きつい時でも時速2kmアップできる意識の魔法

疲れていたり向かい風が厳しかったりで速度を維持できない… そんな時でも時速2kmほどアップできる魔法のようなものをご紹介します。

これは相当昔の自転車雑誌で紹介されていた小技です。たぶん月刊サイクルスポーツ。実業団の選手の方が書かれていたのかな。思い出せなくてすみません。

膝の数センチ上に点をイメージするだけ

きつい時でも時速2kmアップできる意識の魔法

ライド中、膝の上数センチ(個人的には3〜5cm付近)に「点」をイメージします。両脚の膝の上に画像の黒丸のような点があるようなイメージです。

その小さい「点」に意識を集中させます。何か強くペダルを踏み込んだりとか、頑張って回す、とかではなく、ただその「点」に集中しつつ、いつも通りにペダリングします。

するとあらビックリ、つらくてきつい向かい風の中でサイコンの時速表示が残念なことになっているのに、時速が2kmほど上がります(調子が良いと4kmくらい上がってくれる時もある)。

大体時速2km上がるというのは私の場合で、人によっては「やってみたけど全然効果ないぞ!」とか「いやもっと上がる」という人もいるかもしれません。

膝の上にイメージする点の位置も、何センチが正解なのかは知りません。そもそも記憶があやふやなので元ネタがどう書いていたか思い出せないのですが、少なくとも私の場合、この「両膝のちょっと上の2点に意識を集中する」ことで魔法でもかけられたかのように時速が2kmほどは伸びるのです。

体幹のブレが少なくなるのが理由?

でもこれをやることでなぜ時速が上がるのでしょうか。あまりよく考えたことはなかったのですが、この2点に意識を集中すると体幹のブレが少なくなるからではないかと思います。

自転車と離れた例で言えば、「猫背」から「良い姿勢」になった時に全身の筋肉が「締まる」あの感じに似ています。

非常に感覚的な書き方をすれば、疲れてダラダラしてきた時にこれをやると身体がピシッ! とする、みたいなそんな感じです(なんて非科学的な文章なんだ…)。

体幹のブレが少なくなり、ペダリングする脚からは無駄な動きが減り、大腿四頭筋を効率良く動かせるようになる、という理屈なのかな、と推測します。余分にパワーが出るのではなく、パワー伝達を最適化・最大化できるというイメージ。

ただし日常生活で良い姿勢をキープするのがそれなりに疲れるのと同様に、この「膝上2点意識集中魔法」も長時間持続するのは、少なくとも私には難しいです。

とはいえ「疲れたー、きついー、根性でがんばろ…」と自分に言い聞かせるよりも、ただ無心にこの2点に意識を集中させるほうが気持ち的にはずっとラクです。数分これをやって疲れたらちょっと休み、またこれをやる、というのを繰り返します。

おもしろいので、やったことのない方はサイクリングロードなどで試してみてください(※全然効果なかったらゴメンナサイ)。あと集中しすぎて外界への注意力が低下しないようご注意を。