GPS・サイコン製品レビュー

iGPSPORT BiNavi vs iGS800!iGPSPORT製GPSサイクルコンピュータの頂点はどっちだ?

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扉の前に立ってたのは…
お前だったんじゃねーか。
…nadokazu。

物欲のままにポチると
クレジットカードの請求額が
やべーことになるのかよ…。
(青峰の画像)

というわけで、本日の駄文はこちら!

BiNaviを認めたくない!その理由とは。

本稿はiGPSPORT iGS800を愛用している自分が、後発のiGPSPORT BiNaviにフラッグシップ機の座をあっさり奪われた事実から目を背けるために記述しました。

だってBiNaviの優位を認めてしまったら、欲しくなっちゃうじゃないですか!

いくらBiNaviが高性能・高機能・高コスパなGPSサイコンだったとしても、衝動的なポチりは家計に重大な危機をもたらします。どれだけの無理筋であろうと「やっぱりiGS800の大・勝・利!」という結論に、我田引水しなければならないのです。

手のひらひっくり返します!BiNaviはいいぞ…!

そんな激情を知ってか知らずか(知るわけない)、なんとiGPSPORT様からBiNaviを無償提供していただけることになりました。ありがとうございます!靴舐めます!

それじゃあ、いつものように勝手なことを勝手に書き殴ろう…と思って、ふと気づきました。BiNaviを手に入れてしまったら、いくら欲しくなっても家計への影響はゼロ。「iGPSPORTのフラッグシップ機は、iGS800なんだ!」と現実から目を背けて主張する意味は、もうありません。

そうと決まれば、手のひら270度回頭!!

「iGPSPORT BiNavi」はいいぞ…!

と、いうことをiGS800を比較対象にしながら確認してみようと思います。

iGPSPORT製GPSサイコンの頂点「iGPSPORT iGS800」!

「iGPSPORT iGS800」。トラディショナルブランドのハイエンド機並みのスペックを持ちながら、価格は半分以下どころか「ほぼ3分の1レベル」というコスパの暴力を振るってくるGPSサイクルコンピュータです。

クリス・フルームを起用して「箔を付けていく」ブランド戦略は、理解(わか)ってるマーケティング担当者の仕事を感じさせて個人的には好印象。

そして何より、ファームウェアv1.60でのアップデート内容が神です!競合モデルと使い比べても「iGPSPORT iGS800の勝ち!」これが、自分の偽らざる結論でした。「ハイエンドクラスのGPSサイコンで、最もコスパの高いモデル」だと思っている1台です。

▼ 参考記事

iGPSPORT iGS800 vs Bryton Rider S810!新興メーカー製サイクルコンピュータ頂上決定戦!!ポストGarminはどっちかな!?【自腹で人柱】
心にあるピュア物欲 輝いていて 一秒ごとボタンを ポチりたいnadokazuです。 というわけで、今回の駄文はこちら! 結論、「iGPSPORT iGS800」の勝ち! あれこれ書いていたら、えらい長さになってしまったので最初に結論から。自...

強力ライバルが登場!同じブランドから!?

「iGPSPORT iGS800って、コスパ最高の1台ですわ!」と思いながら、快適に使い続けていた自分の心を強く大きく揺り動かすモデルが登場しました。

「iGPSPORT BiNavi」。

公式サイトではiGS800とは別カテゴリーの「ナビゲーションサイクルコンピューター」と区分されていますが、画面解像度や対応センサーなどの主要性能はほぼ同等。それでいてお値段が1万円以上も安い!とんでもねーコスパモンスターです。

こんなスペックの製品が同じブランドから1年も経たないうちに発売されちゃうのって、なんていうフレンドリーファイアですか? iGS800の立場、無くなっちゃってない?

しかも!ネットの海を彷徨うと、「BiNaviこそが新たなiGPSPORTのフラッグシップ機」だとする記述まで見かけます。

なん…だと…?

購入から半年もしないうちに、愛用しているiGS800がフラッグシップの座からあっけなく陥落。しかも、その原因が「1万円以上も安いモデルに敗北したから」だってぇ!?

