皆さん、”道の駅 記念きっぷ”というのはご存知でしょうか?
サイクリストも休憩などで立ち寄る道の駅に”道の駅 記念きっぷ”というものがあります。
最近メディアなどでも話題に上がることがある”ダムカード”は知っているかたは多いかと思いますが、実は道の駅にもこういったものが存在するのです。
”道の駅 記念きっぷ” 実物はどんなもの?
きっぷは硬券でできており、全国の道の駅で180円で販売されています(※一部取り扱いのない箇所があります。)
表面
道の駅の名称、所在地など。スタンプで日付を入れてくれます。(購入時に日付スタンプの必要を聞かれます。)
裏面
発券ナンバーとそれぞれの道の駅のオリジナル内容です。ご当地キャラだったり、特産の紹介、土地の紹介など。
私の集め方
道の駅は国道沿いに存在することが多く、それほど人里から離れていないので比較的収集は簡単です。
ダムカードを自転車で収集もしましたが、こちらはほとんどが山中であること、ヒルクライムが必要であるため、上りを苦手とする私には苦行です。(結果、ダムカードはオートバイでの収集がメインとなった。ダムカレーもいいぞ。)
収集癖のある私は、記念きっぷの存在を知るとさっそく”どのように道の駅を回れば良いか”サイクリングプランを立てていました。
私の行動範囲のなかでも岐阜県西濃地方は濃尾平野が広がっており、道の駅もそれほど山中にない為、非常に手軽に回れそうだということに。
※すべての道の駅で取り扱いがあるわけではないので事前にチェックが必要です。
いざ収集
愛知、岐阜、三重の三県の県境にもなる木曽三川河口(揖斐川、木曽川、長良川)付近に道の駅 立田ふれあいの里があり、こちらは名古屋市を西に抜けた先にある道の駅なので普段からライドの待ち合わせに使うことも。食堂も併設されており土日は賑やかです。れんこんの名産地でれんこんかば焼き丼と少し変わったメニューがあり。
到着し、どこだどこだと探してみるも良く分からず・・・それらしい表記もありません。
観光案内所に聞いてみると、直売所のレジで購入が可能ということ。
野菜をかご一杯に抱えたお母さん方の並ぶ会計レジに並び、レジにて記念きっぷの購入の意を伝え無事に記念きっぷを購入しました。
道の駅は24時間利用可能ですが、記念きっぷが購入できるのは施設の営業時間内のみと捉える。
そこから長良川沿いに北上すると道の駅 クレール平田があります。
平田クリテリウムや東海シクロクロスなど、東海地方の草レースが頻繁に開催される場所でもあります。
こちらも同様に物産レジにて購入できました。
岐阜市街方面に進路を変え、道の駅 柳津へ。
こちらはお土産コーナーで購入。道の駅標識マグネットやキーホルダーなど、時々見かけるお土産のところに記念きっぷのポップがあったのですぐに分かりました。
この日は各務原市で開催された東海シクロクロスと、航空自衛隊各務原基地で行われた航空祭を同時に楽しむという濃い一日でした。
収集第二弾
再び木曽三川河口付近から北上し、岐阜県本巣市へ。久々にサイクリング+カフェランチの組み合わせがしたくなったのでカフェレストラン コルマールへ向かう。
その前にまずは道中にある道の駅 富有柿の里いとぬきで記念きっぷ入手。
直売場のレジで購入。立ち寄った道の駅の中でも規模も小さく、直売場の外も鉄管と波板でできており非常に手作り感がある。正直、記念きっぷが店員のおばちゃんに伝わるか不安でした。
どこの道の駅でもスムーズに販売してくれるので需要があるようです。
コルマールでランチを済ませ、道の駅 織部の里もとすへ。鉄道の駅が併設が併設されている珍しい道の駅。
広い施設内を見て回り、物産コーナーで購入。
名古屋鉄道 谷汲線の廃線跡を辿りながら山の中へ。谷汲線の終点駅「谷汲駅」を通過する。
道の駅 夢さんさん谷汲に到着。
平日ということもあり、利用者は非常に少ない。このあたりは交通量も極端に少ないうえに道幅も十分にあり非常に軽快に走れます。
こんなところに道の駅があることにやや疑問を感じますが、物産コーナーで記念きっぷを購入。
南に進路を変え、山の中から人里へ。平地に降りてきて田畑の中を抜け民家や商店が増えてくると文明を感じる。
道の駅 パレットピアおおの。東海環状自動車道開通を見越してのことだろう。かなり広い道の駅だ。
レストラン、パン屋、カフェも入っていて非常に広く催し物もできそう。物産コーナーで購入。
西へ進路を変え道の駅 池田温泉へ。
池田温泉は名前の通り温泉施設があり、道の駅内にも足湯があります。売店も多め。
この道の駅で面白いのが空飛ぶ自転車ラック。
高台から濃尾平野を見渡せる絶景。
まとめ
道の駅間を結びながら走るルートをご紹介しました。
出かけた際に立ち寄った道の駅の記念として購入するようにしています。記念きっぷの存在を知ったのが2018年夏ごろと比較的最近なため、それ以前に立ち寄った道の駅 記念きっぷが入手できなかったことが悔やまれますが、再びその地を訪れてみるのも悪くは無いかな。とも思ったり。
また、道の駅創立〇周年記念切符が発券されていたり、デザインが更新されていたりするので、時々チェックが必要です。
最近ではサイクリストの道の駅利用者も多い為か、サイクルラックを常設している道の駅も多くなりました。
ちなみに最近ではダムカードも配布場所が増え、比較的河口に近い堰などでも入手できるようですので、こちらも合わせて訪れてみるのも良いかもしれませんね。
皆さんも道の駅を訪れた際に収集してみては?