あまり有名ではないけれど自転車旅行に欠かせない便利ツールがあれば教えてください、というスレッドを海外掲示板の自転車ツーリングコミュニティで見かけました。役立ちそうなミニアイデアをいくつか見かけたのでご紹介します。
出典 What’s a lesser known tool you always tour with? Or that is surprisingly handy
以下、個人的に注目したコメントをピックアップしてみます。
- 夜にテント内に吊るせるフック付きの小さいライト(16いいね)
- 洗濯バサミ。紐が少しあれば洗濯物を干すのに良いし、他の多くのことでも便利に使えます(12いいね)
- (上の人に)私は小さいバインダークリップを使っています。こちらのほうが小さいです。風がものすごく強い時でも飛びません。これを2つ付けていて服が落ちてきたことがありません(12いいね)
- (バインダークリップは)たたんだ紙の地図を留めておくのにも良いから、マルチパーパスですね。あとテントの緊急修理で使ったこともあります(2いいね)
- (バインダークリップは)開いた袋をシールしたり、紙幣やなくしたら困る文書などを束ねるのにも良いです。飛行機に乗る時はパスポートに付けておいて搭乗券を留めます(4いいね)
- ジプロックのバッグ。いろんなものをまとめたり乾いたままにしておけます(エレクトロニクス・薬・清潔なソックス)。汚れもの(食べ物・臭いソックスなど)を別にするのにも良し。大きいバッグの中で小物を探しやすくなる長所もあります(18いいね)
- ガッファーテープ。ダクトテープのより良いやつみたいなもの(17いいね)
- 100万本のジップタイ(6いいね)
- ただの平たいゴム片。シンクや浴槽で洗濯する時に水をうまく貯められない時に使います(3いいね)
- アルコールを入れた小さいスプレー。傷の消毒、メガネやエレクトロニクス製品を拭いたり、火を起こすのに使えます(6いいね)
- スーパーグルー(強力瞬間接着剤)と重曹。壊れた物の半永久的な修理に使います。修理したいものにスーパーグルーを塗って、重曹を上から振りかけます。重曹は熱せられることで化学反応を起こし、スーパーグルーと合わさって数秒で岩のように硬く乾いたプラスチックを形成します。より頑丈にしたい時はこれを繰り返して何層にもします。このテクニックを使うことで、かなり大きい接着剤による「溶接」部を作れます。防水で穴開けもできてペイントもできます。金属でもプラスチックでも可。接着剤を塗る前に表面を削ると良い結果になります。マッドガードやスマホマウント・ブラケットなどもこれで修理できます。私はプラスチックのマッドガードにある金属製のL型ブラケットをこの方法で修理したのですが、雨がちなアイルランドの天候でも5年間持ちました。見た目は良くないけれど機能はバッチリです(24いいね)
洗濯バサミは私にとっても欠かせないものですが、バインダークリップのほうが応用が効きやすいのかもしれないと思いました(テントの破けたところなどを閉じる場合、普通の洗濯バサミでは無理でもバインダークリップならバネが強力なので行けるのかも)。ダクトテープ系とジップタイはほぼ定番アイテムでしょうか(テーブは携帯ポンプにぐるぐる巻いておくとかさばらないらしい)。瞬間接着剤と重曹を使って破損したものを固めるワザは今回はじめて知りました。