…たとえ公式がそれを認めても、iGS800使いの自分は認めません!!
兄よりすぐれた弟なぞ存在しねぇ!!

iGS800が、BiNaviに勝利しているポイントはどこだ!?

ですが安心してください。BiNaviがいくら新型とはいえ、1万円以上安いモデル。iGS800とは、ハードウェアレベルでの大差があるのです。「iGS800が弟よりすぐれた兄である」ということを、事実で証明しましょう。

バッテリー容量と稼働時間が違う!

もっとも顕著な差異が、バッテリー容量。iGS800が2,050mAhを誇るのに対して、BiNaviは1,250mAhで約6割程度の容量にとどまります。

稼働時間も公式サイトのスペック表ではiGS800が実に50時間+で、BiNaviは35時間+となっています。バッテリー容量の差が、そのまま稼働時間の差になっている感じです。

Wi-Fi接続機能が違う!

さらにiGS800は、サイコン本体から直接Wi-Fiネットワークに接続可能。あらかじめSSIDやパスワードをスマホアプリで設定しておけば、あとはスマホアプリを起動することなく走行データがアップロードできます。またファームウェアのアップデートも、iGS800の操作だけで完結できちゃう。素敵!!

それに対して、BiNaviにはサイコン本体からのWi-Fi接続機能がありません。走行データのアップロードもファームアップデートも、100%スマホアプリ経由。スマホアプリの起動とデータ連携操作で、ひと手間もふた手間も余計です。

マウントの材質が違う!

iGS800は、マウントが金属製です。BiNaviのほうは、これまで通りの樹脂製。金属製マウントの耐久性は、普通に考えれば樹脂製より明らかに上でしょう。

液晶の明るさが違う!

iGS800とBiNaviを、画面の明るさ最大にして並べてみました。iGS800の方が画面は明るく、結果として体感するコントラスト比も高くなっています。

液晶の最大輝度については公開されてない(低すぎる情報収集能力故に見つけられていないだけでは?というツッコミ不可)ので、個体差の可能性も微レ存。ですが「バッテリー容量」「Wi-Fi接続」の差異だけでも、iGS800こそ真のフラッグシップ機であると断言する根拠になるでしょう。

iGS800とBiNaviとの間には、ハードウェアレベルの機能差がある。つまり「超えられない壁」が、高く高くそびえ立っているのです。

iGS800がスタークジェガンだとしたら、BiNaviは無印ジェガン!!
ジークiGS800!!コスパで負けても、iGS800は負けておりません。

ところで、その差は実用性にどれだけ寄与するの?

iGS800を盲信する心の中のバーサーカーたちが雄叫びを上げておりますが、じゃあ「ハードウェアレベルの機能差」が「実際の使用時にどこまでの差異になるのか」を愚考いたしましょう。

「バッテリー容量と稼働時間の差異」による実用性の差は?

35時間以上ぶっ続けで自転車に乗ったりしたら、サイコンより先に人間の方が稼働限界を迎えてしまいます。50時間の稼働時間が必須!というのは、かなりのレアケースになります…よね…?

「Wi-Fi接続機能の差異」による実用性の差は?

サイコン単体でのWi-Fi接続が役立つのは、自宅など「あらかじめ設定済みのWi-Fi環境がある場所だけ」に限られます。輪行サイクリングや自転車イベントに参加したときなどは、普通にスマホアプリと接続しちゃうのでWi-Fi接続機能の出番はありません。

そもそも私、この記事を書くまでWi-Fi接続の設定を完全に忘却したままiGS800を使い続けていました。それなのにスマホアプリ経由でのデータ連携で、不便や不満を感じたことは一度もなかったです。

「マウントの材質の差異」による実用性の差は?

金属製マウントの方が、普通に考えれば樹脂製より頑丈。ただ個人的な経験だと、これまで10年以上にわたってサイコンマウントのツメが折れる事象に遭遇したことは一度もありません。むしろ、受けのアタッチメント側が欠けちゃった経験のほうは何度もあります。

「液晶の明るさの差異」による実用性の差は?

