お尻や背中の泥ハネなんか気にしないぜ! という方もいると思いますが、数カ所だけ小さい水たまりができていそうな雨上がりの日、新調したばかりのカラフルなジャージを汚したくない… ということもありますよね。あとは輪行のとき。バイクの汚れはワイプオールや歯ブラシで落とせるとして、ウェアがドロドロだと公共交通機関に乗るのが難しく、自転車通勤でも問題になります。
かといってマッドガードを標準装備にはしたくない、必要な時に取り付けるのも面倒だ。そんな時に便利なのがツール不要で着脱でき、携帯も可能な超軽量マッドガード「ASS SAVER」です。
スタンダードタイプ
まずは最もスタンダードタイプなものがこちら。サドルレールの奥に入れてから先端を折り曲げるだけで装着でき、ノーマルレールの多くのサドルに対応します。カラーバリエーションも豊富で、チネリやサンマルコとのコラボモデルもあります。お気に入りのデザインを探してみましょう。
使用上の留意点としては、固定が甘いとライド中になくしてしまうことがあるのと(私も紛失経験あり)、経年劣化でやや剛性が下がってくるので、使用頻度にもよりますが1〜2年くらいで買い替えたほうが良い場合があることです。簡易なフェンダーなので、耐久性は割り切って使ったほうが良いでしょう。
太いタイヤ向け
こちらはMTBやファットバイク等、太いタイヤ幅に対応したモデル。装着方法はスタンダード版と同じです。
シートポスト・シートチューブ取り付けタイプ
アスセイバーにはサドルではなく、シートポストやシートチューブに取り付けるタイプもあります。シートチューブに取り付ける場合は、リムブレーキだと干渉するので注意。こちらは大きいので携帯には不向きかもしれません。
ダウンチューブに取り付けるフロント用
こちらはフロント用で、前ハネを防止するためのもの。ダウンチューブにベルクロ2本で装着します。顔やヘッドセットへの泥はねが気になる人は併用しましょう。
フォークに取り付けるフロント用
フロント用はフォークに取り付けるタイプもあります。フォークブレード両側にベルクロで留めます。MTB用のフロントフェンダーに近い雰囲気ですね。