先日「ハブライトホルダー」というやや懐かし目のアイテムについての記事を書きました。クイックリリースのハブで使える製品ですが、スルーアクスルだとどうなるだろうねぇ、という内容です。
さて、上の記事でも触れたようにスルーアクスルでも使えるハブライトホルダーは出てきているようですし、ShtYmtさんが投稿して下さったDAVOS キャリア用フロント・リアスルーアクスル(CBNレビュー)を使うなどの裏技もあるようです(9年ぶりのご投稿ありがとうございます!)。
それ以外の方法として、バイクは限られますがフロントキャリアのダボ穴(アイレット)やフォークのダボ穴にねじ込めるタイプのライトホルダーが存在するのでご紹介します。「NITTOランプホルダー」です。
キャリアやフォークのダボ穴にねじこむライトホルダー
このNITTOランプホルダーですが、M5ボルト用の「ランプホルダー4」とM6ボルト用の「ランプホルダー3」の2種類が存在します。自分のバイクのダボ穴をよく調べてから買いましょう。私が買ったのはM5用の「ランプホルダー4」です。
ステンレス製で直径22.2mm。長さはステンレスチューブの部分で実測52.5mm。黒い先端部分まで入れると55mmでした。右側の取り付け用ナットとワッシャーが付属します。
なかなか良い質感で、ランドナーなどのスチールバイクによく似合いそうです。
参考重量は55gとあったのですが、実測ではナットとワッシャー込みで42gでした。ずいぶん違います。ちなみにKCNCのクイックリリース用ハブライトホルダーが実測で13gでした。サイクルベースあさひの「灯火-R」が31g。ネジとワッシャーを除けば「灯火-R」と同じくらいかもしれないですね。なおネジは本体に固定されていて取り外せません。
VOLT800を取り付けるとこんな感じです。若干長すぎるかな、という気がしないでもないですが、まずまず許容範囲です。
キャリアを使わないとか、そもそもフォークにダボ穴がないという方には縁のないパーツかもしれませんが、FUJI JariやJamis Renegadeなどのグラベルロードには取り付けできるのではないでしょうか。しかも両サイドに付けられるのでブルベの方にも良さそうです(購入前にネジ径の確認だけお忘れなく)。
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