今しか 買えないないないないない
機材があるんだ
たいたいたい タイレル 自転車 仲間たち
一機一台トキめく nadokazuです。
というわけで、本日の駄文はこちら!
ヒトツダケナンテエラベナイヨー!
新しい自転車には、新しい装備が必要になる。
最先端のテクノロジーで製造された、最新型のスマートフォンを買うじゃないですか。
けれど、それを「そのまま素の状態で使う」という方は、どこにもいらっしゃいませんよね? アプリを入れたり、設定を変えたりしますよね?
自転車だって、それとまったく同じだと思うのです。新しく買った自転車には追加装備を取り付けて、自分用にカスタマイズするのが当然至極。これは普通で、当たり前で、論を俟たない極めて自然な行動です。
無駄遣い?いいえ、節約です!
「自転車の購入で散財したくせに、さらなる浪費を上乗せするなんてとんでもない!バカなんですか?死ぬんですか?」
というご意見は、もちろん多々あろうかと思います。ですが、考えてみてください。
新しい自転車を買ったあと、ちまちま用品を揃えていくと結果的に家計は長期間にわたってダメージを受け続けることになります。
ですが!
自転車を買った直後に必要な用品を一式揃えてしまえば、ダメージは限定的です(家計に破滅的な影響が出るかもしれませんが)。そのうえ装備に不足のない状態を、より早く構築できます。
つまり!
これは「散財」などでは決してなく、むしろ「節約」。この完璧な理論に、反論の余地はチェーンひとコマ分すら無いでしょう。
念のため申し添えますが、新車購入でウキウキになって財布の紐が思わず弛みまくったことに対する苦しい言い訳などでは決してありません。
魔法カードの料金引き落とし日に直面する超絶にヤバい現実からも、決して目を逸らしたりして…いま…せん…。
左クリックが止まらない!ポチったオプション10選。
そんなわけで、いろいろ買い揃えてしまいました。本稿をご覧の皆様におかれましても時期とかタイミングなどに囚われることなく、購入ボタンを連打いただきたく存じます。
KINEKTサスペンションシートポスト
自転車のサスペンションなんて、無駄装備の筆頭!ペダリングで入力された力を逃しちゃった挙げ句、車重を増やすだけ!
そんなふうに思っていた私ですが、もう手の平を270度回転させてサスペンションシートポストを激推しいたします。
なにしろ路面からの突き上げを喰らいやすい小径ロードバイクで、50km以上をレーパン無しで走ったのにガラスの尻も完全ノーダメージ。
詳しくは別記事に書きましたが、コイツは凄いぜ!
▼ 参考記事
「重い」というクリティカルなデメリットは、確かにあります。けれど、それを圧倒的に上回る尻痛回避性能。あのタイレル(ここ超重要)が、純正オプション採用しただけのことはある。素直にそう思えます。
ガーミン Varia リアビューレーダーRTL515
後続車両の接近探知能力を、人間の聴覚・視覚では到底辿り着けない領域にまで拡張してくれる機材です。
こちらも別記事にいろいろ書いていますが、「エンジン音が聞こえるより早く後続車の接近を認識できる」ことの安心感は絶大。
私、もうレーダー無しで車道走行できませぬ。
▼ 参考記事
「1日持たずに切れちゃう」というバッテリーの持続時間は大きな課題だと思いますが、これだけの機能性が提供されるなら全然許せちゃいますね。
TUSITA シートポスト クオーターターンマウント
ガーミンのリアビューレーダを、シートポストに装着するためのマウントです。硬質素材製の一体型で、バンド部分をボルトで締め付けて取り付けます。
ガタつきは全く感じず、固定力は強固。見た目もスッキリして、いい感じです。
気になる耐久性は、まだ使い始めたばかりで不明。それと折り畳み自転車での使用時は、シートポストがマウント装着部よりも下がらなくなるので収納時のサイズが増大します。
でもまぁ「折り畳み時にシートポストが僅かに高くなる」なんて、「見た目」「固定強度」という2つのメリットと天秤にかけたら些細なこと。そもそもサスペンションシートポストを装着していたら、そんなの誤差以下にしかならないですし。
RIXEN&KAUL(リクセン&カウル) マイクロSL AS817
リクセン&カウルのサドルバッグ。本当は、EVAフォーム製のMICRO SHELLが好きなのですが、悲しいことに廃盤になってしまいました。
