ダボ穴(アイレット)のあるフォークやフロントキャリアに装着できるPaul(ポール)のライトマウントを手に入れました。Gino(ジーノ) Light Mount, というのが製品名です。
公式 Gino Light Mount – Paul Component Engineering
CNC切削加工を得意とする北米カリフォルニアの工房・ポールの製品群は日本でも手に入りますが、マニアックなものなのでどれも在庫は流動的。自分の欲しいバリエーションがいつもお店で買えるとは限りません。
このGinoにはブラック・シルバー・ポリッシュの3つが用意されていますが、欲しかったポリッシュが国内になかったので筆者はだいぶ前にメーカーサイトから直接買いました。
実測重量は付属のマウント用ボルト込みで23g。公式サイトでは30gとなっているので、謎です。磨きすぎて体積が減ったのか(笑)。外径は26mm。
写真左下はNITTOランプホルダー(重量42g)に装着したCATEYE VOLT800, 右下がPaul Ginoを装着した同GVOLT70。こんな感じで、ジーノはキャットアイのフレックスタイトブラケットH-34Nをマウントするには必要十分な長さなのです。
もちろんマウント部が大きいライトはNITTO製品のほうがいいでしょう。こうやって見ると、NITTOはよりクラシカルでヨーロピアンな雰囲気がありますね。ポールの製品もクラシックな雰囲気はあるものの、よりモダンな感じとでも言えるでしょうか。
付属のボルトはM5。米国価格はブラック・シルバーが$26.50。このポリッシュが$32.50。本記事時点のレートなら3,511円。別途送料が$17(1,836円)。しめて5,347円。NITTOのランプホルダーが1,115円なのでお値段5倍弱。ライトマウントごときに何そんな金かけてんだ、と言われそうですが、欲しかったんだから仕方ない(笑)。
PaulのパーツはこれまでにもブレーキレバーやSRAM Shifter Adapterなどいくつか使ってきましたが、どれも惚れ惚れするような切削の美しい製品でした。工芸品、とまではいかなくとも、贅沢な感じがします。
ライトを装着していない時、つけっぱなしにしておいても野暮ったい感じがしないのでかなり気に入っています。
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