BRIDGESTONE フレームポンプ PMSP81.Aを試す

CBNにくろみつさんが「BRIDGESTONE フレームポンプ PMSP81.A」のレビューを投稿して下さいました。型番「PM-SP081」もほぼ同様の製品らしいのですが、そちらもCBNにレビューがあります。

cbn BRIDGESTONE フレームポンプ PMSP81.A (kuromitsu2さん)
cbn BRIDGESTONE フレームポンプ PM-SP081 (sarenaさん・kotarouさん)

上記レビューをTwitterで紹介したところこのポンプは愛用者が多く好意的な評価が目立ったため、私も実際に購入して試してみることにしました。

BRIDGESTONE フレームポンプ PMSP81.A

まずは外観とパッケージ内容から。ボトルケージ台座に取り付けるアダプターと固定用マジックテープ、ボルト2個が付属します。後述しますが、このポンプはOEM製品らしく他ブランドからも出ています。

BRIDGESTONE フレームポンプ  PMSP81.A

携帯用のポンプでありながら空気圧ゲージを内蔵しています。黒地に白の数字がBARで白地に黒の数字がPSIです。赤線が現在の空気圧。

BRIDGESTONE フレームポンプ  PMSP81.A

ヘッドは仏式・米式兼用で、私が買ったものは初期状態で仏式でした。米式で使いたい場合はゴムパッキンと樹脂パーツを上下逆にセットします。

BRIDGESTONE フレームポンプ  PMSP81.A

ハンドルが付いています。最初外し方がよくわからなかった(笑)。パキッとフリップさせるとこうなります。

BRIDGESTONE フレームポンプ  PMSP81.A

空気圧ゲージはガイドにセットされていて、このまま上に引き抜くとホースを伸ばせます。

BRIDGESTONE フレームポンプ  PMSP81.A

全部展開した様子。展開前の長さは335mmで、ピストンロッドを伸ばしきると517mmでした。

実測重量は本体・ブラケット・マジックテープ・ボルト2本込みで207g。ポンプ本体のみで184gでした。

BRIDGESTONE フレームポンプ  PMSP81.A

実際に空気を入れてみます。ヘッドをバルブに差し込んだ後にレバーを立てるとロックできます。抜く時はレバーを倒します。

BRIDGESTONE フレームポンプ  PMSP81.A

空気圧ゲージは実用上問題ないと思いました。ポンプでちょうど6 BAR表示の状態をパナレーサーの空気圧ゲージで測定したところ6.1kgf/㎠程度だったので結構正確であるように思いましたが、ポンプ側の表示はわりとアバウトだと思うのでたまたまかもしれません。

パナレーサー タイヤゲージ

使用感

700x25Cのクリンチャータイヤに空気を入れてみたところ、ポンピング回数と空気圧の関係は次のような感じでした。

ポンピング回数 空気圧
100回 3 bar
130回 4 bar
165回 5 bar
195回 6 bar

ポンピング回数が110回を超える頃から抵抗を感じはじめましたが、5 BARまでは余裕で入れられました。その後もややきつくなるとは言え、フットステップとハンドルのおかげで携帯ポンプに比べたらかなり楽なものです。

700x23cタイヤを使われている方ならポンピング回数はずっと少なくて済むでしょう。と思ってsarenaさんのCBNレビュー(PM-SP081)を再読すると、100回で約5bar、170回で7.5barという結果だったそうです。

ちなみに人気の「ミニ例のポンプカーボン」で700x25Cタイヤに空気を入れる場合、100回のポンピングで約2 BARでした。このブリヂストンポンプは100回で3 BAR。しかもその100回は比較にならないほど楽です(以下、関連記事)。

例のポンプ、はもはや説明の必要がないでしょう。とは言ってもご存知ない方のために簡単に説明すると、昨年春頃から爆発的な人気を博している、とある...

少し気になったのがヘッドを外す時にバルブをかんでしまうことが多く、空気が抜けてしまうこと。慎重かつスピーディーに外す必要があるようです。

あと空気圧ゲージの動きはわりと雑です。0から1 BARまでなかなか上がらないと思ったら一気に1 BARに、という感じです。

類似製品について

このBRIDGESTONE PMSP81.Aですが、別ブランドから全く同じ外観の製品と、全く同じではないもののかなり似ている製品がいくつか出ているようです。

sosuさんのCBNレビュー(TNi ハイプレッシャーマイクロフロアポンプ(ゲージ付))によると、

  • GIYO GM-81
  • BRIDGESTONE PM-SP081 (本記事紹介のPMSP81.Aの前モデルでほぼ同じ製品と思われる)
  • TNi ハイプレッシャーマイクロ

少なくともこの3つが外観が酷似しているだけでなく、ポンピング回数と空気圧の結果も同じになるようです。

ブリヂストンのポンプだけ全長が他より4mm長いようですが、これらは基本的にGIYOが製造する同一製品と考えて良さそうです。

生産完了との情報あり

このBRIDGESTONE PMSP81.Aですが、Twitterでの情報によると生産完了品となっており、現在市場に流通しているもの・ブリヂストンの倉庫にあるものが全てだそうです。

GIYO GM-81は現在入手できないようですが、外観がそっくりで入手可能なモデルにGM-821というモデルがあります。ただ収納時全長が300mm、使用時全長が425mmと、BRIDGESTONE PMSP81.Aよりも短めです。この結果、同じ空気圧を得るために必要なポンピング回数は増えるでしょう。

一方、PMSP81.Aとほぼ同じらしい「TNi ハイプレッシャーマイクロ」はまだ入手可能。sosuさんの情報によると全長334mm。PMSP81.Aは上でも書いたように335mm。保証はできませんが同じものである可能性が非常に高いですね。ただ、ブリヂストンと違ってボトルケージ穴にサイドマウントするアダプターが付いていないようです。

他、PWTからも外観がそっくりなモデルが出ていますが、全長がやはりブリヂストンのこのポンプよりも短く、完全互換ではないように思われます。

というわけで、BRIDGESTONE PMSP81.Aの流通がなくなってしまった場合は「TNi ハイプレッシャーマイクロ」が代替選択肢となりそうです。本記事執筆時点ではTNiのほうが少し安いです。

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追記:運用についての貴重な情報

この「BRIDGESTONE フレームポンプ PMSP81.A」について運用上の貴重な情報をTwitterでお寄せいただきました。

ポンプのホース側の元部分は回転方向によって緩んでくるので要注意です(;´∀`)緩むと空気が入っていきません。(写真のようにして増し締めは可能です)

基本的に右回転のみでご使用ください。

とのことです。購入4年でこのような症状が現れたそうです。情報提供、ありがとうございました!