並べて比較すると、確かにiGS800の液晶の方が明るく見えます(少なくとも、私の所有している個体では)。ですが屋外で実走したときは横並びにしていても「液晶の明るさに差がある!」なんて、これっぽっちも思わなかったです。つまり、その程度の差。

BiNaviもiGS800も、普通に見やすくて高精細な液晶を使っています。これ以上を求めるのは、さすがに贅沢が過ぎるでしょう。

ハードウェア的な優位性は、iGS800に分がある。それは、間違いありません。けれど「実用上の違いって、ほぼ皆無じゃない?」としか思えないのが正直なところです。それでいて実売価格で1万円以上の差を付けているのですから、BiNaviのハードウェア仕様は実にツボを心得たコストダウン最適化に成功していると言えるでしょう。

BiNaviが、iGS800を凌駕するポイントはここだ!

それでは逆に「BiNaviはできるのに、iGS800ではできないこと」を列挙してみます。

ステータスバーが表示できる。

BiNaviは画面上部に「衛星信号の受信強度」「現在時刻」「バッテリー残量」「データ記録中を示すインジケーター(赤丸)」を表示する「ステータスバー」が固定表示できます。

iGS800もBiNaviも画面内に最大12セグメントのデータを表示できる仕様ですが、このステータスバーのおかげでBiNaviは最大で3セグメント分が節約可能です。

iGS800でも画面上部にバッテリー残量と衛星受信強度を表示できるケースはあるのですが、それは一部の画面だけ。

特に自分が最も頻繁に使うマップ+走行情報の画面では、iGS800の最上部は地図だけの表示。残りの6セグメントは速度、斜度、パワー、ケイデンス、心拍、ギアに割り当てているのでサイコンでは現在時刻が確認できません。

BiNaviならステータスバーのおかげで、腕時計をチラ見しなくても現在時刻がわかります。さらに、バッテリーの残量が常に確認できる安心感もある。1画面内に表示できる情報量をグッと多くできる「ステータスバー」の存在は、BiNaviの非常に大きな優位性だと思います。

進路変更のアラートがマップに被らない!(iClimb画面限定)

表示領域を目一杯使ったマップと最大6セグメントの走行情報が、1つの画面内に表示できる。これはBiNaviとiGS800、最大の個人的お気に入りポイントです。

なんですが!

両機とも「進路変更のアラートがマップ内に出てきて、進路変更箇所を隠しちゃう」という、本末転倒な事象が幾度となく発生。ここは走りながら毎回モニョってしまう最大の不満ポイントで、本当に何とかして欲しいと常々思っています。

この進路を隠す憎っくきアラートが、

「BiNaviで」
「iClimb画面で4セグメントのデータ表示をしている」

という2つの条件を満たすときだけは、マップ内に出てこない!ということが実走してわかりました。下の写真(何度やってもなぜかスクショが撮れない!)のように、走行情報の数値にオーバーレイする形です。

いいじゃないですか、これ!

iClimb画面の表示中は、「坂を上っている真っ最中」。自分みたいな脚力よわよわ登坂ダメダメ自転車乗りにとって、登り坂でのミスコースは生命維持の危険を伴う緊急事態に直結する重大インシデントにほかなりません。マップのルート表示がしっかり把握できるこのスタイルの表示は、実にありがたいです。

こっちのスタイルが、全部の画面の標準でよくないっすか?いや、マジで。

BiNaviが、iGS800を凌駕するポイント…だったところ(過去形)!

SR miniのブレーキ連動発光をオフにできる!

「iGPSPORT SR mini」。他ブランドのモデルと使い比べても、さすが最新型!と感じられる検知性能・精度を持つ、個人的にイチ推しのリアビューレーダーです。

なのですが、ひとつだけ難点があります。それは「やたらライトが点滅して、瞬く間にバッテリー残量が減ってしまう」こと。車両の接近を検知すると点滅するし、減速を検知してもライトが光ります(ハンドルに取り付けて観察してみたら、なんだか加減速関係なくピカピカしてるように見えましたが…)。消灯の設定をしたって、こっちの意思なんかガン無視。ありとあらゆる場面で、発光しまくりです。

