は良くありません。