ということで現在のリクセンのラインナップ中、最も仕様的に気に入ったのがコレです。
選定のポイントは、
- 着脱が容易かつ強固なアタッチメント式であること。
- それなりの容量があること。
以上の2点。
リクセンのアタッチメントはサイズが若干大きめですが、アタッチメント自体の剛性が非常に高くて固定力が抜群。そしてバッグ側もアタッチメントが上部の広範囲をカバーしているのでフラつきが極小です。
安いサドルバッグだと、取り付けたらひん曲がってしまうぐらいアタッチメントに強度が無かったり、サドル側のカバー範囲が狭くて思いっきり左右にバッグがフラついたりします(経験者談)。
この辺り、リクセンの設計と品質は「さすが!」としか言いようがありません。値段に納得できるだけの、十分すぎる理由があります。
ギリギリのコンパクト感を保ちながら、容量が大きめなのも魅力的。輪行袋、肩掛けベルト、予備チューブ、ウインドブレーカー、CO2ボンベなどなど、輪行ツーリングに必要なツール一式をマルっと収納できています。
KNOG SCOUT(ノグ スカウト)
ボトルケージマウントに装着する、防犯サポートアイテム。
アップルAirTag互換なのでiPhoneの「探す」アプリで現在位置を表示したり、手元から離れたときに通知を受信できます。
また、振動でアラーム音を発報させることも可能。アラーム機能は専用アプリから数タップでオン/オフできるので、自分で自転車を動かしたらアラーム発報!などの、間抜けな事態も防げる仕様になっています。
専用カバーは明るいイエローで、主張が強め。本体の取り付けには専用ボルトが使われていて、普通のドライバーや六角レンチでは着脱できません。
いずれにしても自転車を持ち去られてしまったら、そこで試合終了ですよ。「これだけで完璧な防犯が可能」という製品では、決してないです(というか、そんな製品は存在しません)。
けれど、人間のクズである自転車泥棒が迅速に本機の機能を停止させるには、本体の破壊などの目立つ方法しかなさそう。自転車を持ち去ろうとした天誅を下すべき不届き者に、対応するための時間と手間をかけさせることができるでしょう。
APIDURAレーシング・トップチューブパック・ボルトオン
巨大サドルバッグでお馴染みのブランド、APIDURAからリリースされているトップチューブバッグ。ボルトオンタイプなので、タイレルFSXのトップチューブ上部にあるボトルケージマウントに装着が可能です。DAHON K3用には、ちょっとサイズが大きいかも?
フタの開閉はマグネット式なので、内容物の取り出し/収納は超絶スピーディ。防水性だって、期待できるはず(APDURAへの盲目的な信頼)。
底面にはクッション材が入っているので、走行時に一定レベルの衝撃緩和も期待できます。自分の主目的はカメラの収納用なので、これは嬉しいポイント。
雨天対策済みのケーブル穴もあって、カメラのほかにリアビューレーダー用のモバイルバッテリーも収納できています。
TOPEAK(トピーク) QR Cage Mount
ボトルケージに装着した装備を、ワンタッチで脱着できる便利グッズ。@27Kazukiさんに教えていただいて、速攻ポチりました。
前述のとおりトップチューブバッグにはカメラをはじめ、あまり放置したくない物品を入れています。このアタッチメントがあればコンビニ休憩時などで、サイコンやライトなどと一緒にトップチューブバッグをパパッと取り外すことが可能。装着もワンタッチですから、休憩から戻ったらスムーズに出発できるでしょう。最小の手間で、最大のリスクヘッジが実現します。
それにしても!
この痒いところに手が届きまくった製品ラインナップは、もはや感涙モノ。さすが俺たちのTOPEAK!としか言いようがありません。わたくし、そんなTOPEAKが大好きです。
equipt「サーディン」
コンパクトな携帯工具。なんですが、特筆すべきはこのデザイン性の高さと仕上げのよさ。工具なのにいくらでも眺めていられますし、あえて外付けしておきたくなります。
Tyrell IVEのボトルケージマウントに純正アタッチメントで装着すると、折り畳んだ時に干渉してしまうので泣く泣くバッグ内に収納していますが、FSXは干渉なし!