AACR(アルプス安曇野センチュリーライド)で使ったときは、160km走ったあとの残量がわずか4%でしたからねぇ。

SR miniのバッテリーを消費しまくる、残念機能のひとつ「ブレーキ連動発光」。これがサイコン本体からだと、オフに設定できます。しばらく前まではBiNaviからだけ設定可能だったのですが、最新ファームではiGS800でもブレーキ連動発光をオフに設定できるようになっていました(本稿の執筆にあたってiGS800とBiNaviをいじくり倒して、ようやく気づきました)。

設定画面は システムメニュー → センサー → ライト → スマートライト連携(iGS800)/バイクライトスマート接続(BiNavi)に進むと表示され、「ブレーキ感知」をタップすればオンオフの切り替えが可能。これでSR mini稼働中のバッテリー不安が、ちょっとだけ減ります。

しかし!

接近車両検知に伴う点滅のほうは、相変わらずオフにできません。交通量の多い幹線道路をメインに走るコースだと、ブレーキ連動発光をオフにしても焼け石に水!

さらにSR miniのメイン電源を入れ直したりスリープから自動起動したりすると、せっかくオフにしたライトモードが点滅/点灯するモードに勝手に切り替わっちゃうこともあります。スマホアプリで、オフ以外のライトモードをすべてDisableに設定してるんですけどねぇ。

SR mini、なんでわざわざバッテリーを浪費する方向に向かいまくるのでしょう…?

深部体温センサーに対応できる!

こちらも当初はiGS800は非対応で、BiNaviしか対応していなかった項目(のはず)。最新のファームでは「センサー」のメニュー項目を見てみると、iGS800の方にも「CORE」という項目があります。これが、深部体温センサーのことですよね。

というか「センサー」のメニュー項目、表記に若干の差異があるものの「項目数と内容は同じ」になっていました。

もしかして、いまやiGS800とBiNaviの機能的な差異って「バッテリー容量」「Wi-Fi接続」「ステータスバーの有無」「iClimb画面での進路変更アラートの表示スタイル」ぐらいなのかも?

実際に走って、比べてみた。

3台のiGPSPORT製サイコン(iGS800/BiNavi/BSC300T)を、Route Werksのビッグハンドルバーバッグに装着して実際に走ってみました。向かったのは、あらゆる坂地獄をとり揃える貧脚の墓場「伊豆半島」。

ツラい思いをするのはわかっているのに、抽選で100名に商品が当たる「サイクルボールSeasonVI かのいちショートコンプキャンペーン」というエサにまんまと釣られています。チョロ過ぎィ!!

iGPSPORTサイコンの3台同時使用は、やめたほうがいい。

3台を同時に稼働させながら走行していると、センサー(特にSR mini)との強制切断が頻発しました。BSC300Tの電源をオフにしてiGS800とBiNaviの2台だけで走行したら途端に安定したので、「iGPSPORTのサイコンを複数台同時に使うときは2台までにしておいた方が無難」です。

さすがにこんな使い方、自分以外は誰もしないと思いますが。

BiNaviのマップはちょっとリッチ。

BiNaviのマップは、他の2モデルと比較してちょっとリッチに思えました。同じ場所を走っていても、表示が異なります(マップの設定は3台ともデフォルト)。

特に印象的だったのは、山の部分がグリーンに着色されているところ。たとえば下の写真のような場所だと

iGS800(左)は普通に道路のラインが引かれているだけですが、BiNavi(右)は谷間を抜けて左にカーブした先の斜面沿いを走っていることまでが表現されています。

ただし!リッチな表示が裏目に出てしまうことも稀にあったりするので、一概に「BiNaviのマップがいい!」とは言い切れません。上記の画面では経路を示すグリーンの線が山のグリーンに埋もれてしまって、走行中のチラ見だとルートを判別しづらかったです。

「チラ見での経路の判別しやすさ」という点だけにおいては、iGS800とBSC300T(マップの表現は、ほぼ同じ)の方に分があると感じました。

進路変更アラートがいちばん見やすかったのは?

iGS800もBiNaviも進路変更アラートの表現力は非常に高く、次の次の進路変更ポイントまで通知してくれたり、道路名を表示してくれたりします。

なんですが!

