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超軽量輪行袋の現在

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使っている時間よりも使っていない時間のほうがはるかに長い輪行袋。それゆえにとにかく軽量なものがほしい。しかし軽量化によって犠牲になるのは、耐久性。超軽量輪行袋は、軽くて丈夫なものがほしい、というサイクリストの無茶な要求を満たすべく年々進化してきています。

超軽量輪行袋の定番というか、基準にしても良い製品は「OSTRICH SL-100 超軽量輪行袋」である、と言って差し支えないでしょう。これは2011年からCBNにレビューがある製品で、カタログ重量は本体200g・カバー80g。下の写真は筆者の手元にある個体で、2度目に購入したものです。

OSTRICH SL-100 超軽量輪行袋

このオーストリッチSL-100は流通が不安定で、ワイズロードにたまに1個、なるしまフレンドにたまに2個、amazonには在庫ゼロ、みたいな時期がよくあります。少数生産のためだと思います。本記事執筆時点では幸いamazonに潤沢に在庫があります。ロードバイク初心者・輪行初心者の方で最初にどの製品を買ったらいいかわからない、という場合はまずこれからはじめても問題ないでしょう。

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オーストリッチの輪行袋は頻繁にマイナーアップデートが施されているらしく、このSL-100も私が数年前に購入した製品とはスペックが若干違っているかもしれません。

メーカー製の市販品以外では、最近CBNにnadokazuさんが「お手製超軽量輪行袋」なる製品のレビューを投稿してくださいました。これはpekoさんという方が個人制作されている製品らしく、重量も製品によって様々らしいですがpekoさんのサイトによると緊急用は110gから存在するようです。

軽いだけじゃなく小さい。nadokazuさんの写真はモンベルの「コンパクトリンコウバッグ」との比較。

こういう個人制作プロダクトの面白いのは、メーカーが手を出せないようなギリギリのスペックを目指せるところ。この「お手製超軽量輪行袋」の耐久性は不明ですが、購入する人は耐久性は高くないことを了解した上で購入しています。もしこれが有名メーカーの製品となると、「緊急用」と謳ってもやはりユーザーからのクレームが怖いでしょう。そんなわけで「攻めた」製品を作れる個人制作は面白いなと思います。

スキルがある方は自作するのもありでしょう。たとえばtange_sazenさんはオーストリッチタイプの輪行袋を自作されています(レビュー)。

tange_sazenさんの自作輪行袋は袋のみで165g。外袋やストラップ、ショルダーベルト、サドルバッグを合わせた合計重量は231gと相当優秀なスペック。ノーマルの黒SL-100に比べて3〜40gも軽量です。

超軽量輪行袋は今後もメーカーから、そして個人制作ものとして面白いものが様々でてくるような気がします。

著者
マスター

2007年開設の自転車レビューサイトCBNのウェブマスターとして累計22,000件のユーザー投稿に目を通す。CBN Blogの企画立案・編集・校正を担当するかたわら日々のニュース・製品レビュー・エディトリアル記事を執筆。シングルスピード・グラベルロード・ブロンプトン・エアロロード・クロモリロードに乗る雑食系自転車乗り。

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