スポーツ車を自転車店で購入するときに必ずと言っていいほど同時購入を勧められるものがあります。それは前照灯、フロアポンプ、鍵。
かく言う私も初めてのクロスバイクを購入した際に、自転車店の店員さんに言われるがまま購入しました。
が自転車の尾灯に関しては赤色の反射板を取り付ければ法規上全く問題がないためか、その時に購入のアドバイスは無く同時購入しませんでしたし、数か月は尾灯は反射板のままでした。
しかし、夜間走行時の視認性(安全性)と、段々と光物が欲しくなっていった(カスタム欲)ことから、尾灯の購入に至りました。
デザインや取り付け方法、稼働時間、使用用途など商品によって当然違いがあり、あれこれ交換しているうちに気が付いたらかなりの数を購入していました。(汗
今まで私が購入してきた数々のセーフティライトをご紹介します。※廃盤を含む
CATEYE SL-LD120 ORBIT(廃盤)
まず最初に購入したのがSL-LD120 ORBIT。
CR2032x2。点灯30時間、点滅50時間。ホイールのリフレクターのようにスポークに固定し使用するライト。なぜかキャットアイのサイトではセーフティライトに分類されている。
仕事終わりの暗い時間に乗る機会が多かった為、また、周りに目立っていいと思った。今考えればスポーク光物ってDQ(略
待機中も電池が消費するのか、あっという間に電池が無くなり点灯しなくなる。電池交換が煩わしくヤフオクにて売却。
CATEYE TL-LD610-R(廃盤)
ここから本格的な”セーフティライト道”の始まり。
単4電池x2。LED5灯。点滅60時間、点灯30時間。かなり明るかったが、なかなかボディーが大きかった。
ロードバイク購入後、クロスバイクと一緒に友人に譲渡。
knog ストロボ(廃盤)
CR2031x2。LED1灯。点滅80時間、点灯50時間。使い勝手が良いシリコンバンドタイプ。
電池の持ちも良く、夜間は十分な発光力で目立つ。スッキリしたものが欲しく購入。
2011年頃購入。現在でもBMXの尾灯やヘルメット尾灯として活躍中。
CATEYE TL-LD630-R RAPID3
単3電池x1。LED3灯。点灯3時間、点滅80時間、ラピッド20時間。
単3電池1本サイズなので小型で、電池の準備が楽です。LED3灯だが常時点灯時は中央1灯、点滅時は両端2灯、ラピッド点滅時に3灯が光る仕様。やや暗いが電池の仕様上、仕方ないかな。
2011年頃購入。現在は通勤で使用中。
Fiber Flare ロング
単4電池x2。点灯25時間、点滅75時間。最近めっきり見る機会が減った気がするファイバータイプ。
このころからエアロフレームに乗り始め、エッジの効いたフレーム形状にはフレックスタイトでの固定が十分にはできないと判断。
また、同人誌LongRidersにてファイバーフレアライトの存在を知り購入。
明るさは今一つだが(日中はほぼ見えない)、ゴムバンドを使用した固定は自由度が高く、点灯面360度全方向である為、取り付け方向に関係ない、45度まで折り曲げ可能というメリットがあり。
ヘルメット、バックパックに取り付けようかと思いましたが、ロングは長いです。ショートならいいかも。
DOSUN LINE LR200
単4電池x1。LED5灯。点灯(Hi)5時間、点灯(Lo)9.5時間、点滅10.5時間。明るくて小型。
ラバーバンドで固定だが、本体側のベースが固い為エアロシートポストでは使用できず。
ボタンが固い、ボタン操作がHi、Lo、点滅、OFFのループ操作で面倒くさかった。
無くしても良かったのでSDA王滝、シマノバイカーズなどのMTBイベントで使用。知人に譲渡。
CATEYE TL-LD700-R RAPID X
USB充電。面発光LEDモジュール。点灯(Hi)1時間、点灯(Lo)5時間、点滅30時間、ラピッド16時間、グループライド16時間、デイタイムハイパーフラッシュ8時間。非常にスマートなデザインでカッコイイ。
ラバーバンドにて固定。本体側が柔らかいゴムになっておりフレーム形状にうまくフィットする。
オプションのシャープエアロ用ラバーベース(5447040)を使用してエアロフレームのシートポストに取り付けできるようになった。
RAPID X2 KINETICが発売されるまでサイクリング、ツーリングでの使用をメインとしていた。
夜間走行の短い200kmブルベならこれで十分かな。USB充電モデルは点灯状態での稼働時間が短い(Loで5時間)のがネック。
RAPID X2 KINETICを購入しヤフオクにて売却。
CATEYE TL-LD155-R OMNI5
単4電池x2。LED5灯。点灯60時間、点滅90時間、ラピッド120時間。
来ましたド定番セーフティライト。ブルベで見慣れるまでこれは無い。と思って敬遠していましたが今となっては2個所有です。(笑)
レンズ落下防止の為、セロテープにて固定して使っています。ツーリング時でも2個付けていくと休憩時などでランドヌールと認識されることも。
画像はOMIN5とOMNI3AUTOを点灯させた様子。
やはり魅力的なのは点灯状態での稼働時間(60時間)。夜間が10時間だとしたら6夜使用可能です。電池交換や充電が面倒くさいという人にはオススメ。忘れたころに電池が切れるので要注意!