青い自転車と、青い携帯工具。まるでオーダーメイドしたかのような組み合わせを眺めながら、ひとりニヤついています。
レックマウントのエアロハンドル用マウントとアタッチメント一式
私の購入したTyrell FSXは、Di2装備の限定モデル(ドヤ顔)。ハンドルは一体型のVision Metron 5Dが装着されていて、普段使っているハンドルバー取り付け型のマウントが装着できません。
ゴムバンドで取り付けをするほかないのか…それだと見た目が…と、絶望していたのも束の間。レックマウントさんには、Vision Metron 5D/6D専用マウントがバッチリラインナップされていました。
さすがレックマウント!
おれたちにできない事を
平然とやってのけるッ
そこにシビれる!
あこがれるゥ!
そんなわけでサイコンにライト、ベルにアクションカメラまで。ありとあらゆる装備を取り付けました。
せっかくのエアロハンドルですが、空力削減効果は水泡に帰しております。
AGHARTA ハンドメイドフレームバッグ Tyrell FX/FSX用(前)
BMXライダーの泉谷憲治氏による、神戸のハンドメイドバッグブランド「アガルタ」のフレームバッグです。
一般流通はしておらず、直接取引によるオーダーメイド制作。メールでやりとりして仕様(生地や差し色)を決めて、料金振込後に到着を待つ流れになります。ラインナップはInstagramで見たり「アガルタ バッグ」で検索してみましょう。
外装素材はアウトドア用品でお馴染みの、X-PACやコーデュラナイロンなど、防水性/撥水性を持った素材を採用。縫製はふつうに…というか、非常に高品位。パッと見で雑さを感じるところは一切ありません。
縫い合わせ部分もバイアステープでバッチリ処理されていて、メーカー製品と比べてもまったく見劣りしません。FX用を前後で作っていただいていましたが、あまりにも気に入ってしまったのでFSX用も差し色を変えて制作していただきました。
タイレルの中の方も、このバッグのことは認識/高く評価されていて、もはやほぼ公式アイテムと化している感じ。
ちなみに「泉谷憲治」でググったら、大会優勝のリザルトがサクッと出てきました。もしかして、自分ごときが連絡しちゃいけない方だったのでは…(ものすごく丁寧で、気さくにやり取りしていただいております。念のため)。
SONY Cyber-Shot RX100 MK7
SONYのデジタルカメラ、RX100シリーズの7代目。コンパクトなボディに、大型(コンデジとしては)の1インチセンサーを搭載。初代から画質の高さには定評があり、外観そのままでバージョンアップが続けられています。
MK7の特長は35mm換算で24mm~200mmという、トンデモ高倍率ズームレンズを搭載していること。そして高いAF性能や連続撮影枚数で、割と無敵級*コンデジとしての性能を有しています。個人的には、低いアングルからの撮影がしやすいチルト式のファインダーの搭載も、非常に大きなポイントです。
これだけの機能と性能を持ちながらボディサイズはミニマムで、同程度の機能/性能を持った他のモデルよりも、明らかにコンパクトに収まっています。持ち運ぶ荷物の量が限られる自転車用途において、このサイズと高性能は嬉しすぎ。「最高…!」とヨダレを垂らしながら、呆けてしまうレベルです。
ラーメンを絞り開放で撮ると、丼の奥の海苔がボケます。明るいレンズと大型センサー装備でないと、できない芸当。
「背景を圧縮効果で引き寄せながらボカす」などの小技を使った、スマホでは撮れない写真だって撮れてしまいます。
自転車を被写体にするときは、世界最小・最軽量のマイクロフォーサーズ機「LUMIX GM1」とOLYMPUSの「45mm F1.8」の組み合わせが至高。いまでも、その思いは変わりません。
なんですが、レンズ交換式のカメラはレンズ交換と、交換レンズの持ち運びが必須になります。走行時に快適性を担保しながら運べる荷物の量は、限られているのに!
本体だけを運搬すればOK。かつレンズ交換ナシで、ありとあらゆる撮影がこなせてしまう。そんな万能さとコンパクトさの両立は、本機ならではの激烈に強力なストロングポイントです。
仕方がなかったんや…どうしようもなかったんや…。
次回予告
やめて!魔法カードの特殊能力をこれ以上使われたら、通帳に記された真っ赤な数字がひと桁増えちゃう!
お願い、買わないでnadokazu!
さらなる物欲に耐えれば、自分に勝てるんだから!
次回「全財産 死す!」デュエルスタンバイ!