自転車用ラック、特にリアラックで問題になるのが「ディスクブレーキキャリパーとの干渉」です。「ディスクブレーキ対応」と謳われているラックであれば、ちょうど軸の長いペダルのように外側に張り出しているので干渉しないようにできるのですが、そうでない製品だと場合によっては干渉します。
▼ ディスクブレーキ対応の定番ラック、トピークのスーパーツーリストDX。対応車種が非常に広く、筆者も愛用中。初めてのリアラックを選ぶ時に悩んだらこれにしておけばまず間違いないです
下は筆者が時々使うことがある「Tubus Fly」というドイツ製のミニマルで超軽量なラックなのですが、ディスクブレーキ非対応です。普通に装着しようとすると、この自転車ではブレーキキャリパーが邪魔になって白い矢印の先にあるフレーム側の穴にボルトをねじこめません。
この場合は工具箱の中にあった「適当な(=適切な)長さ」のスペーサーを間に挿入しています。こうした空洞の筒のような部品は、必ずしも専用品にこだわる必要はなく、コーナンやカインズといったホームセンターで手に入るものを使っても問題ありません(長いボルトも一緒に調達しておきましょう)。
スペーサーを挟んでラックをインストールする時は、ラックの末端をグイッと力を入れて広げる必要があります。このTubus Flyというラックはアルミ素材なのでやりすぎは禁物なのですが、それでも片側2cmづつ、計4cmも拡張できています。耐久性については色々な意見があると思いますが、心配な方はクロモリ素材のラックを選んだほうが良いかもしれないですね。
上の写真のブレーキキャリパーはポストマウントタイプで、現在はほとんど廃れている規格です。現在主流のフラットマウントタイプのブレーキキャリパーは「でっぱり」が少ないスマートな形状をしているものが多く「ディスクブレーキ非対応」のラックでもポン付けできる場合がほとんどかもしれませんが、問題が発生した時はこうしたスペーサーで調整してみると良いでしょう。