TOPEAK Tail Lux
CR2032x1。LED1灯。点灯50時間、点滅100時間。ヘルメット用尾灯、サドルバッグにクリップで固定。
暗い。レンズ全体がスイッチになっていて押しにくい。
小型ライトはクリップ固定が使いやすい。
SDA王滝で使用し気が付いたらケースが割れていた。動作はするが防水性に不安があるので使用していない。
CATEYE SL-LD135-R NIMA2(廃盤)
CR2032x2。LED1灯。点灯15時間、点滅80時間、ラピッド70時間、パルス70時間。ヘルメット用尾灯として購入。ちなみにTOPEAK Tail Luxと比較したかった。
あまり稼働時間は長くない。固定方法はバンドのみ。シートポスト固定を前提としているのかな。クリップ固定もできるとよかった。
スイッチは押しやすいが、クリップ固定ができないのであまり便利に感じず。また、ヘルメットへの固定がしっくりこなかったのでヤフオクにて売却。
CATEYE TL-LD170K RAPID X2 KINETIC
USB充電式。面発光LEDモジュール。Lo点灯5時間、点滅30時間、ラピッド16時間。(1時間に約60回キネティックスモードが働いた場合の目安。Lo点灯3時間、点滅7時間、ラピッド5時間。)
高価なセーフティライト。運よくPBKで安く購入できました。
非常にスマートなデザイン(RAPID Xと同デザイン)でカッコイイ+加速度センサー内蔵し、減速を感知し一定時間Hi点灯するキネティックスモードを搭載。
キネティックスモードは若干のラグや反応の悪さもあるものの、足を止めた時など緩やかな減速でも時々反応します。
稼働時間は長くないものの、キネティックモードは日中でも後続へのアピールになるようで、後続を走る自動車は距離を取ってくれるように感じます。
オプションのシャープエアロ用ラバーベース(5447040)を使用してエアロフレームのシートポストに取り付け。
日帰りライドならコイツに決まり!
※シートステイの角度ではキネティックモードは稼働せず、取付位置には注意が必要です。
※スイッチを車体の右側に取り付けしないとキネティックモードの反応も悪いです。
CATEYE TL-AU135-R OMNI3 AUTO
単4電池x2。LED3灯。点灯100時間、点滅200時間、ラピッド350時間。定番セーフティライトOMNI5に明暗自動点灯機能が付きました。
OMNI5と同デザイン。それでいてお手頃価格。
トンネルなど日中でも点灯義務が発生する箇所でも電源さえ入れておけば自動点灯。トンネルを抜ければ自動消灯。さらに夜間も振動がないと自動消灯します。
ブルベなどの長距離ライドはコイツで決まり!
※明るい場所での常時点灯機能はありません。ほかのライトとの併用が良いかと考えます。
OMNI5と同様にレンズ落下防止の為、セロテープにて固定して使っています。
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CATEYE SL-WA10 WEARABLE MINI
CR2032x1。面発光LEDモジュール。点灯60時間、スロー点滅550時間、ラピッド点滅140時間。驚異の稼働時間。
クリップにてサドルバッグやバックパック尾灯で使用。
ラバーバンドでヘルメット尾灯にも、シートポストにも使用可能。電源のクリック感も良く、使い勝手は抜群です。
が、どうにも本体を固定するクリップとの連結力が弱く脱落気味。1個目はブルベで紛失。気に入っていたのでリピート購入した2個目も通勤で紛失未遂。メインライトとして使うのにはやや不安です。
マグネット内蔵なので現在は冷蔵庫にてメモを減りつけるマグネットとして活躍中。(笑
マイナーチェンジでこの辺りが改善されることを願います。
まとめ
今まで13種類のセーフティライトを購入し、現在は主にこの様に用途に分けています。
下記の5つが現在でも使い続けている先鋭セーフーティライトです。
- 通勤では CATEYE RAPID3
- エアロロードと日帰りライドでは CATEYE RAPID X2 KINETIC
- ブルベ、泊りのツーリングでは CATEYE OMNI5、CATEYE OMNI3 AUTO
- ヘルメット尾灯では knog ストロボ
こう見ていくとCATEYE製品の使用率が高いです。
シリコンバンドは使いやすい
knog ストロボは購入当時にスポーツ量販店で1,500円ほどで購入しました。
取り付け場所を選ばない使いやすさが気に入っていますが、現在は生産終了の様で入手困難なうえに安価な後続品は見当たらず。高級品に変わりましたね。
本体の機能が良いCATEYE製品
OMNIシリーズは非常に安価で購入しやすい値段です。RAPID Xは値段が張るもののデザインも良く、エアロフレームとの相性も抜群。加速度センサーを内蔵するキネティックスモードはセーフティーライトの正常進化と言えるでしょう。
またCATEYE製品はメモリ機能で消灯時のモードで点灯開始をすることができるので便利です。
取り付け方法の自由度が高い
OMNIシリーズ、RAPID3はフレックスタイトブラケット、クリップなどの選択肢があり使い勝手も良く、RAPID Xシリーズはシャープエアロ用ラバーベース(5447040)を使うことでエアロシートポストにも対応し、スペーサーX併用でフレックスタイトブラケット、クリップなどが使えるようになります。こういったブラケットパーツだけ購入が可能なのもありがたい。
おなじみのフレックスタイトブラケット。
クリップ。ストックを確認すると2種類出てきた。右側のほうが新しい商品でクリップ下部に返しが付き、固定力がアップした。
簡単に性能、取り付け方法、使い勝手、耐久性などをまとめてみました。
セーフティーライト選びの参考になれば幸いです。皆様の安全なサイクリングライフが送れますように。
以上、これが私のセーフティライト道でした。