進路変更アラート表示時に、最も誘導がわかりやすいと感じたのは1万円台で買えちゃう「BSC300T」でした!

画面解像度が低いので、マップの精細感はiGS800/BiNaviに及ぶべくもありません。しかし矢印と文字だけの表示スタイルで、マップ上の進路変更ポイントが隠れにくくなっているのが超グッジョブ!枠がないぶんゾーニング不十分な印象が僅かにあるものの、それでも「経路が隠れてしまう領域を最小限に留められる!」というのは素晴らしいです。この割り切ったUI設計、英断ですわ!

マップ内、しかも進行方向に進路変更アラートを出すなら、iGS800もBiNaviもこっちの表示にしてもらった方が自分はうれしいなぁー。

実走して感じた、3台の差は?

  • RWGPSで作成されたルートデータを、スマホアプリに転送する。
  • ルートデータを、スマホからサイコンにダウンロードする。
  • ナビゲーションを起動してマップと走行データを同時表示させながら、ルートを参照しつつ走行する。
  • ゴールしたらスマホアプリ経由でログを取り込んで、Stravaに自動アップロードする。

サイクリングの計画・準備・実走、そしてデータのアップロードまでを3台同時に行ってみました。

使ってみて感じた差異は、進路変更アラートの発報タイミングの微差ぐらい。特にストレスを感じることもなく、ルートを完走できています。操作性や快適性に、特段の違いは感じられませんでした。

中でもBSC300Tがハイエンドモデル2台と並べて使っているのに、価格差を感じさせない挙動で実力の高さを見せつけてくれたのが印象的。これで1万円台って、本当にとんでもない。真のコスパモンスターって、実はBSC300Tなのかも?

▼ 参考記事

iGPSPORT BSC300T!1万円台で買えちゃうタッチパネル搭載GPSサイコンって、使いものになるの?
吹きすさぶ風がよく似合うnadokazuです。 涙で渡るポチりの大河 夢見て走るポチりの荒野 というわけで、今回の駄文はこちら! 結論!使いものになるどころか、上位モデルの存在が脅かされる! サイコンとして十分以上の機能を持ちながら、ナビゲ...

まとめ:いま買うなら、iGS800?それともBiNavi?

ハードウェアとして優位なのは、間違いなく「iGS800」です。バッテリー容量、Wi-Fi接続、そして金属製マウント。ソフトウェアでは覆せない部分に、大きく差が付いています。

ですがソフトウェアを含めた総合的な機能性であれば、自分は「BiNavi」を推します。ステータスバーで画面内の情報量が一気に増えていて、特に地図と走行データを同時に表示させながら走るときの使い勝手が段違いです。

両機とも鬼コスパなので悩ましいところですが、いま買うなら「BiNavi」で間違いないでしょう。これから個人的にメイン機として使っていくのも、圧倒的にBiNaviです。

ただし!

SR miniや深部体温センサーへの対応からもわかるように、ファームアップによって両機の機能的な差異は急速に無くなりつつあります。

今後のファームアップで「BiNaviと同等の機能性を持ちながら、ハードウェア的な優位性を発揮するiGS800」が爆誕する可能性も捨てきれません。iGS800がフラッグシップ機に返り咲く日の到来だって、無いとは言い切れないのです。

もしそうなったら、私は再び手のひらを返してメイン機をiGS800に乗り換えます!というわけで、

  • iGS800にステータスバーが表示できる。

というアップデートを超期待してます!

あと、無理を承知で個人的な願望を書くと

  • SR miniの車両接近時の点滅がオフにできる。
  • 進路変更のアラートが全画面でマップ外に表示される。

というアップデートも検討してもらいたいです!!

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著者
などかず

美味しくご飯を食べることをモチベーションにペダルを回し、機材の性能に頼り切って「頑張らないことを頑張る」物欲系へっぽこ自転車乗り。リアルで自転車に乗れない週末にはZWIFTで合計100km以上のバーチャルライドを欠かさないものの、脚力や走行スキルについての言及は意図的に避けている模様。愛車はLOOK675、ブロンプトンCHPT3 V2、タイレルFX(これだけとは言ってない)。

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